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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023PG

有価証券報告書抜粋 株式会社マーベラス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績の状況
当社グループが属するエンターテイメント業界では、スマートフォンの急速な普及により、スマートフォンゲーム市場が急拡大いたしました。特に、AppStoreやGooglePlayといったアプリマーケットの成長には著しいものがありました。家庭用ゲーム市場におきましては、新型の据え置き型ゲーム機「PlayStation 4」が、先行発売された欧米に続き、国内でも非常に好調なスタートとなりました。アーケードゲーム市場につきましては、全体の市場規模が年々減少している中にありながらも、キッズ向けアーケードゲームに関しましては、続々と新作が発表されており、盛り上がりを見せております。音楽・映像市場におきましては、スマートフォンの浸透に伴う無料動画サイト等の充実から、ソフト市場は依然として厳しい環境下にあります。一方で、会場の雰囲気や一体感を楽しむことができるライブエンターテイメントの市場規模は、着実に拡大してきております。
このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を掲げ、総合エンターテイメント企業として、強力なIPを中核とするブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。
この結果、当期(2013年4月1日~2014年3月31日)の業績は、売上高20,330百万円、営業利益3,006百万円、経常利益3,041百万円、当期純利益1,882百万円となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。


当事業のPCブラウザゲームにおきましては、既存の主力タイトルが健闘いたしましたが、リリースからの年月経過や、市場自体の縮小傾向に伴うかたちで、収益面では前期を下回る結果となりました。しかしながら、「ブラウザ三国志」につきましては、各種施策の効果から期末にかけて復調の兆しが見られており、引き続き運営面で注力してまいります。また、モバイルブラウザゲームにおきましては、「ハイスクールD×D」を2013年9月にリリースし、アプリゲームにつきましては、LINE向け初のタイトルとなる「LINE らんらん勇者」を2013年11月に、PCゲームでも根強い人気を誇る「剣と魔法のログレス」のネイティブアプリ版「剣と魔法のログレスいにしえの女神」を2013年12月にリリースいたしました。特に、「剣と魔法のログレスいにしえの女神」に関しましては、AppStoreやGooglePlayでの各種ランキングで上位にランクインする等、大ヒットを予感させる好調な立ち上がりとなりました。一方で、課金売上に繋がらなかった数タイトルに関しましては、サービス停止による開発費の一括償却を行っております。
この結果、売上高は8,877百万円(前期比22.1%増)、営業利益は742百万円(前期比11.6%増)となりました。


当事業の自社販売部門におきましては、2013年5月発売の「ヴァルハラナイツ3(PS Vita)」が順調な販売となりました。また、前期発売の「閃乱カグラSHINOVI VERSUS -少女達の証明-(PS Vita)」や「朧村正(PS Vita)」、その他の旧作リピート受注も好調に推移いたしました。さらに、2014年2月発売の「牧場物語 つながる新天地(ニンテンドー3DS)」は、前作を上回る受注ペースとなり、好調な販売を記録いたしました。その他にも、当社のオリジナルタイトルの新作として、「幕末Rock(PSP)」、「ヴァルハラナイツ3 GOLD(PS Vita)」を2014年2月に、「デカ盛り閃乱カグラ(PS Vita)」を2014年3月に発売いたしました。海外事業につきましても、米国子会社Marvelous USA, Inc.の販売が順調に推移いたしました。
アミューズメント部門につきましては、2012年7月に稼働を開始した、キッズアミューズメント筐体の「ポケモントレッタ」が好調を継続しており、当事業の収益に大きく貢献いたしました。
この結果、売上高は7,630百万円(前期比8.1%増)、営業利益は2,268百万円(前期比24.7%増)となりました。


当事業の音楽映像制作部門におきましては、プリキュアシリーズのTVアニメ「ドキドキ!プリキュア」や当社主幹事作品のTVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の映像商品化を行い、いずれも順調な推移となりました。また、当社グループ所属アーティストの「vistlip」に関しましても、シングル、アルバムのセールスが好調に推移いたしました。
ステージ制作部門におきましては、「ミュージカル『テニスの王子様』」において合計134公演分の実績を計上し、関連DVDを9作品発売いたしました。次に、「舞台『弱虫ペダル』」につきましては、観客動員数、関連DVDの売上がともに大きく飛躍し、当事業の主力シリーズに成長いたしました。また、「ミュージカル『薄桜鬼』」につきましても、順調に収益を伸ばしました。
この結果、売上高は3,825百万円(前期比17.5%増)、営業利益は921百万円(前期比24.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,396百万円増加し、8,120百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、たな卸資産の増加688百万円があったものの、税金等調整前当期純利益2,982百万円、減価償却費1,279百万円、未払金の増加390百万円等の要因により、3,852百万円(前期比36.7%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、有形固定資産の取得による支出184百万円、無形固定資産の取得による支出1,032百万円、定期預金の預入による支出1,500百万円があったものの、定期預金の払戻による収入2,000百万円等の要因により、634百万円(前期比1,496百万円減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、短期借入金及び長期借入金の純減少205百万円、配当金の支払額668百万円等により、873百万円(前期比101百万円減)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02467] S10023PG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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