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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CRV

有価証券報告書抜粋 コムシスホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてコムシスグループが判断したものである。

(1) 重要な会計方針及び見積り
コムシスグループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積り及び判断は合理的な基準に基づき実施しているが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合がある。なお、詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載している。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
① 概要
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載のように、コムシスグループを取り巻く情報通信分野においては、FTTHやLTEなどのブロードバンドの普及拡大、スマートフォンやタブレット型端末等の高機能化及びクラウドコンピューティングの利用拡大などに伴い、つながりやすさや通信速度の高速化、端末の高度化・多様化に向けた通信ネットワーク環境の整備・構築が急速に進んでいる。
また、公共・民間分野においては、ビッグデータやオープンデータ、クラウド技術の活用により、政府が進める「スマートICT」の進展による新たな付加価値産業の創出や電子行政・医療・介護分野などの社会的課題の解決が求められている。更には、防災を重視した都市機能の強化や通信インフラの構築など公共投資や民間企業による設備投資が期待されている。

とするグリーンエネルギー事業などの次世代事業への参画や公共投資・情報化投資の増加に対応した積極的受注などトップラインの拡大に取り組んできた。また、工事量の増大に対応するため、受注から施工管理までをトータルでマネジメントする新たな施工ITプラットフォームの構築やバックヤード業務の抜本的見直しなど施工効率の向上にも努めてきた結果、当連結会計年度の売上高は3,313億4千万円、営業利益は275億7千万円、経常利益は280億7千万円、当期純利益は163億8千万円となった。

② 売上高
モバイル関連工事や太陽光建設工事が順調に完成したことなどにより、当連結会計年度の売上高は3,313億4千万円となり、前連結会計年度に比べ152億4千万円の増収となった。

③ 営業利益

連結会計年度の営業利益は275億7千万円となり、前連結会計年度に比べ50億2千万円の増益となった。

④ 経常利益
当連結会計年度の営業外収益は6億1千万円となった。これは受取配当金1億6千万円などによるものである。また、営業外費用は1億円となった。これは、賃貸費用3千万円などによるものである。この結果、当連結会計年度の経常利益は280億7千万円となり、前連結会計年度に比べ51億6千万円の増益となった。

⑤ 当期純利益
当連結会計年度の特別利益は14億2千万円となった。これは出資金返還益10億5千万円などによるものである。また、特別損失は24億2千万円となった。これは、構造改革費用17億1千万円などによるものである。この結果、当連結会計年度の当期純利益は163億8千万円となり、前連結会計年度に比べ31億円の増益となった。


(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載している。

(4) 経営戦略の現状と見通し
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載している。

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 財政状態
(資産の部)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ69億円増加し、1,564億9千万円となった。これは現金預金が73億8千万円増加したことなどによるものである。当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ30億5千万円増加し、940億6千万円となった。これは土地が6億4千万円増加したことなどによるものである。
この結果、当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ99億5千万円増加し、2,505億6千万円となった。
(負債の部)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ44億8千万円増加し、637億2千万円となった。これは未払法人税等が38億6千万円増加したことなどによるものである。当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ5億2千万円減少し、74億2千万円となった。これは退職給付に関する会計基準等の適用に伴い、退職給付引当金が50億7千万円減少し、退職給付に係る負債が43億8千万円増加したことなどによるものである。
この結果、当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ39億5千万円増加し、711億4千万円となった。
(純資産の部)
当連結会計年度末における少数株主持分を含めた純資産合計は、1,794億1千万円となった。これは当期純利益の計上などにより利益剰余金が139億6千万円増加し、また、自己株式の取得等により自己株式が74億7千万円増加し、純資産が減少したことなどによるものである。
なお、自己資本比率は前連結会計年度の71.6%から当連結会計年度は71.1%になった。

② キャッシュ・フロー
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載している。

③ 財政政策
コムシスグループでは、有利子負債を圧縮し、連結ベースでの資金管理の強化を図るため、キャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入している。また、当社において、緊急時の資金調達手段の確保等を目的として総額60億円の貸出コミットメント契約を締結している。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載している。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00322] S1002CRV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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