シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001HUQ

有価証券報告書抜粋 株式会社東京ソワール 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期における日本経済は、新たな経済政策や金融緩和策による景気回復への期待から円安や株高が進行し、輸出関連企業を中心に業績が上向くとともに、資産効果を背景に個人消費が持ち直すなど、景気は緩やかな回復基調となりましたが、円安による輸入価格の上昇や消費税増税への懸念など国内景気の押し下げリスクもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当アパレル業界におきましては、所得環境の改善が進まない中、お客様の低価格志向が根強いことに加え、販売チャネルの多様化から業種・業態を越えた競合が激化するとともに、円安による海外縫製工賃の値上げ要請など、引き続き厳しい経営環境が続いております。
こうした状況の中で当社は、既存販路のフォーマル平場の活性化を最も重要な課題と捉え、日本の素材産地との取り組みを行い、上質な素材・シルエット表現にこだわった大人のフォーマル「メイド・イン・ジャパン」企画など、本物志向に応えるブラックフォーマルウェアを強化しております。一方で、モダンでハイセンスなフォーマルウェア「ソワールペルル バイ アキラナカ」など、喪のシーン以外にも着回し可能なデザインを提案するとともに、盛夏向けの清涼素材や消臭機能裏地、秋冬向けには新機能素材や天然素材による“あったか商品”など、機能性や着心地を追及した提案を行っております。
また、多様化するマーケットへの対策としては、TV通販やネット販売などへの取り組みを推進するとともに、引き続き新規顧客開拓のためのフォーマルコンセプトショップ『フォルムフォルマ』の新規出店を進め、既存のスタイリングゾーンの他に、ファッショントレンドを取り入れた“おしゃれな黒”のゾーン、ブライダルゲストなど慶事のスタイリングゾーン、並びに全てのスタイリングを彩る生活雑貨ゾーンなど、若い人も気軽に買えるショップを展開しております。
この結果、商品別の売上高は、ブラックフォーマルが116億70百万円(前期比0.7%増)、カラーフォーマルが31億70百万円(同4.3%増)、アクセサリー類が32億21百万円(同5.8%増)となりましたことから、当期の売上高は前期比3億88百万円増の180億61百万円(同2.2%増)になりました。
一方利益面では、売上原価率の高い商品の伸びや店頭での値下げ処分に加え、製品在庫の評価替えや返品調整引当金などの影響により、売上総利益率は前期比1.3ポイントダウンの47.7%となりました。また、販売費及び一般管理費は、新規出店に伴う販売員経費や販売促進費並びに新ブランド投入に伴うロイヤリティの増加に加え、物流量の増加に伴う経費増もあって、全体では前期比1億45百万円増(同1.8%増)となりました。その結果、当期の業績は、営業利益は3億64百万円(前期比34.4%減)、経常利益は4億97百万円(同28.6%減)、当期純利益は2億87百万円(同30.5%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当期における現金及び現金等価物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金増1億71百万円、投資活動による資金減1億74百万円、財務活動による資金減2億21百万円により、前期末に比べ2億24百万円減少し当期末には15億24百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1億71百万円となりました。これは主に、法人税等の支払い額3億46百万円やたな卸資産の増加2億95百万円がありましたが、税引前当期純利益4億90百万円や減価償却費1億41百万円、仕入債務の増加79百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1億74百万円となりました。これは主に、固定資産の取得による支出1億30百万円や保証金・敷金の差入による支出34百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、2億21百万円となりました。これは主に配当金の支払い1億86百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02679] S1001HUQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。