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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022JR

有価証券報告書抜粋 藤森工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループでは、ライフサイエンス分野・情報電子分野において、当社の基盤技術であるコーティング及びラミネーティング等に、種々のソリューション技術を付加し「技術の複合化」を行うことにより、市場ニーズに対応した新技術・新製品の開発を通じて新たな価値を創出すべく、研究開発活動を推進しております。
中長期に向けての研究開発の方向性としてはライフサイエンス分野では「医薬/医療周辺・環境対応関連・生化学(バイオ)」の3分野、情報電子分野では「グリーンIT・エネルギー関連素材・情報端末」の3分野を目指し、研究開発に取り組んでおります。
研究開発体制としては、常に新しい技術を必要とするシーズテーマの収集を行い、新技術の開発に努める一方、市場・お客様からの種々な要望を広く市場ニーズ(潜在・顕在)として捉え、マーケティング活動を通じてニーズを具現化し、独創的な当社の「コトづくり」と「モノづくり」の手法により新たな価値を創生し、世の中に送り出しています。
なお、当連結会計年度の研究開発費用の合計は、21億96百万円(前年同期比6.3%増)であります。
各セグメント別の主な研究開発活動は以下のとおりであります。

(ライフサイエンス事業)
医薬/医療周辺分野では、非吸着・低溶出型の包材「NIフィルム」を用いた薬液バッグに121℃滅菌対応の新製品をラインナップし、来年度より販売を開始致します。国際的な動向として注目されているPIC/S(医薬品査察共同スキーム)対応に適合した製品であり、これにより製品のグローバルな展開が可能となりました。食品・生活用包装材料では環境にやさしい環境対応包装としてバイオマス原料を使用する為の研究開発に取り組み、バイオマス原料を使用した詰め替えバッグを粧業用途へ拡販致しました。また。さらに生化学(バイオ)分野として血栓症の予知などに使用される血栓観測システム「T-TAS」を完成させ、医療施設・国内外の大学と共同し臨床データーの収集に努め、その結果を(学会・論文)発表し、国内外の展示会に出品する事により、医療業界への認知度を高める活動を行っております。

(情報電子事業)
情報電子関連分野では、情報端末製品、特に「スマートフォン」など情報端末製品部材製造時に用いられる、良好な貼り合わせ性能と再剥離性能を持ったプロテクトフィルムのラインアップを拡充致しました。また、粘着ソリューション事業強化のため、粘着剤のテストプラントを研究所に設置致しました。剥離フィルムでは、光学用粘着製品用の製品開発を推進し、剥離剤の移行が少ない軽剥離品の拡充を行いました。また特殊ディスプレイに使用する外光低反射型透明電磁波シールドフィルムを開発し製品化致しました。さらに、特殊製法による透明導電性フィルムの開発を進めており、タッチパネル、照明用電極などへの用途開発を進めております。
エネルギー関連分野では成長著しいリチウム2次電池(ソフトバッグ)用に不可欠な部材として、タブリード材、タブリード用接着フィルム、アルミラミネート包装材等を中心に研究開発に取り組み、モバイル用タブリード用接着フィルム、アルミラミネート包装材を販売しております。また、更に市場の伸びが期待できる動力用大型リチウム電池用のタブリード材及びアルミラミネート包装容器の開発を進めております。

(建築資材事業)
建材関連分野では、昨年に引き続き建設従事者不足が深刻化している中で、当社グループの保有する技術を組合せ、省力化と共に品質向上に寄与する製品開発及び工法改良に取り組んでおります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02423] S10022JR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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