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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024UL

有価証券報告書抜粋 株式会社第一興商 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2013年4月1日~2014年3月31日)におけるわが国経済は、政府の金融・経済対策の効果により、企業収益は改善の兆しが見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移する一方、消費税増税を控えた駆け込み需要もあり、消費動向の先行きが懸念されるなど、依然として不透明な状況で推移いたしました。
この様ななか、当社グループの業務用カラオケ事業では、市場のニーズにきめ細かく対応する商品と営業力により、DAM拡販に注力いたしました。また、カラオケ・飲食店舗事業では、既存店舗の集客や顧客満足度向上に取り組むとともに、幅広い顧客層に対応するべく業態の多様化と拡大に注力いたしました。音楽ソフト事業では、特色ある話題の作品を発売いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、音楽ソフト事業とその他の事業は減収となったものの、業務用カラオケ事業とカラオケ・飲食店舗事業が増収であったことから、130,587百万円(前年同期比1.3%増)となり、過去最高を更新いたしました。利益面におきましては、カラオケ・飲食店舗事業と音楽ソフト事業は減益となりましたが、業務用カラオケ事業とその他の事業が増益だったことから、営業利益は19,139百万円(同4.0%増)、経常利益は21,227百万円(同4.7%減)となりました。また、当期純利益は投資有価証券売却益など特別利益の増加により13,084百万円(同2.1%増)となりました。経常利益を除く、営業利益と当期純利益は過去最高を更新しております。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高128,901130,5871,6861.3%
営 業 利 益18,39519,1397444.0%
経 常 利 益22,28021,227△1,052△4.7%
当 期 純 利 益12,81913,0842652.1%

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(業務用カラオケ)
当事業におきましては、主力となるカラオケルーム市場やナイト市場に向けて、フラッグシップ商品「LIVE DAM GOLD EDITION」を中心に拡販に努めました。加えて、成長分野であるエルダー市場では、インストラクターの養成に努めるほか、エルダーコンテンツの強化を図りました。これによりDAM稼働台数および機器賃貸契約件数は順調に増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、機器賃貸収入と稼働台数の増加に伴う情報提供料収入の増加から、売上高は前年同期比1.6%の増加となりました。また、営業利益は前年同期比9.2%の増加となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高64,98566,0471,0621.6%
営 業 利 益12,05013,1551,1049.2%


(カラオケ・飲食店舗)
当事業におきましては、カラオケルーム「ビッグエコー」のマルチブランド展開に加えて、コンセプトルームや有名アーティストとのコラボルーム、ビッグエコー25周年企画などにより、集客と顧客満足度の向上に努めました。また、地域や客層に合わせた飲食店舗との複合出店を推進するほか、2月にカラオケルームチェーン「カラオケ バナナクラブ」の運営会社を完全子会社化し、次期に向け四国地域の事業基盤強化を図りました。飲食店舗では、機動的な業態変更により市場や顧客ニーズの変化に迅速・的確に対応いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、好立地への積極出店により、売上高は前年同期比3.2%の増加となりました。一方で、出店コストや原価増などに伴い、営業利益は前年同期比3.8%の減少となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高45,64147,0861,4453.2%
営 業 利 益6,8526,591△261△3.8%



(音楽ソフト)
当事業におきましては、大晦日に向けて国民的な話題を提供した「北島三郎」や根強い人気を持つ「水森かおり」などの演歌作品、「ソナーポケット」などJ-POP系作品に加えて、話題のスタジオジブリ映画「風立ちぬ」や「かぐや姫の物語」のサウンドトラックなど、それぞれの音楽ソフト子会社の特色を活かした作品を発売いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、大ヒット作品に恵まれないなか、売上高は前年同期比1.8%の減少、営業利益は前年同期比23.9%の減少となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高10,65410,463△190△1.8%
営 業 利 益1,269966△303△23.9%


(その他)
当事業におきましては、主に、市場や顧客層においてカラオケや音楽事業とシナジー効果のある事業を展開しております。BGM放送事業では、光回線を活用したBGMサービス「スターデジオ光」をスタートいたしました。携帯電話向けコンテンツサービスにおいては、会員減からフィーチャーフォン向け一部サービスを今期末で終了することといたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、期中におけるホテル1軒の閉鎖などにより、売上高は前年同期比8.3%の減少となりましたが、営業利益は前年同期比5.0%の増加となりました。

(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高7,6206,989△631△8.3%
営 業 利 益1,2411,303615.0%



(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前連結会計年度末に比べ2,418百万円増加し、44,381百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前当期純利益が22,466百万円、減価償却実施額が13,378百万円、売上債権の減少額が1,970百万円、法人税等の支払額が8,487百万円及び投資有価証券売却益が2,118百万円等により、前連結会計年度末に比べ2,816百万円増加し、27,298百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出が10,974百万円、投資有価証券の取得による支出が9,358百万円、無形固定資産の取得による支出が3,498百万円及び投資有価証券の売却による収入が11,989百万円等により、前連結会計年度末に比べ3,138百万円減少し、15,415百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、自己株式の取得による支出が4,422百万円、配当金の支払額が3,883百万円、長期借入金の返済による支出が3,478百万円及び長期借入による収入が2,390百万円等により、前連結会計年度末に比べ8,469百万円増加し、9,458百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02824] S10024UL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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