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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002EEL

有価証券報告書抜粋 興和株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、独創技術の開発を基本理念として、新素材の開発から製品の開発、さらに生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っております。医薬事業においては当社を中心に興和創薬株式会社、興和新薬株式会社及び興和ジェネリック株式会社との連携により、その他の事業においては当社及び連結子会社が連携、協力し先進技術の研究開発を進めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は189億円であります。
[医薬事業]
当社グループは、「医療用医薬品」、「OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品」、「サプリメント」、「ジェネリック医薬品」の4分野で連携し新たな価値を創生するハイブリッド型の医薬事業を推進しております。また、医療機器分野につきましても医療用医薬品と連携して研究開発を進めております。
(医療用医薬品)
医療用医薬品分野では、長年の研究開発で得られてきた知見とニーズを踏まえ、研究開発戦略分野として「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」、「感覚器領域」の3つの分野をターゲットとし、研究開発を進めております。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。

領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
生活習慣病[脂質異常症]
「リバロ」
NK-104
(ピタバスタチンカルシウム)

日本、米国、メキシコ、スペイン、ポルトガル、スイス、中国、韓国、タイ、レバノン、インドネシア、台湾
[当期に上市した国]
コロンビア(2013年5月)、ブラジル(2013年9月)、ウクライナ(2013年5月)、ヨルダン(2013年10月)、UAE(2014年1月)

アルゼンチン、チリ、コスタリカ、オランダ、イギリス、フランス、フィンランド、アイルランド、ベルギー、スウェーデン、ドイツ、ノルウェー、オーストリア、
オーストラリア、ポーランド、キプロス、ギリシャ、イタリア、グルジア、カザフスタン
[当期に承認を取得した国]
パナマ(2013年7月)、エクアドル(2013年7月)、ベネズエラ(2013年8月)

トルコ、モロッコ、サウジアラビア、クウェート、ドミニカ共和国、ペルー

日本 小児家族性高コレステロール血症への適応追加を目的に試験実施中
欧州 小児家族性高コレステロール血症への適応追加を目的に試験実施中
[脂質異常症]
NK-104-CR
(ピタバスタチンカルシウム)
日本 第Ⅱ相試験
[2型糖尿病]
「スイニー」
(アナグリプチン)
日本 株式会社三和化学研究所と共同販売中
グリニド系薬剤、インスリン製剤との各併用試験を実施中
欧米 第Ⅱ相試験
中国 第Ⅲ相試験
[2型糖尿病]
「デベルザ」
(トホグリフロジン水和物)
日本 製造販売承認申請(2013年4月)、
同承認(2014年3月)
(共同開発会社:中外製薬株式会社、サノフィ株式会社)


領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
生活習慣病[脂質異常症]
K-877
日本 第Ⅲ相試験
欧米 第Ⅱ相試験
[脂質異常症]
K-312
米国 第Ⅰ相試験
[閉塞性動脈硬化症]
K-134
日本 第Ⅱ相試験
米国 第Ⅱ相試験
免疫・炎症[肝がん再発抑制]
NIK-333/K-333
(ペレチノイン)
日本 第Ⅲ相試験
欧米 第Ⅰ相試験
亜州 第Ⅲ相試験
[固形がん]
K-912
(エピルビシン塩酸塩)
日本 第Ⅰ相試験
(共同開発会社:ナノキャリア株式会社)
[抗炎症・鎮痛]
K-103-IP
米国 第Ⅲ相試験
[抗炎症・鎮痛]
K-772
日本 第Ⅰ相試験
[アルツハイマー型認知症]
K-620
(ドネペジル塩酸塩)
前臨床試験
(共同開発会社:日東電工株式会社)
感覚器[緑内障、高眼圧症]
K-115
(リパスジル塩酸塩水和物)
日本 製造販売承認申請(2013年10月)
[加齢黄斑変性、糖尿病網膜症]
K-115-R
(リパスジル塩酸塩水和物)
日本 第Ⅱ相試験
その他[精神疾患]
K-163-SZ
開発準備中

