シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001ZES

有価証券報告書抜粋 株式会社カプコン 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループ(当社および連結子会社)は、コンピュータを介した「遊文化」をクリエイトすることにより、社会の安定発展に寄与し、「遊びの社会性」を高めるハイテク企業を志向しております。そのため、時代の変化や価値観の変化を先取りし、市場のニーズに合った新商品を開発することが当社の根幹事業であると認識し、研究開発に重点をおいております。
研究開発活動は、デジタルコンテンツ事業およびアミューズメント機器事業で行っており、当連結会計年度末現在の研究開発要員は1,808名、従業員の70%になっております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発投資額は、266億91百万円(消費税等抜き)で、売上比26.1%であります。なお、研究開発投資額にはコンテンツ部分の金額を含めて記載しております。一般管理費に含まれる研究開発費は20億2百万円で、売上比2.0%であります。

セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) デジタルコンテンツ事業
当事業における当社グループのゲームソフト開発・市場投入実績は以下のとおりです。
まず、2013年を代表するタイトルである「モンスターハンター 4」(ニンテンドー3DS用)を開発し、一種の社会現象とも言われるほどの大旋風を巻き起こしました。他にもニンテンドー3DSタイトルとしましては、人気シリーズの続編である「逆転裁判5」や、新作タイトルの「ガイストクラッシャー」を開発いたしました。
マルチプラットフォームタイトルとしましては、オープンワールドタイプのアクションゲーム「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」(プレイステーション 3、Xbox 360用)、バイオハザードシリーズの原点回帰を銘打った「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」(プレイステーション 3、Xbox 360、Wii U、パソコン用)、海外をターゲットにしたシネマティックシューティング「ロスト プラネット 3」(プレイステーション 3、Xbox 360、パソコン用)を開発いたしました。また、プレイステーション4、Xbox Oneタイトルの開発も進め、「ストライダー飛竜」(プレイステーション 4、Xbox One用)、「デッドライジング3」(Xbox One用)を開発いたしました。
その他、プレイステーション 3タイトルとしましては、スタイリッシュ英雄アクションの最新作「戦国BASARA4」、アーケードにて好評を博したRPGアクションのHD化タイトル「ダンジョンズ&ドラゴンズ® -ミスタラ英雄戦記-」を開発いたしました。
日本国内オンラインゲーム市場向けにつきましては、運営サービスを行っておりますパソコンならびにXbox 360「モンスターハンター フロンティア G」における追加コンテンツの継続開発を行い、投入いたしましたほか、新たにプレイステーション 3ならびにWii Uでのサービスを開始いたしました。また、ブラウザゲーム「鬼武者Soul」の追加コンテンツの開発を行ったほか、新規にブラウザゲーム「百年戦記ユーロヒストリア」を開発し、サービスを開始いたしました。また、事業領域の拡大を図るため、台湾においてブラウザゲーム「鬼武者Soul」の配信を開始したところ、台湾の大手ゲーム総合サイト「バハムート」のブラウザゲームタイトルにて、人気ランキング1位となるなど脚光を浴び、現地法人の足場固めの端緒を開きました。
ソーシャルゲーム市場向けにつきましては、GREEプラットホームにて、「バイオハザード アウトブレイクサバイヴ」「モンハン探検記 まぼろしの島」等における追加コンテンツの継続開発を行い、投下いたしましたほか、Grani社と共同開発を行いました「モンスターハンター ロア オブ カード」を新たにサービス開始いたしました。また、Mobageプラットホームにて、「みんなと モンハンカードマスター」「みんなと バイオハザードクランマスター」等における追加コンテンツの継続開発を行い投下いたしましたほか、「バイオハザードチームサバイヴ」のサービスを開始いたしました。
スマートフォン向けアプリにおきましては「モンハン 大狩猟クエスト」や「モンハン いつでもアイルーライフ」、「モンハン商店 アイルーでバザール」といったモンスターハンターシリーズや、当社初の音楽ゲームとなる「CROSS×BEATS」や「オトレンジャー」を開発いたしました。そのほか「LINE DROP スピリットキャッチャーレイレイ」、「ドラゴンズドグマ クエスト」、「みんなと バイオハザード チームサバイヴ」、「完乗!全国鉄道の旅」、「ブレイド ファンタジア」、「ストリートファイター×オールカプコン」といったタイトルを開発し、サービスを開始いたしました。
当事業に係る研究開発投資額は235億73百万円で、一般管理費に含まれる研究開発費は18億5百万円であります。


(2) アミューズメント機器事業
P&S開発部門の遊技機筐体事業におきましては、パチスロ遊技機「デビルメイクライ4」、「モンスターハンター月下雷鳴」を開発いたしました。
「デビルメイクライ4」では、ゲームの特徴であるスタイリッシュアクション要素を専用筐体の各仕様や映像演出に盛り込み、世界観を再現しております。また、「モンスターハンター月下雷鳴」では、モンスターをイメージした専用筐体と映像演出では「狩り」をゲームシステムに取り入れ、数々のモンスターとの狩猟が楽しめる新感覚の遊びとして創り上げております。
ソフトウェア受託事業におきましては、ぱちんこ遊技機「CRバイオハザード」「ぱちんこCRモンスターハンター」を開発いたしました。「CRバイオハザード」では、「サバイバルホラー」をパチンコ演出に盛り込み、恐怖体験の出来るぱちんこ機をお楽しみいただけます。「ぱちんこCRモンスターハンター」では、モンスターハンターの世界観をそのまま再現し、パチンコを楽しみながら緊迫感のあるモンスターとの討伐も同時に楽しめる演出に創りあげております。
業務用機器販売事業につきましては、2009年の発売より、好評を博しておりました「マリオパーティ ふしぎのコロコロキャッチャー」のバージョンアップ版となる、8人用メダルゲーム機「マリオパーティ ふしぎのコロコロキャッチャー 2」を開発し、販売いたしました。また、当社主力IPである「モンスターハンター」を使用した4人用メダルゲーム機「モンスターハンター メダルハンティング コンパクト」を開発し、株式会社セガへ販売委託を行うことで販売拡大に努めてまいりました。
メダルゲーム機以外のジャンルにおきましては、アーケードレースゲーム機「モンハン日記 プリプリプーギーレース」、プライズゲーム機「ポチ☆トレ」を開発、販売いたしました。
当事業に係る研究開発投資額は31億17百万円で、一般管理費に含まれる研究開発費は1億97百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02417] S1001ZES)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。