有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003JC8
株式会社ウエストホールディングス 業績等の概要 (2014年8月期)
(1) 業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済対策や金融政策の効果などから、景気は緩やかに回復基調が続いているものの、個人消費は消費税率引上げに伴う駆け込み需要による反動減等の影響により弱含みの動きもみられました。このような状況の中、当社グループは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」及び「環境関連投資促進税制」等、再生可能エネルギー推進のための積極的な政府施策の影響を受け、住宅分野からメガソーラー発電所(大規模太陽光発電所)等の産業分野までの太陽光発電システム需要が幅広く拡大する中で、経営資源を一層集中し、幅広い顧客層に向けて材料調達・施工・販売など広範囲に事業を展開いたしました。
また、従来から行っている住宅用太陽光発電システムのアフターサービス・メンテナンス業務に加え、市場が急速に拡大しているメガソーラー及び産業用太陽光発電システムのO&M(オペレーションアンドメンテナンス)事業も推進していく中で、2016年の電力小売りの全面自由化を見据えて、特定規模電気事業者の届出を行う一方で、全国の地方自治体保有施設の屋根や土地を一括で借り受け、太陽光発電設備を所有する計画など積極的にエネルギー事業拡大に向けた展開を行ってまいりました。
しかしながら各電力会社の接続検討の期間が予想以上に長引く等の影響もあり、当期末までに所有した太陽光発電設備は5.7MWにとどまりました。
この結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は588億27百万円(前期比11.5%増)、営業利益を91億50百万円(前期比42.1%増)、経常利益を87億6百万円(前期比48.3%増)計上し、当期純利益を54億94百万円(前期比75.9%増)計上いたしました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① グリーンエネルギー事業
工場・倉庫・商業施設の屋根を活用した産業用太陽光発電システムやメガソーラーの需要は好調に推移しておりますが、各電力会社の接続検討の期間が予想以上に長引いていること及び8月の西日本地域の天候不順等の影響により、一部のプロジェクトに遅れが生じました。
以上の結果、売上高は583億67百万円(前期比13.7%増)、営業利益は99億72百万円(前期比41.1%増)となりました。
② エコリフォーム事業
エコリフォーム事業については、従来からの計画に従い人材を一層成長分野であるグリーンエネルギー事業に集中したために売上高が減少しております。
以上の結果、売上高は4億43百万円(前期比68.3%減)、営業利益は21百万円(前期比338.4%増)となりました。
③ その他の事業
その他事業の売上高は16百万円(前期比20.7%減)、営業損失は13百万円(前期は営業利益9百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ77億37百万円増加し、187億95百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況並びに、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は26億47百万円(前期は41億57百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益を86億77百万円計上したことやたな卸資産の増加32億64百万円、売上債権の増加12億24百万円、未成工事受入金及び前受金の増加12億2百万円、法人税等の支払33億60百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は15億38百万円(前期は2億65百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出12億19百万円、敷金及び保証金の支出が純額で1億3百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、得られた資金は66億28百万円(前期は16億円の収入)となりました。主な要因は、借入金及び社債が純額で75億7百万円増加、配当金の支払額8億16百万円によるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
| 2010年8月期 | 2011年8月期 | 2012年8月期 | 2013年8月期 | 2014年8月期 | |
| 自己資本比率(%) | 26.5 | 20.0 | 19.8 | 20.9 | 25.1 |
| 時価ベースの自己資本比率(%) | 36.4 | 87.9 | 102.7 | 120.7 | 88.5 |
| キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(%) | 2.0 | ― | ― | 2.6 | 6.9 |
| インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍) | 29.6 | ― | ― | 24.8 | 11.8 |
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを利用しております。
※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
※2011年8月期及び2012年8月期は、「営業活動によるキャッシュ・フロー」がマイナスのため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオの記載を省略しております。
※2011年9月1日付で1株につき1.5株の株式分割を行っており、2011年8月期末日の株価は権利落ち後の株価となっております。株式時価総額は、権利落ち後の株価に分割割合を乗じた金額によって算出しております。
※2013年9月1日付で1株につき2株の株式分割を行っており、2013年8月期末日の株価は権利落ち後の株価となっております。株式時価総額は、権利落ち後の株価に分割割合を乗じた金額によって算出しております。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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