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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023ZP

有価証券報告書抜粋 株式会社フレンドリー 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済対策や金融政策の効果に対する期待感から、円安・株高を背景に企業収益や個人消費に改善が見られ、景気は緩やかな回復基調にあります。その一方で消費税増税、節約志向による消費低迷の懸念、海外景気の下振れリスクの懸念など、先行きは、依然として不透明な情勢であります。
当外食業界は、個人消費に回復の兆しは見られるものの、原材料価格の高騰、低価格競争、異業種との競争などもあり厳しい状況でありました。
このような環境のもと、当社におきましては黒字体質への転換を早期に果たすべく、2010年10月に策定した「経営構造改革計画」を着実に実行してまいりました。「店舗数の拡大による規模の効果を求める経営から、利益率や各店舗ごとの採算性を重視する経営スタイルへの転換」「CS活動を軸にした企業風土の改革」を基本方針とし、具体的施策として、①業態ポートフォリオの見直し、②新業態の実験と展開、③オペレーションの改善、④CS活動への取組み、⑤不採算店舗の閉鎖、等に取組んでまいりました。また現在、経費削減施策(原価率改善、人件費率改善、販売促進費の効率的使用)に加え、新規顧客獲得やリピーター顧客数増加のための売上向上施策への取組みを実施し、効果が表われつつある状況であります。
店舗展開につきましては、「ハッピーコング」2店舗を業態転換いたしました。内1店舗は、新業態「フレッシュフレンドリー」に転換し、残り1店舗は、「源ぺい」に転換しました。一方、「ファミリーレストラン フレンドリー」1店舗を閉店いたしましたので、当期末の店舗数は、前期末比1店舗減少し、96店舗となりました。
業態別には、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」28店舗、「おいしい・たのしい・ここちいい」をコンセプトとする洋食の「ファミリーレストラン フレンドリー」25店舗、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」17店舗、「日本の原風景“里山”」をコンセプトとする居酒屋「和み料理と味わいの酒 土筆んぼう」12店舗、「和・洋・中の料理と団欒」をコンセプトとする「団欒れすとらん ボンズ」11店舗、「ハッピーコング」1店舗、「新・酒場 なじみ野」1店舗、新業態「フレッシュフレンドリー 」1店舗となっております。
商品政策につきましては、“健康・安全・おいしさ”の見地から食材を厳選し、お値打ちな商品の提供と同時にライブ感を味わっていただけるように努めました。食の安全・衛生管理につきましては、引続き「フレンドリー品質基準」の構築と衛生管理・検査体制を確立し、厳格に運用しております。
業績につきましては、主に来店客数が計画比未達であったこと、また経費面では、広告宣伝費と電気・ガス料金が計画を上回ったこと、源ぺいを中心に5店舗の内外装工事に修繕費を使用したことにより、黒字化は果たせませんでした。また、資産内容健全化の観点から減損損失を129百万円計上いたしました。
以上の結果、当期の売上高は 9,130百万円(前期比348百万円減・3.7%減)、営業損失は326百万円(前年同期は営業損失109百万円)、経常損失は281百万円(前年同期は経常損失77百万円)、当期純損失は410百万円(前年同期は当期純損失225百万円)となりました。
(部門別の状況)
「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」
旬の魚と寿司、炉端のお店です。厳選された海鮮食材にこだわり、長崎佐世保港より産地直送の天然魚を店舗で下ろし、鮮度の高い刺身の提供に取組んでおります。また、石川県等日本海側産地の開拓にも取組んでおります。オープンキッチンの店内は臨場感にあふれ、お客様のご支援の源となっており、「贅沢魚市場コース」等の宴会メニューもさらに充実させております。また、泉北豊田店の業態転換、中野店・香芝五位堂店・美原店・神戸鈴蘭台店の改装を行いました。当部門の店舗数は、前期末比1店舗増加し28店舗となり、部門売上は3,160百万円(前期比22百万円増、0.7%増)となりました。

「ファミリーレストラン フレンドリー」
「おいしい・たのしい・ここちいい」をコンセプトとする地域に根ざしたカジュアルな洋食のレストランです。こだわりのバイキング料理(「サラダバー」「ランチバイキング」)や材料を厳選したアンガス牛・イベリコ豚を原料としたプレミアムハンバーグは、好評を博しております。また、2月より販売致しました、お好きなメニューを組み合わせてお楽しみいただける「ランチセレクト」「セレクトメニュー」「プレミアムセレクト」も、大変好調な売れ行きを示しております。当部門の店舗数は、前期末比1店舗減少し25店舗となり、部門売上は2,342百万円(前期比110百万円減、4.5%減)となりました。
