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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001V7J

有価証券報告書抜粋 株式会社ブロッコリー 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国の経済は、政府による経済対策や金融緩和政策等の効果により、円高の是正や株価の上昇が進み、企業収益が改善傾向に向かい、個人消費にも持ち直しの動きが見られるなど、緩やかながら景気は改善傾向で推移いたしましたが、円安の影響による輸入物価の上昇や、消費税増税による消費減退への懸念などにより、景気の先行きにつきましては、不透明な状況にあります。
このような経営環境のもと、当社が属するエンターテイメント業界におきましては、ソーシャルゲーム市場の成長率に鈍化傾向が見られたものの、スマートフォン・タブレット端末の急速な普及により、端末にインストールして遊ぶアプリゲーム市場が拡大傾向にあります。また、家庭用ゲーム市場につきましては、欧米で先行発売された新型の据え置き型ゲーム機が、好調な売上を記録した結果、ゲーム専用機の潜在需要も改めて確認され、企業間競争は依然として激化傾向にあります。
当社は、かかる経営環境下において、収益力の更なる向上の実現に向けて、①リアルグッズの拡大 ②『うたの☆プリンスさまっ♪』の“ムーブメント化”への推進 ③カードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス):略称Z/X(ゼクス)』の拡大 ④マーケティングの一層の強化 ⑤従業員のモチベーション向上と、緊急事態におけるBCP(ビジネス・コンティニュイティ・プラン)の強化を今期の課題とし、「自社内にて開発するコンテンツのヒット創出及びハイリターンの追求」、「リアルグッズ製作での確実な収益確保」の2つを両立する事業戦略(ツインエンジン化)を推進してまいりました。
このような状況下、当事業年度の売上高は6,786百万円(前年同期比155.2%)、売上総利益率は50.4%(前年同期比6.7ポイントアップ)、売上総利益は3,416百万円(前年同期比178.6%)となりました。
この主な要因としましては、以下のとおりとなります。
ゲーム部門につきましては、2013年8月に出荷を開始いたしました『うたの☆プリンスさまっ♪MUSIC2』が、9月19日売り号の週刊ファミ通売上ランキング第1位を獲得するなど、大変好調であり、同年2月より出荷を開始しておりました『うたの☆プリンスさまっ♪All Star』をはじめ、関連作品のバックオーダーも好調でした。また、新規タイトルとして9月に『明治東亰恋伽』を、10月に『神々の悪戯』を発売し、いずれも堅調に推移いたしました。CD部門につきましては、当社ゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪』を原作としたTVアニメ第2期『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』の2013年4月からの放映に伴い、5月から6月にかけてリリースいたしました『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%アイドルソング』シリーズ計7作が全作品週間オリコンシングルランキングTOP10入りを果たし、12月から2月にかけてリリースいたしました『うたの☆プリンスさまっ♪劇団シャイニング』シリーズ計3作が全作品週間オリコンアルバムランキング2位にランクされるなど大変好調な売上であり、ゲーム・CDの両部門ともに期初計画を上回ることができました。カードゲーム部門につきましては、2012年7月から発売され、2014年1月に第7弾『運命の相剋』を発売し、同月からTVアニメ『Z/X IGNITION(ゼクス イグニッション)』も放映されました、トレーディングカードゲーム『Z/X(ゼクス)』シリーズの売上が好調であり、期初計画を大幅に上回りました。また、グッズ部門につきましても、当社女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズが好調であり、他社男性向けコンテンツのヒットにも恵まれ、ライセンスを受けたグッズも好調でした。
販売費及び一般管理費につきましては、販売手数料や人件費等の増加等により、1,265百万円(前年同期比117.3%)となりました。
この結果、営業利益は2,151百万円(前年同期比257.8%)、経常利益は2,150百万円(前年同期比258.0%)、当期純利益は1,908百万円(前年同期比217.5%)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度においては、営業活動において2,106百万円の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)を獲得し、投資活動においては67百万円の資金を使用し、財務活動においては208百万円の資金を使用しました。この結果、資金は当事業年度末に3,084百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2,106百万円(前事業年度は714百万円の獲得)でした。主な内容は、売上債権の増加76百万円、仕入債務の減少29百万円などのマイナス要因に対し、税引前当期純利益の計上による2,149百万円、減価償却費の計上による27百万円、役員賞与引当金の増加20百万円、賞与引当金の増加4百万円などのプラス要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は67百万円(前事業年度は611百万円の使用)でした。主な内容は、定期預金の預入による支出200百万円、払い戻しによる収入300百万円、事業分離に伴うポイント精算による支出100百万円、有形固定資産の取得による支出12百万円、無形固定資産の取得による支出47百万円などであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は208百万円(前事業年度は123百万円の使用)でした。主な内容は、配当金の支払額194百万円、リース債務の返済による支出15百万円などであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02463] S1001V7J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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