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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001GGB

有価証券報告書抜粋 鳥越製粉株式会社 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、政府によるデフレからの早期脱却と成長戦略の実行に向けた経済財政運営を背景として緩やかな回復基調で推移しましたが、海外景気の動向など懸念材料もあり、依然として厳しい状況にあります。
製粉業界におきましては、輸入小麦の政府売渡価格が昨年4月に5銘柄平均で9.7%、10月には4.1%それぞれ引き上げられたことに伴い、製品価格の値上げを実施しましたが、食品はデフレの長期化による低価格品志向が依然として続き、販売競争は一段と激しさを増しております。
このような状況の中にあって当社グループは、中期経営計画「ACTION 2014」に基づく諸施策の実施に取り組み、経営の効率化と中核事業の競争力強化に努めました。
販売面におきましては、国内外での製パン講習会の開催や「パン de スマート」(小麦粉・澱粉がゼロで糖質オフのダイエット&健康志向のパン)の販売推進を起点として、家庭用低糖質食品や業務用低糖質食品への展開を図り、健康志向をキーワードとした新たな市場創出に向けて、積極的な営業活動を行いました。
その結果、小麦粉の出荷数量が増加したことに加え製品価格の値上げの影響もあり、売上高は約217億3千7百万円と前年同期に比べ約7億7千4百万円(3.7%)の増収となりました。
収益面におきましては、電力費や物流費などのコストアップ要因はありましたが、副産品価格が堅調に推移したことなどにより、経常利益は約19億7千6百万円と前年同期に比べ約2億6千万円(15.2%)の増益、当期純利益は約11億7千1百万円と前年同期に比べ約2億円(20.6%)の増益となりました。
単一セグメント内の区分別の状況は次のとおりであります。

(食料品)
①製粉については、小麦粉の出荷数量が増加したことに加え、製品価格の値上げの影響もあり、売上高は117億3千3百万円(前年同期比5.2%増)となりました。
②食品については、低糖質シリーズなど新製品の発売に加え、品質改良剤などの加工食品の売上も上伸し、売上高は70億5千万円(前年同期比2.2%増)となりました。
③精麦については、販売競争の激化により精麦製品の出荷数量は減少しましたが、原料価格の値上がりに伴い製品価格の値上げを行ったことにより、売上高は27億6千2百万円(前年同期比3.7%増)となりました。
(飼料)
飼料については、販売戦略の見直しにより出荷数量が減少したことにより、売上高は1億1千3百万円(前年同期比34.6%減)となりました。
(その他)
その他については、売上高は7千7百万円(前年同期比4.1%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、約10億8千2百万円と前連結会計年度比約9億6百万円減少しました。この主な要因は、仕入債務は増加しましたが、売上債権やたな卸資産が増加したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、約△9億3千万円と前連結会計年度比約4億7千3百万円支出が増加しました。この主な要因は、定期預金の預入、有形固定資産の取得が増加したことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、約△5億5千8百万円と前連結会計年度比約7億4千1百万円支出が増加しました。この主な要因は、長期借入金による収入が減少し、長期借入金の返済が増加したことなどによるものです。
以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、約108億1千6百万円となり、前連結会計年度末比約4億5百万円減少しました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00351] S1001GGB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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