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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001V9E

有価証券報告書抜粋 株式会社松屋 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、現政権下での経済対策および日銀による金融政策の効果・期待から、株価の回復が進み景況感は改善を見せており、先行きに明るい兆しが見えはじめております。
百貨店業界におきましても、富裕層の消費心理が改善したことに加え一般消費者の購買意欲が高まってきたことも背景に、東京地区百貨店売上高は前年実績を上回りました。
このような状況の中、当社グループは、当期より新たな「中期経営計画」(2013~2015年度)の基本方針に沿った諸施策を実施し、業績の向上に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は75,488百万円と前連結会計年度に比べ3,925百万円(+5.5%)の増収となり、営業利益は1,522百万円と前連結会計年度に比べ474百万円(+45.3%)の増益、経常利益は1,570百万円と前連結会計年度に比べ485百万円(+44.8%)の増益、当期純利益は1,335百万円と前連結会計年度に比べ735百万円(+122.5%)の増益となりました。
①百貨店業
主力となる百貨店業の銀座店におきましては、新たな中期経営計画の基本方針である「百貨店事業の収益力強化」の下、「GINZA スペシャリティストア」のさらなる進化を推進し他店や他業態との差別化を図るため大規模な改装を実施し、昨年9月にグランドリニューアルを迎えました。この度の改装は、2009年度より段階的に行ってきた改装の総仕上げという位置づけにあり、2階に新たな銀座店の象徴となるインターナショナルブティックのフロアが完成するとともに、「ルイ・ヴィトン」も3層に拡大し、日本最大級のフルカテゴリーショップとして生まれ変わりました。また、3階と4階の婦人フロアにおきましても、フロアごとのターゲットを明確にした品揃えの再編・強化を実施し、商品のグレードとテイストの統一を推し進めることで、買廻り性の向上を図ってまいりました。食品部門におきましては、昨年の春にコンサルティング販売を強化したワイン売場「グルマルシェ ヴァン」を開設したほか、屋上では、夏季に主に女性をターゲットとした「美しくなるビアガーデン」を、冬季にスケートリンク「ソラトニワ アイスパーク」を開設するなど、話題性の高い新たな取組みによって店舗の活性化を図り、収益力の強化に努めてまいりました。催事におきましては「スヌーピー×日本の匠展」や「エヴァンゲリオン展」など、独自性と話題性のある企画とプロモーションによって集客力を高め、売上の向上に努めてまいりました。一方、ブランド力を活用したテレビ・ラジオなどの無店舗販売の強化も推進してまいりました。
浅草店におきましては、一昨年11月の「EKIMISE」の開業によって変化したお客様とその需要を取り込むため、昨年の春に1階の和洋菓子売場を拡大し、新ゾーン「浅草すいーつ小町」を開設、また12月には、集客力を高め買廻りの促進を図ることを目的に、地下1階食品売場の中央部にドラッグストアを導入するなど、業績の向上に尽力してまいりました。
以上の結果、百貨店業の売上高は65,438百万円(うち外部顧客に対する売上高65,394百万円)と前連結会計年度に比べ3,995百万円(+6.5%)の増収となり、営業利益は1,265百万円と前連結会計年度に比べ475百万円(+60.3%)の増益となりました。
②飲食業
飲食業のアターブル松屋グループにおきましては、婚礼宴会部門では婚礼組数の獲得数向上に取り組んでまいりましたが、一部営業所の獲得組数が減少し、前年実績を上回ることはできませんでした。イタリアンレストラン部門では婚礼売上の増加、法人需要の取込み等により増収となりましたが、一昨年8月末に㈱アターブルグリーンレストランが連結対象から除外されたこと等もあり、飲食業全体では減収となりました。一方で、原価の低減や人件費等販売管理費の圧縮を推進した結果、増益となりました。
以上の結果、飲食業の売上高は5,437百万円(うち外部顧客に対する売上高5,327百万円)と前連結会計年度に比べ533百万円(△8.9%)の減収となり、営業利益は30百万円と前連結会計年度に比べ25百万円(+546.6%)の増益となりました。

③ビル総合サービス及び広告業
ビル総合サービス及び広告業の㈱シービーケーにおきましては、前期の業績に寄与した大型工事物件等の受注が減少したこと等により減収となりました。また、人件費をはじめとする費用の削減に取り組みましたが、受注工事に伴う原価の増加等により減益となりました。
以上の結果、ビル総合サービス及び広告業の売上高は5,288百万円(うち外部顧客に対する売上高2,652百万円)と前連結会計年度に比べ281百万円(△5.1%)の減収となり、営業利益は72百万円と前連結会計年度に比べ31百万円(△30.6%)の減益となりました。
④輸入商品販売業
輸入商品販売業の㈱スキャンデックスにおきましては、昨年4月に新規出店した「イッタラ 酒々井」と「イッタラ グランフロント大阪」の売上高が想定を上回って推移いたしました。また、「レ・クリント」や新規ブランドである「ロールストランド」も順調に売上を伸ばし、増収・増益となりました。
以上の結果、輸入商品販売業の売上高は1,822百万円(うち外部顧客に対する売上高1,756百万円)と前連結会計年度に比べ377百万円(+26.2%)の増収となり、営業利益は143百万円と前連結会計年度に比べ27百万円(+23.3%)の増益となりました。
⑤その他
その他の事業におきましては、売上高1,129百万円(うち外部顧客に対する売上高358百万円)と前連結会計年度に比べ117百万円(△9.4%)の減収となり、営業利益は30百万円と前連結会計年度に比べ8百万円(△21.0%)の減益となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税金等調整前当期純利益1,528百万円、減価償却費1,231百万円等により2,697百万円の収入となり、前連結会計年度と比べ341百万円の増加となりました。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、主に有形固定資産の取得による支出△2,272百万円等により2,247百万円の支出となり、前連結会計年度と比べ895百万円の減少となりました。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、借入金の減少△564百万円等により234百万円の支出となり、前連結会計年度と比べ1,192百万円の増加となりました。
この結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は216百万円増加し、2,565百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03017] S1001V9E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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