「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」
国産小麦を使った自家製麺をセルフスタイルで楽しめる、うどん専門店です。お子様からお年寄りまで、男女を問わず幅広い人気のうどんを280円から提供いたします。低価格でも“打ちたて・ゆでたて”の本格うどんを、各種天ぷら・おにぎりと組み合わせてお楽しみいただいております。2月から発売いたしました「倍盛り肉うどん」は、ヒット商品となっております。当部門の店舗数は、前期末と変わらず17店舗で、部門売上は1,173百万円(前期比78百万円減、6.3%減)となりました。
「和み料理と味わいの酒 土筆んぼう」
日本の原風景“里山”をテーマにした都市型居酒屋です。心和む里山の落着いた趣き、古民家造りの旅館をイメージし、日本の四季や自然の中での懐かしい記憶を呼び起こす事のできるノスタルジックな雰囲気と素材にこだわった季節ごとのメニューは、充実したドリンクメニューともお客様からご支援を頂いております。また、阿波の地鶏と旬野菜を前面に出した店舗の実験を行っております。当部門の店舗数は、前期末と変わらず12店舗で、部門売上は1,170百万円(前期比92百万円減、7.3%減)となりました。
「団欒れすとらん ボンズ」
食を通じた団欒とふれあいの絆づくりをテーマにしたレストランとして和・洋・中の料理を提供しております。“四季折々の旬のメニューと彩り”にこだわり、お友達やご家族の方々に和気藹々と“団欒のひととき”を楽しんでいただいております。特にしゃぶしゃぶ&ちゃんこ鍋の食べ放題、特選黒毛和牛の焼肉祭りは、ご好評いただいております。当部門の店舗数は、前期末と変わらず11店舗で、部門売上は973百万円(前期比0.0%増)となりました。
「ハッピーコング」
ステーキ、ハンバーグの全メニューに食べ放題のサラダ・ライス・パン・スープ・カレー・フルーツ・デザートのサラダバーがセットされ、お得感を満喫いただいております。また、客席は全席禁煙で快適な食事空間となっております。当部門の店舗数は、2店舗閉店しましたので1店舗となり、部門売上は160百万円(前期比158百万円減、49.7%減)となりました。
「新・酒場 なじみ野」
元気で楽しい酒場、仕事帰りに気軽に立ち寄れる酒場、“安くて旨い毎日でも通いたくなる居心地の良い新時代の酒場”をコンセプトとし、1店舗で営業を継続しております。部門売上は90百万円(前期比10百万円増、12.8%増)となりました。
「フレッシュフレンドリー」
ふっくらジューシーなお店仕込みハンバーグと、もちもち食感の自家製生パスタ、フレッシュ野菜、ふんわり焼きたてパンケーキを取り揃え、心地いい空間が自慢のお店です。充実したモーニングメニュー、ランチではパスタランチ・ハンバーグランチ、ディナーでは、ハンバーグステーキコース・パスタコースを提供し女性のお客様にもご好評をいただいております。昨年9月、新業態としてオープン以降着実にお客様に浸透しております。店舗数は1店舗で、部門売上は58百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前期末比318百万円減少して815百万円となりました。その要因は、営業活動により88百万円、投資活動により178百万円、財務活動により51百万円減少したことによるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比208百万円減少して△88百万円となりました。主な増加要因は、減価償却費190百万円、減損損失129百万円に対し、主な減少要因は、税引前当期純損失392百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比171百万円減少して△178百万円となりました。主な要因は、差入保証金の回収による収入73百万円、有形固定資産の取得による支出235百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比40百万円増加して△51百万円となりました。主な要因は、借入金の返済32百万円、リース債務の返済17百万円等であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03110] S10023ZP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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