また当社は、米国ボストンに開設したKowa Science Institute (KSI) 及びハーバード大学Brigham and Women's Hospital (BWH) との共同研究施設Center for Interdisciplinary Cardiovascular Scineces (CICS) を拠点にして、最先端医学研究ネットワークとの連携により、当社の技術基盤の拡充と研究推進を図っております。
また眼内レンズ分野では、3ピース眼内レンズのアバンシィ、アバンシィプリセットの新製品として非球面タイプを上市しました。引き続き3ピース眼内レンズの小切開タイプを109期に上市予定で進めております。今後も高品質で安全性の高い眼内レンズを提供できるよう進めてまいります。
(OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品)
OTC医薬品については、キューピーコーワゴールドα-プラス(ビタミン剤)、バンテリンコーワ新ミニパット〈ピンク、ブルー〉(外用消炎鎮痛薬)、エバステルAL(アレルギー専用鼻炎薬)の4品目を発売しました。医薬部外品については、部外品・ケラチナミンコーワクリーム(かさつき・あれ用剤)を5品目発売しました。また、ヘルスケア品としてはバンテリンコーワサポーターひざ専用(ネイビー等)、マシュパフコーワUV&アロマ(F、T、C、S、H)、ディメンションPCi、ディメンションPCモイストi、バンテリンコーワテーピングテープ(25mm等)、バンテリンコーワサポーターひじ専用(ネイビー等)、バンテリンコーワサポーター手くび専用(ホワイト等)、三次元マスク こども用(いちごの香り等)、ディープセラム(ネイルサロン用)、クリーンバリアコーワ、三次元高密着マスク(ふつうサイズ等)、ウナコーワ虫よけ当番 もっと長持ちスーパーロング260日間(ブルー等)、ウナコーワ虫よけ当番ポット もっと長持ちスーパーロング210日間(ブルー等)、ウナコーワ虫よけ当番ポット 1シーズン(ブルー等)の48品目を発売しました。

第109期上期に上市予定のものとして、ウナコーワエースL、同G(外用湿疹・虫さされ用薬)、コルゲンコーワIB透明カプセルα(総合感冒薬)、バンテリンコーワパップホット(外用消炎鎮痛薬)、コルゲンコーワIB2(総合感冒薬)、ケラチナミンコーワヒビエイド(ひび・あかぎれ治療薬)の6品目、また、ヘルスケア品としてはディープセラム(ドラッグストア用)、マシュパフコーワUV&アロマ50+(F、T、C、S、H)、管理医療機器・単回測定式婦人体温計、ウイルス当番(1ヶ月用等)、使い捨てカイロ、バンテリンサポーター腰用加圧ラージサイズ、三次元マスクリニューアルを予定しています。海外関係におきましては、中国、韓国、台湾、タイ、アメリカ、ロシアで一般用医薬品、ヘルスケア品の品目追加を、トルコ、シンガポールでヘルスケア品の上市を準備中です。
(サプリメント)
サプリメント・飲料関係品については、桜ビューティー白、潤、輝、海幸ペプチド、プレミアムクラス冬虫夏草、プレミアムクラスDHA/EPA、骨太習慣頑丈大豆、つやつや玄米胚芽ポリアミンの8品目を発売しました。その他、コーワパワードコーヒー(ブラック等)、乳酸菌顆粒、極太毎日抹茶青汁+乳酸菌を第109期上期に上市予定です。
(ジェネリック医薬品)
ジェネリック医薬品と致しましては、年2回薬価収載される追補品を中心に製品のラインアップの拡充に努めてまいります。

当社グループは、保有する技術や自社又は社外と共同で新たに探求した知見を基に、新規医薬品の創出のみならず、既存医薬品の新たな可能性も追求してまいります。また、高品質なジェネリック医薬品を開発し、セルフメディケーションを推進することで、日本を含めた世界の医療ニーズと皆様の健康に応えるよう努めてまいります。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、184億1千6百万円となりました。

[ライフサイエンス、環境・省エネ事業]
(医療関連機器)
第108期上期は実用視力計AS-28の瞬き検知等機能アップしたバージョン、自動視野計AP-7000のデータベース更新版を上市致しました。また下期には手持ちスリットランプの新機種SL-17と眼科用画像ファイリングソフトウェアVK-2sを上市致しました。
第109期上期は、従来の手持ちスリットランプの光源をLED化したSL-15L、大型眼底カメラVX-20αを上市致します。
さらに、ドライアイ検査装置、視覚検査機器の改良、新無散瞳カメラの開発などを進めてまいります。
(環境・省エネ機器)
第108期上期はベースライト照明EM7Bシリーズの2機種、調光対応平板照明、青色導光板式ダウンライト、直管LED各種を上市致しました。また下期には小型シーリングライトEK710、一体型ベースライトEM8シリーズ6機種、直管型LED各種を上市致しました。
第109期以降は、一体型ベースライトEM8シリーズ追加及びラインナップ追加、次期大型スタンドEK243、直管LED各種などの開発及び上市を進めてまいります。
(光学機器、業務用映像機器)
光学機器及び業務用映像機器につきましては、1インチDay&Nightメガズームレンズ、1インチ固定焦点レンズ2機種、FA用耐震化固定焦点レンズ6機種、FA用2/3インチテレセントリックレンズ6機種、4/3インチフォーマットデジカメ用交換レンズ、双眼鏡25mm径SVシリーズ、DVI対応の延長器、DVI/EDICエミュレータ、マルチスイッチャー及び超高感度カメラの開発を行っております。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、4億6千万円となりました。

[その他の事業]
電動モビリティに関するシステム開発は、カーシェアシステムの充実やレジャービークルアプリとして車両同士のコミュニケーションツール等の開発に注力致しました。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、2千3百万円となりました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02819] S1002EEL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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