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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001UJ9

有価証券報告書抜粋 エコートレーディング株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年2月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。これらの見積りについては過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴い、実際の結果と異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高
売上高は前期と比べ6億5千9百万円(0.9%)減少し752億9千5百万円となりました。これは主に既存得意先の帳合先変更により売上が減少したものであります。
②売上総利益
売上総利益は前期と比べ2億8千2百万円(2.8%)減少し、96億6千8百万円となりました。また、売上総利益率は前期の13.1%から12.8%へ減少しました。卸売事業では、低価格志向の影響でペットフード及びペット用品類の販売単価が下落する中、高付加価値商品の販売に注力しましたが、販売単価の下落を補うまでの利益改善は出来ませんでした。
③販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は前期と比べ9千万円(1.0%)増加し、94億7千4百万円となりました。これは主に小売業様の要望に応えるための物流編成を行ったことにより物流コストが上昇したことによるものであります。
④営業利益
営業利益は前期と比べ3億7千3百万円(65.7%)減少し、1億9千4百万円となりました。
⑤営業外損益
特に記載すべき事項はありません。
⑥経常利益
経常利益は前期と比べ4億4千2百万円(68.4%)減少し、2億4百万円となりました。また、経常利益率は前期の0.9%から0.3%になりました。
⑦特別損益
特別利益に投資有価証券売却益1千万円及び保険解約返戻金2千万円、特別損失に減損損失1億8千万円を計上したことにより、純額で1億4千9百万円の損失となりました。
⑧当期純損失
当期純損失は9千万円となりました。前期は当期純利益の3億5千6百万円でありました。
⑨ROE(自己資本当期純利益率)
ROEは前期と比べ5.0ポイント減少し4.0%から△1.0%となりました。これは前述の通り、当期純損失を計上したことによるものであります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループはペットフード・ペット用品の卸売事業が全体売上の大半を占めておりますので、取引先の経営環境の変化や営業政策の変更による販売価格の引き下げ、仕入価格の値上げ又は帳合先の変更が想定以上に進行した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 経営戦略の現状と見通し
経営環境は、デフレの影響を受け低価格、節約志向が強まり、飼育頭数の伸び悩みや生体の小型化を主要因として、ペット関連市場の成長率が鈍化しております。また、取引先様だけでなく、競合他社においても企業再編、統廃合が加速するなどめまぐるしく変化しています。この環境変化に対応する為、選択と集中、価値訴求と専門化、事業連携、ローコスト経営を中期経営戦略の基本方針として、ペットフード・ペット用品卸売事業を中核に業容拡大を図り、企業価値を更に高めてまいります。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
①財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億3千8百万円増加し、252億1千7百万円となりました。これは、主にのれんが2億4千8百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が2億8千7百万円、商品が1億6千9百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ3億7千1百万円増加し、165億1千8百万円となりました。これは、主に未払法人税等が1億9千2百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が4億4千万円、未払金が1億3千3百万円それぞれ増加したことによるものであります。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億3千2百万円減少し、86億9千9百万円となりました。これは、主に配当金を1億5千6百万円支払ったこと及び当連結会計年度において9千万円の当期純損失を計上したことによるものであります。
②キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 1業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当連結会計年度の業績を踏まえ、マーケットの変化、取引先様の変化に迅速に対応すること、また当社グループ全体における成長戦略とコスト管理を的確に行なう為に、社員一人一人が状況を熟知、理解して目標達成に向けて、引き続き「売る力」と「買う力」を発揮し、一層の業容拡大を図ることが当面の経営課題であると認識しております。その為に、組織面では営業本部内の東日本統括部、西日本統括部及び広域量販統括部を中心に各エリア支店長とのコミュニケーションを強化し、問題点を共通認識し戦略の推進及び業務の意思決定の迅速化を図り、「売る力」の強化に努めてまいります。
また、ペット専門の卸売事業としての差別化を強化する為に、2012年8月に立ち上げました総合ペットプランニング部をペッツバリュー株式会社へ移管し、高付加価値商品の開発により一層顧客満足度を高めることに努めてまいります。
また、グループとしてのスケールメリットと事業シナジーを最大化し、商品統括部を中心に「買う力」の強化とローコスト経営を推進してまいります。
経営管理面では、会社法や金融商品取引法に適切に対応することや、業務の有効性と効率性を確保することを目的として内部統制活動を継続して実行してまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02801] S1001UJ9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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