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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BAX

有価証券報告書抜粋 東映アニメーション株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の各種政策効果や消費税率引上げに伴う駆け込み需要もあり個人消費や企業収益が持ち直し、景気は緩やかな回復傾向が見られました。
当社グループを取り巻く事業環境におきましても、依然として少子化やテレビ用アニメーションの視聴率低下傾向、娯楽の多様化等により厳しい状況が続いておりますが、一方では劇場用アニメーションの活況や定額課金の普及による映像配信の伸張、スマートフォンやタブレット型端末向けアプリ等の新たなメディアやサービスの拡大の他、政府によるコンテンツ支援策の下、持ち直しが期待される海外市場等、アニメーションビジネスの成長機会が見込まれる分野も数多くあります。
こうしたなか、当社グループは、国内で「ワンピース」、「ドキドキ!プリキュア」、「聖闘士星矢」シリーズ、海外で「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズ、「聖闘士星矢」シリーズを主とした、テレビ・映画・ブルーレイ・DVD・携帯端末・インターネット等への映像製作・販売事業や、キャラクターライセンス等の版権事業、キャラクター商品の開発や販売等を行う商品販売事業、キャラクターショー等を行うその他事業を展開いたしました。
この結果、当連結会計年度における売上高は310億27百万円(前連結会計年度比7.8%減)、営業利益は36億2百万円(同24.5%減)、経常利益は39億40百万円(同25.1%減)、当期純利益は23億33百万円(同29.1%減)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。
なお、セグメント損益は、営業利益ベースの数値であります。

[映像製作・販売事業]
劇場アニメ部門では、2013年3月に「映画プリキュアオールスターズNewStage2」と「ドラゴンボールZ 神と神」、7月に「劇場版トリコ」、9月に「キャプテンハーロック」、10月に「映画ドキドキ!プリキュア」、2014年2月に「手塚治虫のブッダ2」、3月に「映画プリキュアオールスターズNewStage3」を公開しました。「キャプテンハーロック」の製作収入が大きかったことに加え、2014年6月公開予定の「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」の製作収入を計上したこと等から、前連結会計年度と比較して大幅な増収となりました。
テレビアニメ部門では、「ワンピース」、「ドキドキ!プリキュア」、「トリコ」、「聖闘士星矢Ω」、「探検ドリランド」、「京騒戯画」、「ロボットガールズZ」の7作品を放映しました。新作の放映本数が増えたこと、またライブラリー作品の放映権販売が好調に稼動したことから、増収となりました。
パッケージソフト部門では、映画「ワンピースフィルム Z」や劇場公開の効果があった「ドラゴンボール」シリーズのブルーレイ・DVDが好調に推移したものの、前連結会計年度にあった遊技機向け映像製作に相当するものがなかったこと等から、全体としては減収となりました。
海外部門では、「ワンピース」をはじめとする複数作品の中国向け大口映像配信権契約や、映画「キャプテンハーロック」の海外配給契約があったことに加え、「セーラームーン」シリーズの販売も好調に稼動し、為替の影響もあり、大幅な増収となりました。
その他部門では、テレビやパソコン、携帯端末向けの映像配信サービスは、配信チャンネルの増加もあり好調に稼動しましたが、前連結会計年度に好調に稼動したソーシャルゲーム『聖闘士星矢 ギャラクシーカードバトル』が軟調に推移したことから、全体としても大幅な減収となりました。
この結果、売上高は139億19百万円(前連結会計年度比3.8%増)、セグメント利益は5億20百万円(同41.8%減)となりました。


[版権事業]
国内部門では、ライブラリー作品で遊技機の大口契約があった一方、前連結会計年度に好調に稼動した「ワンピース」が軟調な展開となったこと等から、大幅な減収となりました。
海外部門では、台湾や中国を中心としたアジア圏において「ワンピース」の商品化が好調に推移し、また為替の影響もあり、大幅な増収となりました。
この結果、売上高は104億94百万円(前連結会計年度比10.9%減)、セグメント利益は42億99百万円(同8.1%減)となりました。

[商品販売事業]
商品販売部門では、前連結会計年度には映画「ワンピースフィルム Z」の劇場公開に伴うタイアップや販促関連の商品が高稼動だったことの反動減から、大幅な減収となりました。
この結果、売上高は54億51百万円(前連結会計年度比22.8%減)、セグメント利益は1億9百万円(同47.1%減)となりました。

[その他事業]
その他部門では、「ワンピース」の催事イベントや「ドキドキ!プリキュア」のキャラクターショー等を展開しましたが、前連結会計年度にあった東京での『ワンピース展』に相当する催事がなかったことから、大幅な減収となりました。
この結果、売上高は14億15百万円(前連結会計年度比14.2%減)、セグメント利益は1億92百万円(同34.4%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ15億47百万円減少し、当連結会計年度末には106億22百万円となりました。
その要因は次のとおりであります。
なお、連結貸借対照表に掲記されている現金及び預金勘定143億22百万円との差異は、預入期間3ヶ月超の定期預金37億円であります。

[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動の結果得られた資金は、17億9百万円(前連結会計年度は39億47百万円の獲得)となりました。資金の増加の主な内訳は、税金等調整前当期純利益39億40百万円、たな卸資産の減少5億83百万円、利息及び配当金の受取額2億40百万円、資金の減少の主な内訳は、法人税等の支払21億73百万円、仕入債務の減少3億62百万円、営業活動によるキャッシュ・フローのその他の減少7億99百万円であります。なお、減価償却費3億96百万円は、資金の発生しない費用であるため、キャッシュ・フロー計算書では資金増の要因となっております。


[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動の結果使用した資金は、27億19百万円(前連結会計年度は89百万円の使用)となりました。
資金の増加の主な内訳は、貸付金の回収による収入24億15百万円、資金の減少の主な内訳は、貸付けによる支出30億40百円、定期預金の預入による支出20億円であります。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動の結果使用した資金は、9億24百万円(前連結会計年度は14億39百万円の使用)となりました。これは、主に配当の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02458] S1002BAX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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