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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001UQD

有価証券報告書抜粋 株式会社井筒屋 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融緩和策等により、円安・株高傾向が進み、企業収益や個人消費が改善されるなど、景気回復への期待感が高まってまいりました。その一方で、海外経済の減速や欧州債務問題、外交問題やエネルギー問題等の影響により、景気の下振れも懸念される中にあり、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。
百貨店業界におきましては、円安・株高で景況感が回復し、また相次いだ増床・改装効果もあり都市部の大型店舗を中心に売上高を伸ばしました。しかし、主要10都市以外では、回復のスピードは緩やかで、いまだ前年実績を上回るまでには至っておりません。
このような状況の下、当社グループにおきましては、安定的に利益を計上できる収益構造を維持・推進するとともに、効率的な百貨店経営を目指して、本年度より「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画(2013年度~2015年度)」を推進いたしております。計画1年目となる当期は、当社グループの収益の柱である本店、黒崎店の店舗見直しをおこない、売場改装に着手いたしました。
当期における当社グループの業績につきましては、売上高は872億34百万円(前期比99.9%)、営業利益は22億8百万円(前期比75.5%)、経常利益は19億78百万円(前期比78.1%)、当期純利益は、19億1百万円(前期比87.3%)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 百貨店業
当社グループの主要事業であります百貨店業におきましては、「お客様の視点に立った店づくり」を基本として、品揃え、販促策、サービス等の強化に取り組んでまいりました。
本店におきましては、昨年8月に「エステティックサロン ソシエ」を、9月には雑貨を中心としたラグジュアリーブランド「トリー・バーチ」ブティックをオープンいたしました。また、11月には本館地下1階食品フロアに「なだ万厨房」を導入し、高級和総菜を充実させるとともに、洋菓子では全国初となる「パティスリー・ドゥ・ポンパドウル」を導入し、ご好評をいただいております。本年3月には、婦人靴・バッグ売場をリニューアルオープンいたしました。カジュアルからインポートブランドまで多数の新規ブランドを導入し、品揃えと価格の幅を広げました。
コレットにおきましては、婦人服を中心に品揃えの強化をはかっておりますが、昨年9月にカジュアルテイストをベースにしたメンズ・レディスのセレクトショップ「アーバンリサーチ」を導入するとともに、ヤングファミリー層対象に、ベビー&キッズショップを集積した「ココ ベビー&キッズ」をオープンいたしました。
黒崎店におきましては、昨年9月にカジュアルブランド「イッツインターナショナル」をオープンするなど、よりデイリーでリーズナブルな品揃えを強化し、八幡西区役所移転にともなう来街者増に対応してまいりました。また、黒崎中心市街地に増加している30代から40代のファミリー層のお客様に対応するため、本年4月に3階・4階の婦人服売場を10年振りにリニューアルいたしました。
サテライトショップにおきましては、お客様の利便性向上のため、昨年5月の苅田ショップの移転拡大オープンに引続き、9月に北九州市八幡西区に三ヶ森ショップを新規オープンいたしました。
山口店におきましても昨年6月に周南ショップをオープンさせ、地域のお客様のニーズにお応えいたしております。
業績につきましては、売上高は872億34百万円(前期比99.9%)となり、営業利益は24億10百万円(前期比76.5%)となりました。
② 友の会事業
株式会社井筒屋友の会が前払式の商品販売の取次をおこなっており、外部顧客に対する売上高はなく、業績につきましては、5百万円の営業利益(前期比231.2%)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて17億65百万円増加し、67億34百万円となりました。(前連結会計年度は49億69百万円)。これらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益(19億61百万円)と減価償却費(15億61百万円)等により34億63百万円の資金収入(前連結会計年度は39億17百万円の資金収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産売却収入(2億73百万円)、長期貸付金の回収による収入(2億38百万円)等により45百万円の資金支出(前連結会計年度は7億58百万円の資金支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の返済(12億26百万円)等により16億52百万円の資金支出(前連結会計年度は39億51百万円の資金支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03032] S1001UQD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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