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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024X4

有価証券報告書抜粋 株式会社トラスト 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
① 全般の業績概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行による金融緩和策等を背景に円安・株高が進行し、また消費増税前の需要増加もあり景況感の改善が見られるものの、消費増税後の需要減少の懸念等で先行きは不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、中核事業であり海外市場をターゲットとしている中古車輸出事業、安定的な成長を続けるレンタカー事業、成長著しい南アフリカにて海外自動車ディーラー事業の3つの事業を行っており、安定的で収益力のある事業体の構築を目指しております。また、レンタカー事業のレンタル車輌を、中古車輸出事業のWEBサイトを通じて販売するなど、グループシナジーを創出し、さらに、中古車輸出事業における将来の環境悪化にも対応すべく、中古車輸出事業のメインマーケットであるアフリカ地域において自動車ディーラーを運営しております。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高15,667百万円(前年同期比17.6%増)、営業利益1,488百万円(前年同期比31.7%増)、経常利益1,442百万円(前年同期比28.2%増)、当期純利益564百万円(前年同期比34.6%増)となりました。
② セグメントの業績概況
(中古車輸出事業)
中古車輸出業界全体の2013年輸出台数は116万台(前年同期比15.8%増)と好調に推移し、また円安の好影響により収益力が向上し、業界全体の景況感が向上いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、B2B販売の強化、現地業者とのエージェント契約締結による販売チャネルの多様化、車輌のラインアップの強化、WEBサイトの改善による利便性の向上などにより、多くの地域で輸出台数が前年を上回り、合計9,036台(前年同期比15.4%増)となりました。
また、メインマーケットであるアフリカ地域において、沿岸主要港から内陸主要都市への中古車陸送を代行手配するルートを、7ルート新規開設し合計14ルートとし内陸主要都市をすべてカバーすることができました。更に、現地エージェントとの提携により対面販売及びアフターサービスを行うカスタマーサービスセンターを4店舗運営し、アフターサービスの一環として修理部品の販売を強化することで、顧客満足度の向上に努めました。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高5,958百万円(前年同期比27.8%増)、営業利益371百万円(前年同期比38.5%増)となりました。
(レンタカー事業)
レンタカー業界全体では、レンタカー需要の高まりを受け事業者及び登録台数ともに年々増加し、市場規模が拡大しております。
このような状況のなか、当社グループは、継続的に直営・FCの空白地域への新規出店を推進するとともに、TVCMの継続的な放映及び顧客満足度向上策の実施により個人顧客への販売強化を図りました。当期において直営店の佐久平店(長野県)、中津川駅前店(岐阜県)、新富士駅前店(静岡県)、FC店の宇都宮若松原店(栃木県)、岡山青江店(岡山県)、前橋店(群馬県)、宮古空港店(沖縄県)、久留米店(福岡県)、ポートアイランド店(兵庫県)、小浜店(福井県)、長岡店(新潟県)の合計11店舗を新規出店し、直営店及びFC店の総店舗数は112店、総保有台数は11,897台(前年同期比12.6%増)となりました。さらに、車輌の販売台数は1,021台(前年同期比10.3%増)となり好調に推移いたしました。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高6,570百万円(前年同期比12.6%増)、営業利益1,067百万円(前年同期比21.9%増)となりました。
(海外自動車ディーラー事業)
南アフリカ共和国では旺盛な個人消費のもと、2013年の新車販売台数は65万台(前年同期比3.2%増)となりました。
このような状況のなか、当社グループは、南アフリカ共和国で、スズキディーラー3店舗、プジョーディーラー1店舗、フィアット・アルファロメオディーラー1店舗の合計5店舗を運営しております。2013年5月には、ケープタウン市近郊のそれぞれ独立店舗であったフィアット・アルファロメオディーラー及びスズキディーラーの2店舗を併設店舗とし、経営効率の向上を図りました。また、当期は主要ブランドのスズキで新型車の投入が少ないなかで、新車販売のみに頼らない収益構造を構築すべく、中古車・サービス部門で継続的に経営改善を行ってまいりました。新車販売台数は合計857台(前年同期比21.2%増、内訳:プジョー82台、アルファロメオ2台、フィアット61台、スズキ712台)、中古車販売台数は合計1,290台(前年同期比6.5%増)と好調に推移しております。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高3,425百万円(前年同期比13.6%増)、営業利益52百万円(前年同期は営業利益0百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末におけるの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、連結会計年度末に比べ138百万円増加し、675百万円となりました。なお、当連結会計年度に各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果獲得した資金は2,792百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,407百万円、減価償却費2,193百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は222百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出204百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は2,432百万円となりました。これは主にリース債務の返済による支出2,133百万円、長期借入金の返済による支出301百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02977] S10024X4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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