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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023PG

有価証券報告書抜粋 株式会社マーベラス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


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当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析は、以下のとおりであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従って作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における財務状態、経営成績に影響を与えるような見積り・予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り・予測を実施しております。

(2)財政状態の分析
当社グループの当連結会計年度末の財政状態につきましては以下のとおりであります。
当連結会計年度末の資産残高は、売上高が順調に推移し、現金及び預金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,474百万円増加し、16,816百万円となりました。
当連結会計年度末の負債残高は、長期借入金の返済等による減少があったものの、未払金や未払法人税等が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ248百万円増加し、4,895百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産は、配当により利益剰余金が減少したものの、当期純利益等の計上により、前連結会計年度末に比べ1,226百万円増加し、11,921百万円となりました。
1株当たり純資産は223円02銭(前連結会計年度は200円07銭)となり、自己資本比率は70.9%(前連結会計年度は69.7%)となりました。

(3)経営成績の分析
(売上高及び営業利益)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ2,751百万円増収(前期比15.6%増)の20,330百万円となり、営業利益は、前連結会計年度に比べ676百万円増益(前期比29.0%増)の3,006百万円となりました。
オンライン事業におきましては、PCブラウザゲーム「ブラウザ三国志」等の既存主力タイトルが健闘したほか、モバイルブラウザゲームでは、2013年9月に「ハイスクールD×D」をリリースしました。アプリゲームでは、2013年12月にリリースした、ネイティブアプリ版「剣と魔法のログレスいにしえの女神」が好調な立ち上がりとなりました。
コンシューマ事業におきましては、2013年5月発売の「ヴァルハラナイツ3(PS Vita)」が順調な販売となりました。また、2014年2月発売の「牧場物語 つながる新天地(ニンテンドー3DS)」は、前作を上回る受注ペースとなり、好調な販売を記録いたしました。さらに、当社のオリジナルタイトルの新作として、「幕末Rock(PSP)」、「ヴァルハラナイツ3 GOLD(PS Vita)」を2014年2月に、「デカ盛り閃乱カグラ(PS Vita)」を2014年3月に発売いたしました。その他、前期発売の「閃乱カグラSHINOVI VERSUS -少女達の証明-(PS Vita)」や「朧村正(PS Vita)」等の旧作リピート受注が好調に推移したほか、海外事業につきましても、米国子会社Marvelous USA, Inc.の販売が順調に推移いたしました。アミューズメント部門につきましては、2012年7月に稼働を開始した、キッズアミューズメント筐体の「ポケモントレッタ」が好調を継続しており、当事業の収益に大きく貢献いたしました。
音楽映像事業におきましては、プリキュアシリーズのTVアニメ「ドキドキ!プリキュア」や当社主幹事作品のTVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の映像商品化を行い、いずれも順調な推移となりました。また、当社グループ所属アーティストの「vistlip」に関しましても、シングル、アルバムのセールスが好調に推移いたしました。ステージ制作部門につきましては、「ミュージカル『テニスの王子様』」において合計134公演分の実績を計上し、関連DVDを9作品発売いたしました。次に、「舞台『弱虫ペダル』」につきましては、観客動員数、関連DVDの売上がともに大きく飛躍し、当事業の主力シリーズに成長いたしました。また、「ミュージカル『薄桜鬼』」につきましても、順調に収益を伸ばしました。

(経常利益)
当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度2,325百万円に対し3,041百万円(前期比30.8%増)となりました。
為替相場の変動による影響で為替差益を58百万円計上したほか、連結子会社の事務所の移転に伴い、事務所移転費用を21百万円計上しております。

(当期純利益)
当連結会計年度の当期純利益は、前連結会計年度1,919百万円に対し1,882百万円(前期比1.9%減)となりました。
法人税、住民税及び事業税783百万円、法人税等調整額317百万円をそれぞれ計上いたしました。

(4)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記の通りです。
2010年3月期2011年3月期2012年3月期2013年3月期2014年3月期
自己資本比率(%)4.17.966.669.770.9
時価ベースの自己資本比率(%)33.247.163.6203.5267.0
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)-155.599.030.116.9
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)-21.754.7280.3490.0
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースでの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1 いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3 キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを利用しております。
4 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
5 2010年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率とインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02467] S10023PG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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