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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100251Y

有価証券報告書抜粋 株式会社いなげや 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析については以下のとおりであります。

(1)重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に準拠して会社の財産及び損益の状況を正しく示しております。
なお、将来に関する予想、見積り等の事項は、有価証券報告書提出日(2014年6月24日)現在において当社グループが判断したものであり、先行きに不確実性やリスクを含んでいるため、将来生じる結果と異なることがありますので、ご留意ください。

(2)財政状態の分析
前連結会計年度末においては、期末日が金融機関休業日にあたり、末日期限決済分を翌営業日に決済しておりますため、買掛金などの未払債務の末日期限未決済分負債とそれに対応する手許流動性資金の資産が共に両建てで膨らんでおり、その金額は94億33百万円であります。

①資産の部
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ48億77百万円減少し、890億48百万円となりました。
流動資産は、105億14百万円減少し、286億21百万円になりました。これは主に、有価証券が20億円、商品及び製品が2億21百万円それぞれ増加した一方、現金及び預金が123億17百万円、その他流動資産(未収入金など)が3億7百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は、56億36百万円増加し、604億26百万円になりました。これは主に、有形・無形固定資産が47億48百万円、投資その他の資産が8億87百万円それぞれ増加したことによるものです。有形・無形固定資産は、土地が21億58百万円、その他(有形・無形)が15億53百万円、建物及び構築物が5億79百万円それぞれ増加しました。投資その他の資産は、繰延税金資産が9億49百万円、投資有価証券が時価評価等により3億22百万円それぞれ増加しました。
②負債の部
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ42億36百万円減少し、426億66百万円となりました。
流動負債は、68億61百万円減少し、280億26百万円になりました。これは主に、その他流動負債(未払金など)が1億82百万円、ポイント引当金が1億26百万円それぞれ増加した一方で、買掛金が66億35百万円、未払消費税等が4億52百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は26億25百万円増加し、146億40百万円になりました。これは主に、退職給付に係る負債が47億21百万円、リース負債が2億73百万円それぞれ増加した一方で、退職給付引当金が16億95百万円、長期借入金が6億38百万円それぞれ減少したことによるものです。
③純資産の部
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ6億41百万円減少し、463億81百万円となりました。これは主に、当期純利益で11億77百万円増加し、配当金の支払いで6億96万円減少したことにより、利益剰余金が4億80百万円増加し、また、その他有価証券評価差額金が2億7百万円増加した一方、退職給付に係る調整累計額が13億95百万円減少したことによるものです。以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.0ポイント改善し、51.7%になりました。

(3)経営成績の分析
①営業収益
当連結会計年度における営業収益は、政府の金融緩和政策による円安・株高などによる景況感の回復や消費税増税を見据えた駆け込み需要などもあって、前連結会計年度に比べ95億54百万円増加(前期比4.3%増)し、2,304億11百万円になりました。スーパーマーケット事業の売上高は同4.9%の増加(既存店売上高は同0.1%減)、ドラッグストア事業の売上高は同2.4%の増加(既存店売上高は同0.5%増)となったことにより、当連結会計年度売上高は同4.4%増加し、2,224億3百万円になりました。
②売上総利益
当連結会計年度における売上総利益は、売上高の増加や、売上高総利益率が0.3ポイント改善したことにより、前連結会計年度に比べ32億24百万円増加(同5.5%増)し、620億36百万円になりました。
③販売費及び一般管理費
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ41億78百万円増加(同6.6%増)し、673億68百万円になりました。販売費は、主に販促費や配送費などの増加により前連結会計年度に比べ4億98百万円増加しました。人件費は、2012年10月に連結子会社となった㈱三浦屋の影響などにより前連結会計年度に比べ17億52百万円増加しました。その他一般管理費は、新規出店などに伴う地代家賃の増加や「惣菜プラス生鮮」への改装費用、電気料金の値上げなどにより、前連結会計年度に比べ19億27百万円増加しました。
④営業利益
当連結会計年度における営業利益は、売上総利益が増加したものの、販売費及び一般管理費が増加した影響により、前連結会計年度に比べ8億22百万円減少(同23.5%減)し、26億76百万円になりました。
⑤経常利益
当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度に比べ7億72百万円減少(同20.1%減)し、30億74百万円になりました。
⑥特別損益
当連結会計年度における特別損失は、固定資産処分損78百万円、減損損失4億55百万円など5億59百万円計上しております。
⑦当期純利益
当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は25億14百万円となり、税効果会計適用後の法人税等負担額12億50百万円及び少数株主利益86百万円を差し引いた結果、当期純利益は前連結会計年度に比べ14億44百万円減少し、11億77百万円となりました。

(4)キャッシュ・フローの状況
営業活動によって使用した資金は20億70百万円となりました。固定資産の売却による収入など投資活動によって使用した資金は、65億20百万円となりました。長期借入金の返済、配当金の支払など財務活動によって使用した資金は17億26百万円となりました。以上により当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は前連結会計年度に比べ103億17百万円減少し、121億93百万円となりました。
詳細につきましては「1[業績等の概要]」に記載しております。

(5)資本の財源及び資金の流動性の分析
当社グループにおける運転資金は主に日々回収される売上と手持ちの自己資金によって賄われております。また、当期における設備投資は連結キャッシュ・フローベースで71億29百万円となりました。これらの資金は主に自己資金で賄いました。これらの結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は121億93百万円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03064] S100251Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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