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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001UM7

有価証券報告書抜粋 エスフーズ株式会社 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における日本経済は、政府の景気浮揚策と円安の進行により、外需型の企業を中心に業績が改善し、景気の回復が見られました。一方、円安や資源高の影響で内需型の企業は収益性の悪化に苦しみました。当連結会計年度後半は4月からの消費増税を控え国内消費は好調でしたが、増税実施後の消費の冷え込みが懸念されています。食肉業界においては、高騰する原料価格を販売価格に転嫁することが難しく、全般的に厳しい経営環境にさらされました。
このような状況下、当社グループは、利益率の低下に対応した営業施策と利益の最大化を目指した食肉事業の垂直統合を推進して、安定収益の確保と経営体質の強化を図りました。
食肉等の製造・卸売事業においては、食肉事業の最上流である牛・豚の生産事業の設備強化と規模の拡大とともに、得意先との関係強化による販売基盤の充実に取り組みました。神戸牛の輸出については、現在5カ国(地域)へ輸出しており、引き合いは依然強く、新たな輸出先国との交渉も始めております。また、既存輸出国に対しては、ステーキ以外の食べ方を提案するなど、新たな需要喚起も進めております。
食肉加工製品については、定番製品の販売促進を進めるとともに、「お手軽スタミナ食堂シリーズ」や「アルミ鍋シリーズ」などの新定番製品の育成・定着にも努めました。また、本年1月14日には、グリコハム株式会社が新たにグループに加わりました。高い食肉製品製造技術と強い量販店販売ルートを獲得することで、今後グループ製造事業の着実な発展に寄与いたします。
食肉等の小売事業においては、新規ディベロッパーとの取り組みによる出店や既存店の活性化を継続的に実施し、食肉等の外食事業においては、焼肉・しゃぶしゃぶチェーンとステーキレストランチェーンを今後の新たな柱とすべく、それぞれ競争力向上のための施策を実施しました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,692億5千3百万円(前連結会計年度比14.3%増)、営業利益は56億8千3百万円(前連結会計年度比10.0%増)、経常利益は61億2千7百万円(前連結会計年度比9.5%増)、当期純利益は33億1千3百万円(前連結会計年度比32.1%増)と増収増益になりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①食肉等の製造・卸売事業
売上高は1,393億6千3百万円(前連結会計年度比17.5%増)、セグメント利益は52億6千5百万円(前連結会計年度比10.9%増)となりました。
②食肉等の小売事業
売上高は206億6千8百万円(前連結会計年度比0.7%減)、セグメント利益は9億3千3百万円(前連結会計年度比15.5%減)となりました。
③食肉等の外食事業
売上高は76億6千3百万円(前連結会計年度比5.8%増)、セグメント利益4億4千万円(前連結会計年度比38.7%増)となりました。
④その他
売上高は15億5千9百万円(前連結会計年度比11.6%増)、セグメント利益は1億6百万円(前連結会計年度比485.9%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度より23億8千9百万円減少して144億4千9百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、4億1千9百万円の支出(前連結会計年度は37億1千3百万円の収入)で、増加要因として税金等調整前当期純利益59億5千9百万円及び減価償却費17億1百万円などがあった一方、減少要因として売上債権の増加額27億4千3百万円、たな卸資産の増加額27億6百万円及び法人税等の支払額27億8千9百万円などがありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、47億7千8百万円の支出(前連結会計年度は23億4千8百万円の支出)で、支出の主なものは有形固定資産の取得による支出45億2千8百万円及び投資有価証券の取得による支出38億9千3百万円で、収入の主なものは投資有価証券の売却による収入40億6千6百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、27億9千3百万円の収入(前連結会計年度は4億3千9百万円の収入)で、収入の主なものは長期借入れによる収入70億5千万円で、支出の主なものは、長期借入金の返済による支出29億9千8百万円、配当金の支払額6億9千9百万円及び社債の償還による支出3億4千万円であります。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標の推移は、次のとおりであります。
項目2012年
2月期
2013年
2月期
2014年
2月期
自己資本比率(%)51.050.346.1
時価ベースの自己資本比率(%)28.833.533.9
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)285.7381.8-
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)42.627.1-

※自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利息の支払額
(注)1.各指標はいずれも連結ベースの財務数値によっております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利息の支払額については連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
5.2014年2月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載を省略しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00342] S1001UM7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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