株式会社ライオン事務器 研究開発活動 (2014年3月期)

当社グループは、「ココロにスイッチオン」をキーワードに「人と人とのかかわり」「人と仕事とのかかわり」を研究してまいりました。それぞれのフィールドで一人ひとりが出合い、協調し、集中し、リラックスできる場のご提案、「人から人へ、ココロに届くご提案」ができるような商品の企画・開発、研究を行っております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は10百万円であります。
また、当社グループは、単一セグメントであるため、主要取扱品目別の研究開発を示すと、次のとおりであります。

[事務用品]
若手社員中心の商品企画開発プロジェクト「夢工房」の活動を中心にパーソナル需要に向けた商品開発と、従来からのオフィス需要に向けた開発の双方に取り組みました。パーソナル向けとしては文房具大賞2013-2014(綴じる部門)最優秀を受賞した「かるホッチ」に続いて、「マカロンデザインクリップ」が文房具屋さん大賞2014留める部門(クリップ部門)を受賞いたしました。また、オフィス需要に向けては業界最高クラスのスペックを誇る省力パンチ「ジュールシリーズ」を開発するなど、市場で評価される付加価値の高い商品の開発に取り組んでおります。

[オフィス家具]
スタンダード商材として、機能・性能・品質のバランスに優れた、コストパフォーマンスの高い商品の開発を進めた結果、デスクシステム「YDHシリーズ」「LDVシリーズ」の2シリーズを発売いたしました。またデザインにこだわったフラップテーブル「クルーク」やホワイト色のロッカーを開発し好評を得ております。今後はコミュニケーションを重視した「感性価値を創造するクリエイティブオフィス」を提案できる商品の開発に取り組んでまいります。

[IT機器]
当社ブランドの事務機器である「紙折機」に業界初となる新機能「液晶カラータッチパネル方式」「ブレーキ方式」を搭載した新製品「LF-A600」を開発致しました。すべての人にとって便利で簡単に、事務の効率化が図れる新商品の開発に取り組んでおります。また、大型ディスプレイやプレゼンテーションシステムの販売強化に向け、取扱商材の研究開発も進めております。