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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001JJH

有価証券報告書抜粋 株式会社千趣会 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済政策や金融緩和政策等により株価の上昇及び円安が進行し、企業収益や個人消費に持ち直しの動きが見られるものの、一部の動きにとどまり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。小売業界におきましても、百貨店では、一部の高額品の売行きが好調となりましたが、小売業界全体としてはまだまだ厳しい状況が続いております。通信販売業界におきましては、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末の普及に伴うネット通販市場の拡大やネットとリアルの融合による更なる広がりもあり、売上高は年々増加し続けておりますが、他業種からの参入やM&Aなどもあり競争がますます激しくなっております。
このような経営環境のなか、当社グループは今年度を最終年度とする『中期経営計画』を掲げ、成長戦略を推進し目標達成に向け、グループ一丸となって取り組んでまいりました。
当連結会計年度の売上高は、通販事業における売上減少により1,415億52百万円(前期比2.9%減)となりました。
利益面に関しましては、売上総利益率の改善と販売費及び一般管理費の削減により、営業利益は40億19百万円(前期比90.5%増)となりました。経常利益は46億31百万円(前期比67.5%増)、当期純利益は固定資産除売却損等により40億46百万円(前期比99.4%増)となりました。
なお、セグメント別の概況は以下のとおりであります。

〔通信販売事業〕
カタログ事業と頒布会事業を合わせた通信販売事業の当連結会計年度の売上高は、1,264億98百万円(前期比3.0%減)となりました。売上高は減少したものの、利益面に関しましては、戦略商品の売上増加や商品価格帯の見直し等により売上総利益率は改善いたしました。また物流の効率化による物流関連費の削減、印刷関連費用の見直しによるカタログ関連費の削減などにより、営業利益は大幅に増加し28億40百万円(前期比185.6%増)となりました。

① カタログ事業
カタログ事業では、様々な種類のカタログとオンラインショップである「ベルメゾンネット」を通して、多彩なジャンルで生活提案を行うと共に千趣会らしさにこだわったオリジナル商品を多数開発しております。
当連結会計年度は、スマートフォンやタブレットの普及に伴うシステム強化によりネット売上、中でも純ネット売上(※)は増加いたしました。しかしながら天候不順等による衣料品や服飾雑貨の売上減少により、売上高は1,181億35百万円(前期比2.6%減)となりました。(※ 純ネット売上:ネット上で商品をカートに入れることによる売上)

② 頒布会事業
頒布会事業は、オフィスで働く女性を中心に、グループ及び個人の会員の皆様に、毎月定期的にオリジナル商品をお届けするという販売形態をとっており、他の通販会社とは異なる独自のシステムで事業を展開しております。当連結会計年度の売上高は、会員数及び取引先件数の減少により83億62百万円(前期比8.8%減)となりました。

〔ブライダル事業〕
ハウスウェディングを中心とするブライダル事業の当連結会計年度の売上高は、新店舗オープンによる寄与及び結婚式単価の上昇により107億31百万円(前期比5.2%増)となりました。営業利益は7億1百万円(前期比6.7%減)となりました。

〔法人事業〕
法人向けの商品・サービスを提供する法人事業の当連結会計年度の売上高は、38億38百万円(前期比0.1%増)となりました。営業利益は3億93百万円(前期比0.8%減)となりました。

〔その他〕
旅行・クレジットなどを主とするサービス事業と店舗でのペット用品の販売を行うペット事業を合わせた、その他の事業の当連結会計年度の売上高は、ペット事業の撤退により4億84百万円(前期比61.6%減)となりました。営業利益は83百万円(前期は33百万円の営業損失)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は64億95百万円となり、前連結会計年度末と比較して9億57百万円の減少となりました。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、21億74百万円の収入(前期は23億37百万円の収入)となりました。主なプラス要因は、仕入債務の増加額46億6百万円、税金等調整前当期純利益37億60百万円、減価償却費26億18百万円、固定資産除売却損益6億56百万円であり、主なマイナス要因は、その他流動負債の減少額55億86百万円、たな卸資産の増加額45億61百万円であります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、21億68百万円の支出(前期は36億6百万円の支出)となりました。主なマイナス要因は、有形固定資産の取得による支出26億94百万円、無形固定資産の取得による支出7億82百万円であり、主なプラス要因は、投資有価証券の償還による収入9億円であります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、9億86百万円の支出(前期は9億91百万円の収入)となりました。主なプラス要因は、短期借入金の増加額30億円であり、主なマイナス要因は、長期借入金の返済による支出24億48百万円、配当金の支払額9億50百万円、社債の償還による支出7億円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03092] S1001JJH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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