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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029RK

有価証券報告書抜粋 株式会社アーク 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の世界経済は、米国経済においては緩やかに回復し、欧州の景気においては回復傾向が持続しているものの、内需の伸び悩み等により低成長が長期化しました。また中国を含む新興国においては景気成長の鈍化等、総じて弱い動きとなりました。国内経済においては円安・株高やアベノミクス効果により緩やかな回復基調を見せたものの、海外経済の下振れ等により先行き不透明な状況で推移しました。その中で、規模の適正化、事業再構築の推進、並びにグローバル事業の拡大に向けた諸施策を講じてまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高51,654百万円(前年同期比36.8%減)、営業利益3,124百万円(前年同期比23.7%減)、経常利益4,159百万円(前年同期比6.7%増)となりました。また、事業構造改善費用として1,711百万円の特別損失を計上した一方で、関係会社株式売却益として4,300百万円の特別利益を計上したこと等により、当期純利益8,531百万円(前年同期は当期純損失805百万円)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 開発支援事業
開発支援事業におきましては、国内では、自動車をはじめとする輸送機器分野におきまして、引き続き円安効果に支えられた輸出企業の好調及び個人消費の拡大に伴い、業績は緩やかに回復しましたが、民生機器分野では需要の落ち込みが見られました。海外では、欧州とアジアにおいては、自動車をはじめとする輸送機器分野における需要が堅調に推移しました。その結果、売上高37,249百万円(前年同期比21.1%増)、営業利益3,363百万円(前年同期比3.7%減)となりました。なお、当連結会計年度末までに連結除外した子会社の影響はありません。
② 量産事業
量産事業におきましては、ソルプラスグループ及びサンジェントグループの売却に伴い、当社(日本)の量産事業のみの事業活動となり、事業領域が大幅に狭小となりました。その結果、売上高7,319百万円(前年同期比78.5%減)、営業利益667百万円(前年同期比66.5%減)となりました。なお、当連結会計年度末までに連結除外した子会社の影響を除くと、売上高は前年同期比45.6%減、営業損失は20百万円(前年同期は営業利益33百万円)となりました。
③ 金型事業
金型事業におきましては、海外においては、事業再生計画に基づき利益率の良い改造・メンテナンス事業に注力したことにより、収益性が回復しました。海外の内、フランス自動車業界における景気減退により同国の販売が減少しましたが、メンテナンスや一括受注への事業改善が進み収益性の改善を達成いたしました。一方、国内においては、量産金型事業を営む岐阜精機グループの売却に伴い、当社グループの国内における金型事業専業の企業集団はなくなりました。その結果、売上高9,166百万円(前年同期比52.5%減)、営業利益357百万円(前年同期は営業損失67百万円)となりました。なお、当連結会計年度末までに連結除外した子会社の影響を除くと、売上高は前年同期比10.3%増、営業利益は267百万円(前年同期は営業損失408百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度の末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して6,644百万円減少し、15,864百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,954百万円(前連結会計年度比44.6%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益7,691百万円(前連結会計年度3,155百万円の損失)、減価償却費1,507百万円(前連結会計年度比39.7%減)、事業構造改善費用1,711百万円(前連結会計年度比80.4%減)、投資有価証券売却損益△1,046百万円(前連結会計年度77百万円の売却損益)、関係会社株式売却損益△4,300百万円(前連結会計年度△68百万円の売却損益)、及び法人税等の支払額984百万円(前連結会計年度比22.3%増)があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は10,266百万円(前連結会計年度比180.3%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,182百万円(前連結会計年度比58.1%減)があったものの、投資有価証券の売却による収入1,972百万円(前連結会計年度比124.4%増)、関係会社株式の売却による収入3,226百万円(前連結会計年度比18.8%減)、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入5,906百万円(前連結会計年度比5.4%増)、長期貸付金の回収による収入1,342百万円(前連結会計年度13百万円の収入)があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、20,654百万円(前連結会計年度比69.8%増)となりました。これは主に、長期借入金の純減による支出20,330百万円(前連結会計年度比96.0%増)があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02446] S10029RK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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