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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10033CX

有価証券報告書抜粋 第一カッター興業株式会社 業績等の概要 (2014年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の成長戦略をはじめとする各種経済政策や日銀による金融政策等を通じて、企業収益の改善や個人消費マインドの上昇へとつながり、全体として緩やかな回復基調で推移いたしました。しかし一方で、消費税増税による個人消費の落ち込みや、欧州経済の低迷・新興国の経済成長の鈍化等による海外景気の下振れリスクなどの懸念材料を残しており、依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。
建設業界におきましては、復興関連予算の執行及び国土強靭化への取組みによる政府建設投資の増加等を通じ、公共工事が景気の下支えとなりました。そのことが企業の設備投資意欲の上昇へとつながり、民間設備投資についても回復傾向がみられました。また、2020年開催の東京五輪へ向けた動きや道路・建物等の老朽化による延命・補修のニーズ等により、今後においては公共工事のみならず民間工事についても需要増加が見込まれております。しかしその一方で、建設コスト・人件費の上昇や人手不足等の問題が深刻化し、それらの理由による工期の遅れが想定外の収益悪化につながるなどの懸念材料もあり、依然として厳しい経営環境にあります。
このような状況下で、当社グループ全体の売上高は9,794百万円(前年同期比14.2%増)となり、営業利益は932百万円(前年同期比83.7%増)、経常利益は992百万円(前年同期比69.2%増)、当期純利益は598百万円(前年同期比75.0%増)となりました。

セグメント別の状況は、次のとおりであります。なお、セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整をしております。
(切断・穿孔工事事業)
切断・穿孔工事事業につきましては、引き続き耐震補強関連工事、高速道路補修関連工事、発電所改修関連工事、橋脚補修関連工事及び鉄道補修関連工事等の強化・顧客の拡大に努めました。その結果、切断・穿孔工事事業の完成工事高は9,544百万円(前年同期比14.3%増)、セグメント利益は1,504百万円(前年同期比37.8%増)となりました。
(ビルメンテナンス事業)
ビルメンテナンス事業につきましては、首都圏を中心にデベロッパー系管理会社との関係強固や高層マンション等新規案件受託の開拓、またサービスの強化に努めてまいりました。その結果、完成工事高は185百万円(前年同期比45.0%増)、セグメント利益は2百万円(前年同期は7百万円のセグメント損失)となりました。
(その他)
リユース事業につきましては、厳しい状況の下、引き続き新規の顧客開拓に努めてまいりました。その結果、売上高は64百万円(前年同期比32.5%減)、セグメント損失は7百万円(前年同期は8百万円のセグメント損失)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動で1,174百万円の増加、投資活動で336百万円の減少、財務活動で53百万円の減少となった結果、2,516百万円(前年同期比45.3%増)となりました。主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動による資金の増加は1,174百万円(前年同期は107百万円の増加)となりました。主な要因としては、税金等調整前当期純利益が991百万円、減価償却費が217百万円あったこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動による資金の減少は336百万円(前年同期は407百万円の減少)となりました。主な要因としては、有形固定資産の取得による支出が337百万円あったこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動による資金の減少は53百万円(前年同期は43百万円の減少)となりました。主な要因としては、配当金の支払による支出が28百万円、長期借入金の返済による支出が24百万円あったこと等によります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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