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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028SJ

有価証券報告書抜粋 株式会社 シャルレ 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、輸出の増加や各種経済対策の効果により、企業収益の改善が見られました。また消費税率引き上げに伴う駆け込み需要により、生産や個人消費が増加する等、景気の緩やかな回復が見られました。
このような環境のもと、当社企業グループは、国内レディースインナー等販売事業を中心に、商品開発や新たな営業施策等を通じた積極的な事業活動を行ってまいりました。その結果、消費税率引き上げに伴う影響により、繊維系の定番商品や化粧品等を中心とした売上増加が見られましたが、繊維系季節商品の販売不振に加え、LED照明販売事業の譲渡に伴う売上減少により、当連結会計年度における当社企業グループの売上高は208億38百万円(前年同期比2.0%減)で前年を下回る結果となりました。利益につきましては、国内レディースインナー等販売事業における経費削減および不採算事業であったLED照明販売事業を譲渡したことにより、営業利益は10億11百万円(同37.8%増)、経常利益は10億46百万円(同34.6%増)、当期純利益は5億40百万円(同29.0%増)となりました。
(国内レディースインナー等販売事業)
国内レディースインナー等販売事業におきましては、販売組織の再活性化と収益構造の改善を方針に掲げ、積極的な事業改革を行ってまいりました。従来どおり「美と健康のシャルレ」として、健康関連分野の商品や化粧品等、機能性が高く、かつ独自性のある商品の開発・提供をより一層強化するとともに、次世代を担うビジネスメンバーの育成や、新たなターゲット層への商品開発等にも積極的に取り組んでまいりました。
まず、新商品の開発および提供に関して、繊維系の商品におきましては、前期に引き続き、健康関連分野の商品の拡充を図りました。4月と10月には、ウォーキング等の軽運動に適した商品として「サポートウォーク」のウエアとシューズ等を発売いたしました。また、3月には、シャルレ独自の特許技術を取り入れた「ダイエットサポートインナー」として、新たに、暑い季節にも着用しやすいメッシュ素材のインナー&ボトムを発売いたしました。
さらに、9月には、補整力と着用感に優れ、高級感のある華やかなデザインを特長とする定番ファンデーションとインナーの「ドゥヴァンナシリーズ」をリニューアル発売し、ファンデーションの売上が増加いたしました。また、1月には、定番のタオルを7年ぶりにリニューアルし、素材やカラーを一新したことで、タオル類の売上が増加いたしました。しかしながらカットソーやパンツを中心とするアウターシリーズ「シャルレドレッセ」や秋冬の機能性インナー「デイリーサーモ」等の季節商品の販売不振により、繊維系商品全体の売上は減少いたしました。
化粧品類におきましては、基幹商品である基礎化粧品の販売活動を促進するキャンペーンの実施もあり、基礎化粧品の「エタリテ」シリーズの売上が好調に推移いたしました。また、ヘアケアシリーズの「シャルエーゼ」は、6月に「頭皮クリアクレンジング」、12月には「頭皮エッセンス<育毛剤>」を発売し、アイテムの拡充を図った結果、売上が前年を上回りました。1月にはプレミアム限定セットとして、「エタリテ」の最高級スキンケアシリーズ「エタリテ オーラマージュ」と美容市場で人気のあるフェイス用美容ローラー「ReFa O STYLE」をセット販売し、好調な売上となりました。このような積極的な販促支援や商品投入に加え、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要もあって、化粧品類の売上は増加いたしました。
営業施策面におきましては、4月に全代理店を対象とした「第30回シャルレ代理店セミナー」を開催し、中期経営方針や各種施策の共有化を図るとともに、代理店との一体感を醸成し、活動意欲の向上を図りました。4月から6月にかけては、前期に引き続き愛用者の拡大を目的に新メイト紹介キャンペーンを実施し、新規顧客の獲得を図りました。9月から11月にかけては、ビジネスメンバーを対象とした「チャレンジコンテスト2013」を開催し、仕入実績に応じたボーナス支給や販促品の提供を行い、販売活動の意欲向上につなげました。
また、当社認知度の向上を目的に、テレビコマーシャルの放映を9月から10月にかけて行いました。さらに、次世代の愛用者の獲得を目的に、子育て世代の女性をターゲットとするパンフレットを広く一般消費者に配布する等の新たな取り組みを行ってまいりました。
このように、商品開発および営業施策の各面において、積極的な事業展開を行ってまいりましたが、繊維系季節商品の売上減少により、国内レディースインナー等販売事業の売上高は207億35百万円(前年同期比0.7%減)となりました。利益面につきましては、経費削減等により、営業利益は11億27百万円(同9.3%増)となりました。

(海外レディースインナー等販売事業)
海外レディースインナー等販売事業におきましては、上海の旗艦店を中心に中国の百貨店での店舗販売を行ってまいりましたが、2013年8月29日開催の当社取締役会において、香羅奈(上海)国際貿易有限公司が運営する中国におけるレディースインナー等販売事業からの撤退を決議し、営業活動を終え、現在、解散・清算手続きの準備を行っております。
これらの結果、海外レディースインナー等販売事業の売上高は1億2百万円(前年同期比15.6%減)となり、営業損失は45百万円(前年同期は66百万円の営業損失)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2億39百万円増加し、33億57百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、25億32百万円の収入(前連結会計年度は2億73百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益8億55百万円、減価償却費及びその他の償却費4億27百万円、たな卸資産の減少額9億34百万円であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、17億14百万円の支出(同1億68百万円の支出)となりました。主な要因は、定期預金の増加額13億円、無形固定資産の取得による支出3億57百万円であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、6億45百万円の支出(同5億76百万円の支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額5億75百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02727] S10028SJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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