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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100271R

有価証券報告書抜粋 ソーダニッカ株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府主導による経済・金融政策の推進を背景に、株式市場は好調が持続され、企業収益や個人消費に改善がみられるなど、緩やかな回復傾向にありました。しかしながら多くの産業は未だ本格的な回復には至っておらず、依然として景気の先行きは不透明な状況にあります。
当社グループに関係の深い化学工業界におきましては、円安基調に伴う輸出環境の改善は浸透してきているものの、国内においては原燃料価格の上昇を製品価格に転嫁しきれず、総じて厳しい事業環境となりました。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、引き続き化学品と機能材の二事業を基軸とする経営を推進するとともに、中国・ASEAN地域における海外取引の拡大、再生可能エネルギー関連資材の販売等、環境関連ビジネスの強化に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高101,335百万円と前連結会計年度に比べ7,833百万円(8.4%)の増収、営業利益は1,399百万円と前連結会計年度に比べ180百万円(14.8%)の増益、経常利益は1,547百万円と前連結会計年度に比べ210百万円(15.7%)の増益、当期純利益は923百万円と前連結会計年度に比べ159百万円(20.9%)の増益となりました。

セグメント別の営業概況は次のとおりであります。

化学品事業
無機薬品につきましては、主力商品のか性ソーダ及び硫酸は減収となりましたが、脱流用途の水酸化マグネシウム及び製紙向けのクロレートは増収となりました。官公庁向け水処理用途のポリ塩化アルミニウム及び活性炭は減収となりました。また、電池材料のマンガン化合物及びカリウム化合物は増収となりました。
有機薬品につきましては、製紙用ラテックス、エチレングリコール及び高分子凝集剤は増収となりましたが、エポキシ樹脂原料及び建築材料用シリコーンは減収となりました。
この結果、化学品事業といたしましては、売上高は前連結会計年度に比べ0.7%増の67,461百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ3.2%増の2,346百万円となりました。


機能材事業
合成樹脂につきましては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂は増収となりましたが、工業用製品はメーカーの集約が要因となり減収となりました。また、フィルム類につきましては、ポリプロピレン、ポリエチレン及びナイロンフィルムが増収となりました。
機器類につきましては、太陽光パネル等の電気関連機器は大幅に増収となりましたが、包装関連機器及びその他の包装資材は減収となりました。
その他の資材につきましては、消費税増税の駆け込み需要から住宅向け地盤改良用のグラウト材料、飛灰用のキレート剤は復興需要もあり増収となりました。また、北陸新幹線向け成形品は工事の終了もあり減収となりました。
この結果、機能材事業といたしましては、売上高は前連結会計年度に比べ27.2%増の32,383百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ94.2%増の766百万円となりました。


その他事業
その他事業につきましては、連結子会社の曹達日化商貿(上海)有限公司の増収などにより、売上高は前連結会計年度に比べ39.7%増の1,489百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ270.3%増の21百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は5,276百万円となり、前連結会計年度より894百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、2,271百万円(前連結会計年度比531百万円増)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が1,564百万円でありましたが、売上債権の減少が293百万円、たな卸資産の減少が3,289百万円、仕入債務の減少が2,146百万円、法人税等の支払額が530百万円となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、41百万円(前連結会計年度比56百万円増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出127百万円、敷金及び保証金の差入による支出210百万円、敷金及び保証金の回収による収入309百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、1,350百万円(前連結会計年度比60百万円増)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出1,000百万円、配当金の支払額325百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02635] S100271R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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