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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100273Y

有価証券報告書抜粋 株式会社アスモ 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行による金融緩和などの効果により円安・株高が進行し、企業収益の改善や個人消費の持ち直し傾向が見られるなど、緩やかな回復基調となりました。
しかしながら、欧州債務問題や新興国経済の成長鈍化など世界経済の下振れ懸念もあり、依然として先行き不透明な状況が続いています。
このような状況の下、当社グループは、2013年4月1日付でそれぞれの事業分野においての迅速・的確な対応、事業分野に適応した人材の育成・教育・採用、事業分野に特化した判断による業務の効率化、経営責任の明確化、将来を担う経営者の育成を目的として、卸売事業を営む株式会社アスモトレーディング、給食事業を営む株式会社アスモフードサービスを新設分割の方法により設立いたしました。
今後、当社は持株会社として経営戦略業務に特化し、各子会社は前述の新設分割の目的を達成することで事業規模の拡大と経営基盤の強化を図り、グループ全体の企業価値の向上に努めてまいります。
また、今後の介護事業等との相乗効果を見込み、2013年12月27日付けでブロードマインド少額短期保険株式会社の株式を取得したことにより連結子会社化し、新たに少額短期保険事業へと進出いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高14,671百万円(前年同期比48.6%増)、営業利益1,898百万円(前年同期比133.2%増)、経常利益1,914百万円(前年同期比133.1%増)となりましたが、特別損失として本社移転に伴う土地建物101百万円、2006年8月の株式会社オックスとの合併に伴うのれん349百万円を、それぞれ減損損失に計上したこと及びサーバントラスト信託株式会社の「のれん」の期末未償却残高153百万円をのれん償却額に計上したこと等により、当連結会計年度における当期純利益は、868百万円(前年同期比13.0%増)となりました。
主な事業別の状況は次のとおりであります。
なお、当社グループは、2013年4月1日付の会社分割に伴って、当連結会計年度より経営管理区分の見直しを行い、以下のようにセグメントを変更しております。また、前年同期比に関しましては、売上高、売上原価と販売費及び一般管理費の金額を遡って正確に抽出することが実務上困難なため、記載しておりません。
セグメント名称
(セグメントに該当する会社)
主要な事業の内容
アスモ事業
(株式会社アスモ)
グループ会社の統制・管理、不動産賃貸
アスモトレーディング事業
(株式会社アスモトレーディング)
食肉の輸出入、食肉及び食肉加工品の販売
アスモフードサービス事業
(株式会社アスモフードサービス)
高齢者介護施設等における給食の提供
アスモ介護サービス事業
(株式会社アスモ介護サービス)
高齢者介護施設の入居斡旋・訪問介護事業所の運営
OX(H.K.)事業
(OX(H.K.)COMPANY LIMITED)
香港における外食店舗の運営
そ の 他(サーバントラスト信託株式会社)信託商品の販売
(ブロードマインド
少額短期保険株式会社)
保険商品の販売
(ASMO CATERING(TAIWAN)
COMPANY LIMITED)
台湾における外食店舗の運営

アスモトレーディング事業
アスモトレーディング事業におきましては、穀物価格高騰による飼料価格の上昇や円安の進行による原材料輸入価格の上昇、原油高による運送・保管料等の上昇が依然として続いており、仕入コストが増加しておりましたが、第2四半期連結会計期間より販売価格に転嫁させることができるようになりました。
販売に関しては低価格商品中心の販売が増加したこと、お客様のニーズにあった購買・販売が効率的にできたこと、当社の特徴であるメキシコ産商品の新たな供給先の獲得により需要に見合った購買ができたことで他社との差別化を図り、安定的な取引を継続すること等ができました。
さらに、2012年5月より再開いたしました通信販売の売上が当初の計画を上回り、今後の新たな柱として、確立していくことができると考えております。
今後は、FTA・EPA・TPPなどを視野に入れ、メキシコ産商品だけでなく米国産・オーストラリア産・国産牛肉の取扱いを増やし、合わせて当社独自の視点により日本のマーケットに見合った商品を開発・購買することで、既存顧客の満足度の向上と新規顧客の拡大で販売の増加に努めてまいります。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、2,297百万円、セグメント利益(営業利益)は、2百万円となりました。
アスモフードサービス事業
アスモフードサービス事業におきましては、積極的な営業活動により受託施設数が、前連結会計年度末と比較して31施設増加し、268施設となりました。
また受託先につきましても、高齢者施設以外で「官公庁の食堂・大学の学食・病院における食事提供」など、様々な業態にお食事を提供しております。
さらに、今後の海外における給食受託業務の取り組みに向けて、連結子会社のOX(H.K.)COMPANY LIMITEDにてスタッフとして研修を受けております。
今後とも様々なお客様へお食事が提供できるように心がけ、よりお客様にご満足いただけるように努めてまいります。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、6,661百万円、セグメント利益(営業利益)は、215百万円となりました。
アスモ介護サービス事業
アスモ介護サービス事業におきましては、従来の高齢者介護施設の入居斡旋業務に加え、前期に当社100%子会社である株式会社アスモ介護サービスを設立し、訪問介護の分野に進出いたしました。
新たに開始しました訪問介護につきましては、事業の開始以来積極的な事業所の開設を進めており、当連結会計年度末時点において、32事業所(大阪府内11事業所、埼玉県内6事業所、神奈川県内4事業所、東京都3事業所、千葉県内2事業所、他6事業所)を設置し、ご契約者数は1,393名となっております。
また、要介護認定の申請の代行や介護を必要とされる方が適切にサービスを利用できるように、居宅介護支援事業所を新たに11事業所開設し、訪問介護サービスとの連絡・調整を行っております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、3,711百万円、セグメント利益(営業利益)は、1,203百万円となりました。
OX(H.K.)事業
OX(H.K.)事業におきましては、連結子会社であるOX(H.K.)COMPANY LIMITEDが、香港にて外食店舗を運営しており、当連結会計年度において、新規に3店舗を出店し、合計16店舗(6業態)を展開しており香港における当社の存在感を高める事に注力しております。
また、本社機能の向上とセントラルキッチン機能の向上を図るべく本社を移転させ、売上の構成比率を飲食店収入だけではなく、香港に進出している日系飲食店向けの卸業務収入や香港進出を検討している日系企業へのコンサルティングなど多角的な収益構造を構築してまいります。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、1,793百万円、セグメント利益(営業利益)は、90百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)資本の財源及び資金の流動性についての分析」をご参照下さい。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02917] S100273Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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