有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002DFY
日東富士製粉株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループ(当社及び連結子会社)において、研究開発活動は、連結財務諸表を作成する当社のみが行っております。
(製粉及び食品事業)
当社の研究開発活動は中央研究所が中心になり、新製品の開発および商品化、小麦粉の用途開発および新素材の研究を行っております。
当連結会計年度も、小麦粉需要が伸び悩み、低価格志向が継続している中、お客様のニーズに的確かつ迅速に対応し、安心安全および美味しさを追求した開発、新技術の開発を目標に、お客様及び関連部門との連携を密にして研究開発を行ってまいりました。
中央研究所の研究開発活動は次のとおりであります。
惣菜やベーカリー製品を中心とした業務用ミックスの新製品開発および既存ミックスの用途開発、ベーカリー製品や麺を中心とした小麦粉の用途開発を行い、商品提案活動を通してミックス粉と小麦粉の拡販に取り組みました。
惣菜用業務用ミックスでは、大手コンビニで販売されたフライドチキン用の「フライドチキン用ミックス」、量販店やコンビニで販売される年末天ぷら用の「天ぷら粉」や量販店のバックヤードで使用される「天ぷら粉」、「唐揚げ粉」、「バッターミックス」が採用になりました。また、ファーストフードに対し差別化した商品提案を行い「フライドチキン用ミックス」や「和風スナックミックス」などが採用になり、ミックス粉の拡販に努めました。
ベーカリー業務用ミックスでは、健康志向に合った添加物表示の必要の無い「麦麹ベースK-0」と食物繊維入り表示が可能な「麦麹ファイバーベース」の開発を行い拡販に努めました。また、コンビニのレジ横商品として「ドーナツ用ミックス」などが採用になりました。
業務用冷凍生地では、外食向けピザの新製品などが採用になりました。
小麦粉に関しては、ベーカリー関係では、積極的なメニュー提案により量販店のインストアーベーカリー向けピザ用粉およびコンビニ向けデザート用粉が採用になりました。また、ベーカリーセミナーでは、有名ベーカリーのオーナーシェフを講師に招き参加されたお客様から高い評価を得ました。
麺関係でも、コンビニ向け調理麺に小麦粉が採用になるなど小麦粉の拡販に努めました。
また新素材研究および製粉技術を活用した付加価値の高い小麦粉の開発に取り組み、弊社設立百周年を記念した小麦粉の新製品10アイテムを発売しました。現在、製パンメーカーやパスタメーカーを中心にご紹介を行い拡販に努めています。
今後とも、お客様に信頼される品質、安心、安全をモットーに、美味しさを追求した新製品および新規素材の開発、新規技術の開発に更に積極的に取り組み、将来の事業拡大を目指し、今一層努力してまいりたいと考えております。
なお、当連結会計年度の研究開発費は、3億2千9百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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