有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002W4Q
佐鳥電機株式会社 研究開発活動 (2014年5月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは長年のLSI及びソフトウエアの開発により蓄積された技術力をベースにRF技術を組み合わせ、無線通信分野を中心に他社製品との差別化を図ったオリジナルバリュー製品をご提供できるよう、研究開発活動を展開しております。
当連結会計年度における研究開発費は40百万円であり、研究開発活動につきましては次のとおりであります。
家庭内、企業、工場のエネルギー管理をするためHEMS(Home Energy Management System)やBEMS(Building Energy Management System)により電力の使用を効率化でき、節電やCO2削減に役立つシステム内に有効な無線手段としての920MHz帯が脚光を浴びております。
製品としましては、内蔵ANT,外部ANTの2品種あり、本モジュールの評価ボードとしてボードタイプとUSBドングルタイプの2種類を用意しており、総務省が推奨しております“ECHONET Lite”に対応する製品(920MHz無線モジュールを監視・管理・制御に利用)の商品化に向けた研究開発を進め、“ECHONET Lite”認証機関の一つである株式会社シーイーシーより“ECHONET Lite認証”を取得しました。
さらに、920MHz無線モジュールの普及・促進を図る業界団体であるWi-SUNアライアンスのメンバーとして相互接続試験に参加し、東京電力が規定している電力メータ(スマートメータ)との通信規格であるWi-SUN規格の認証を取得する活動を積極的に進めております。
これらの認証を包括的に取得することで電力メータとの通信用途製品(Home Gate Way)に搭載される当製品の品質の担保が確保でき、拡販活動において信頼性の面で優位となります。
また、920MHz無線の特徴である長距離の通信特性を活かすリモートコントロールの送受信機器向けに有効な低電圧(乾電池駆動)版の開発も行い、試作品を提供中です。
裸眼3Dソリューションの開発においては、引き続き描画クオリティーの向上及び光学的な改善の研究開発を実施致しました。成長の見込まれる医療市場、並びに安定性の高いアミューズメント市場へのフォーカスを継続し、顧客別・アプリケーション別に異なる個別要求(モニターのサイズ、画素数や視差など)に沿ったサンプルを供給し、顧客セットの試作品開発から実用化に関わる技術サポートを推進しております。
特に医療市場においては、海外の医療モニタメーカーに加え、国内メーカーとの商談も活発化し試作開発案件が増加しております。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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