株式会社ケーヨー 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年2月期)

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。

(2) 財政状態の分析

① 資産

当事業年度末の総資産は942億11百万円となり、前事業年度末に比較し11億92百万円減少いたしました。主な要因は差入保証金10億24百万円、繰延税金資産3億90百万円、土地3億11百万円の減少と、投資有価証券10億72百万円の増加などによるものです。

② 負債

負債合計は565億98百万円となり、前事業年度末に比較し20億9百万円減少いたしました。主な要因は長期借入金43億14百万円の返済、短期借入金33億99百万円の純減、未払法人税等6億2百万円の減少と、長期借入金57億50百万円の調達、買掛金13億30百万円の増加などによるものです。

③ 純資産

純資産合計は376億13百万円となり、前事業年度末に比較し8億16百万円増加いたしました。主な要因は当期純利益9億57百万円の計上、その他有価証券評価差額金6億94百万円の増加、利益剰余金の配当6億57百万円などによるものです。

(3) 経営成績の分析

当事業年度の売上高は1,740億20百万円となり、前事業年度に比べ3.8%減少いたしました。この減少の主な要因は、天候不順や一昨年の節電需要等の反動が尾を引いていることなどにより、客数、客単価ともに前事業年度を下回ったことによるものです。
経常利益は25億81百万円となり、前事業年度に比べ39.8%減少いたしました。この減少の主な要因は、上記売上高の減少、急激な円安の進行による輸入価格の上昇等により、売上総利益高が減少したことによるものです。
当期純利益は9億57百万円となり、前事業年度に比べ48.8%減少いたしました。

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。