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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003O7Z

有価証券報告書抜粋 株式会社システムソフト 業績等の概要 (2014年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度(2013年10月1日~2014年9月30日)におけるわが国の経済は、政府主導の経済政策や金融緩和により、企業収益や雇用情勢の改善、設備投資の持ち直しなどが見られ、緩やかな回復基調が継続いたしました。
当社が属する情報サービス産業におきましては、大手を中心とした企業の情報投資につきまして増加傾向が継続しております。また、スマートフォンやタブレット型端末の普及が続いていることから、これらに対応する各企業のシステム投資も好調に推移いたしました。

このような環境下、当社は、一層の企業価値向上のため、これまでのシステム開発を中心とした事業分野に加え、前期におけるパワーテクノロジー株式会社の吸収合併や、当期首における連結子会社 株式会社アップトゥーミーの吸収合併などを経て、事業運営の効率化を図りながらWebマーケティング事業の拡大に注力いたしました。
また、2014年2月には、システム開発事業におきまして、当社が得意とする不動産分野のノウハウを活かし、全国賃貸管理ビジネス協会グループの事業子会社である全管協ポータルサイト株式会社との取引を開始し、新たに賃貸物件ポータルサイトの開発・運営を行いました。同グループは、賃貸管理業に携わる会員企業数最大のビジネス団体であります。なお、このビジネスは当社の主要事業の一つである賃貸不動産情報サイト運営事業とも密接な関係にあり、立ち上げから2年を経過し、収益が減少傾向にある同事業との今後のシナジー効果も期待しております。
一方、事業体制面においては、更なる事業強化を目的として2014年6月1日付で本店を福岡市中央区より東京都千代田区に移転いたしました。
さらに、システム開発事業の新規分野として、2014年6月にサービスマネジメント部を新設し、ITサービスマネジメントやITガバナンスの支援を通じて、お客さまの情報部門での業務遂行品質の向上、IT活用及び生産性の向上を推進するビジネスを開始いたしました。このビジネスのスピーディな立ち上げと充実したソリューションの提供を目的として、様々な企業に対してIT管理サービスの提供実績を持ち、ITサービスマネジメント分野におけるグローバルリーダーであるBMC Software,Inc.の日本法人と業務提携を行いました。
これらの結果、当事業年度における売上高は、前年同期に比して467百万円(18.3%)増加し3,027百万円となりました。利益面におきましては、営業利益は、前年同期に比して148百万円(43.1%)増加し491百万円、経常利益は前年同期に比して146百万円(43.7%)増加し482百万円となりました。また、株式会社アップトゥーミーとの合併に伴う抱合せ株式消滅差益61百万円、投資有価証券売却益187百万円等の特別利益を265百万円計上した一方、厚生年金基金脱退拠出金79百万円、事務所移転費用46百万円等の特別損失を173百万円計上したことにより、当期純利益は前年同期に比して225百万円(79.8%)増加し508百万円となりました。
上記の事業基盤の拡大・増強に加え、九州地区での事業面及び人材確保面における当社知名度の向上を目的として、福岡市に拠点を置くJリーグ2部所属のサッカーチームを運営するアビスパ福岡株式会社の第三者割当増資を2014年9月22日付で引き受け、同社の発行済株式の45.8%を所有いたしました。アビスパ福岡は福岡の市民クラブとして親しまれ、多くの人々に愛されるサッカーチームです。今後、当社は同社への支援を通じて福岡・九州地区の活性化を図り、当社設立の地である福岡における事業の拡大はもちろん優秀な人材の確保に努めてまいります。

なお、当社は、連結子会社であった株式会社アップトゥーミーを2013年10月1日付で吸収合併し、当事業年度より連結財務諸表を作成していないため、前年同期との比較につきましては、前事業年度の個別業績との比較を記載しております。

セグメントごとの業績は、次のとおりです。
なお、連結子会社であった株式会社アップトゥーミーを2013年10月1日付で吸収合併し、同社が行っていたモバイルマーケティング事業を当社のWebマーケティング事業に統合したことに伴い、当事業年度より報告セグメントの区分を4区分から3区分に変更しております。
また、システム開発事業及び賃貸不動産情報サイト運営事業につきましては、前年同期との比較を参考として記載しております。


① システム開発事業
大手企業を中心としたお客さまに対し、長年にわたってソリューションプロダクト及びソリューションサービスを提供しております。当事業年度におきましては、お客さまのIT投資は増加傾向にあり、不動産、生損保関連分野などを中心として受注が増加傾向で推移いたしました。
当事業年度におけるシステム開発事業の売上高は、前年同期に比して247百万円(23.1%)増加し1,317百万円、営業利益は、前年同期に比して24百万円(20.8%)増加し140百万円となっております。

② 賃貸不動産情報サイト運営事業
賃貸不動産情報サイトへの情報の掲載による事業を行っております。同サイトは立ち上げから2年を経過し、お客さまからサイトリニューアルの要望が出てきていることを踏まえ、現行サイトでの掲載料の見直しを行っております。
当事業年度における賃貸不動産情報サイト運営事業の売上高は、前年同期に比して95百万円(38.3%)減少し154百万円、営業利益は、前年同期に比して63百万円(75.1%)減少し21百万円となっております。

③ Webマーケティング事業
前期におけるパワーテクノロジー株式会社との合併により、同社の事業を継承し、大手企業を中心としたWebマーケティング事業を行っております。また、2013年10月1日付で連結子会社 株式会社アップトゥーミーを吸収合併し、同社のモバイルマーケティング事業を当事業に統合いたしました。お客さまの満足度向上を目的として、当社のシステム開発事業との連携を図りながら、より付加価値の高いサービスを提供することによる事業の拡大に努めました。
当事業年度におけるWebマーケティング事業の売上高は1,555百万円、営業利益は552百万円となっております。

(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の増加726百万円、投資活動による資金の増加59百万円、財務活動による資金の増加30百万円に加え、合併に伴う資金の増加額が289百万円あったことにより、前事業年度末に比べ1,105百万円増加し、2,412百万円となりました。
なお、前事業年度は連結キャッシュ・フロー計算書を作成しており、キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、前年同期との比較は行っておりません。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は、726百万円となりました。これは主に、税引前当期純利益573百万円、のれん償却額176百万円、減価償却費150百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により増加した資金は、59百万円となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出100百万円等があった一方で、投資有価証券の売却による収入212百万円や差入保証金の回収による収入120百万円等があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により増加した資金は、30百万円となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入33百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02858] S1003O7Z)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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