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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002ACN

有価証券報告書抜粋 ムーンバット株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における日本経済は、円安・株高が進行し、輸出企業を中心に収益が改善するなど緩やかに回復しつつあります。個人消費につきましても、高額品を中心に百貨店の売上が伸びており、明るい兆しが見られました。
このような環境下、当連結会計年度における当社グループの売上高は、前年同期比0.5%減の135億3百万円となりました。その主な要因は次のとおりです。雨傘の販売につきましては、年度後半は堅調に推移いたしましたものの、期間を通しては雨傘の購買ニーズにつながるような降雨が少なく、前年同期を下回りました。パラソルの販売につきましては、軽量や遮光・遮熱などの機能性を強化した商品を中心として売場への投入が好調で、前年同期を上回ることができました。洋品の販売につきましては、期間を通して堅調に推移し、特に秋冬シーズンにおける「洗えるカシミヤ」や柄物のストールなどが好調で、前年同期を上回ることができました。帽子の販売につきましては、年度後半がやや軟調に推移したこともあり、前年同期を若干下回りました。
損益面では、生産地・生産国のシフトや生産方法の変更等によるコスト削減、及び商品に機能面での付加価値をつけることによる販売価格の一部引き上げなどを行い、又、前連結会計年度に連結に新たに加わった子会社も利益額アップに貢献いたしましたが、海外生産における人件費・原材料の高騰や円安などによる大幅なコストアップ分をカバーしきれず、差引売上総利益率は前年同期比0.9ポイント下落いたしました。差引売上総利益額は前年同期比1億55百万円減少し、57億60百万円(前年同期比2.6%減)となりました。販売費及び一般管理費につきましては、前述の連結に加わった子会社分が新たに加算されましたこと並びに販売促進関係費用の増加もあり、前年同期比2億38百万円増加いたしましたため、営業利益は7億83百万円(前年同期比33.4%減)、経常利益は8億85百万円(前年同期比29.4%減)、当期純利益は5億24百万円(前年同期比34.9%減)となりました。
なお、セグメント別の状況は次のとおりであります。
衣服装飾品(毛皮・宝飾品部門)につきましては、株高による資産効果等の影響により高額品への需要は持ち直しの動きも見られ、宝飾品は堅調に推移いたしましたが、ファー素材を使用した商材のマーケットが大きく落ち込み、毛皮は低調に推移いたしました。消費税増税前の駆け込み需要の影響はごく限られたものとなりました。当社グループにおきましては、毛皮・宝飾品ともに「ミラ・ショーン」ブランドを積極的に展開し、「ミラ・ショーン/ブルーレーベル」も立ち上げてターゲットの年齢層を拡大しておりますが、毛皮・宝飾品部門合計の売上高では前年同期を下回りました。
以上の結果、衣服装飾品の売上高は18億44百万円(前年同期比10.1%減)、営業利益は1億57百万円(前年同期比46.4%減)となりました。
身回り品(洋傘・洋品・帽子部門)における雨傘・レイングッズ市場では、年度後半は堅調に推移いたしましたものの、期間を通しては局地的・突発的な豪雨が多く、雨傘の購買ニーズにつながるような降雨は少なかったことから、低調に推移いたしました。パラソル市場では、軽量や遮光・遮熱などの機能性を強化した商品を中心として売場への投入が好調に推移し、前年同期を上回ることができました。当社グループにおきましては、雨傘・レイングッズの不振をパラソルでカバーしきれず、洋傘部門合計の売上高は前年同期を若干下回りました。
2014年シーズンにつきましては、帝人フロンティア株式会社との協業により、春先からの強烈な紫外線や夏の猛暑、ゲリラ豪雨といったハードウェザー対応の機能傘を素材段階から共同で開発し、それらの生地素材を使用した雨傘・パラソルを「サニーウィンク」プロジェクトとして展開しております。その中で、雨傘では高撥水機能と遮光・UV遮蔽・遮熱機能を兼備した「DELTA WV」生地を傘地に使用したオールウェザーアンブレラを提案し、パラソルでは軽量性と最高レベルの遮光・UV遮蔽・遮熱機能の両立を実現した「フワクール」生地を傘地に使用したオールウェザーパラソルを提案しております。お客様のニーズにお応えする商品の投入を進め、さらなる商品開発提案の充実を図ってまいります。
洋品市場では、期間を通して堅調なマーケットであり、特に秋冬シーズンにおける「洗えるカシミヤ」や柄物のストールなどが好調でありましたため、当社グループにおきましても、前年同期を上回ることができました。
帽子市場では、春夏シーズンは気温が高く、マーケットは堅調でありましたが、年度後半はやや軟調に推移いたしました。当社グループにおきましては、人気ブランド「ヘレン・カミンスキー」において、消費税増税前の駆け込み需要の効果が一部あったものの、類似の廉価品が出回るなどの阻害要因もあり伸び悩み、帽子部門合計の売上高は前年同期を若干下回りました。
以上の結果、身回り品の売上高は116億58百万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は9億45百万円(前年同期比21.2%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、法人税等の支払、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ1億21百万円減少(前年同期は77百万円減少)して8億47百万円(前年同期比12.6%減)となりました。キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1億17百万円の収入(前年同期は7億4百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が8億80百万円計上(前年同期は12億54百万円計上)となりましたこと、法人税等の支払額が5億36百万円(前年同期は3億35百万円)となりましたこと、及びたな卸資産が2億10百万円増加(前年同期は95百万円増加)したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、26百万円の支出(前年同期は39百万円の支出)となりました。これは主に貸付金の回収による収入が31百万円(前年同期は36百万円の収入)となりましたこと、保険積立金の解約による収入が18百万円(前年同期は31百万円の収入)となりましたこと、及び投資有価証券の取得による支出が77百万円(前年同期は2百万円の支出)となりましたこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、2億26百万円の支出(前年同期は7億48百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の純増額が3億50百万円(前年同期は2億53百万円の純増)となりましたこと、自己株式の取得による支出が2億73百万円(前年同期は83百万円の支出)となりましたこと、長期借入金の返済による支出が1億36百万円(前年同期は4億22百万円の支出)となりましたこと、及び配当金の支払額が1億31百万円(前年同期は1億32百万円の支出)となりましたこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02639] S1002ACN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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