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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002E5N

有価証券報告書抜粋 青山商事株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業 績

≪当期の経営成績≫
売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
1株当たり当期
純利益(円)
2014年3月期222,13922,59024,65012,962214.75
2013年3月期212,40021,26724,63512,621204.66
増減額9,7381,3231434010.09
前期比(%)104.6106.2100.1102.7104.9

≪セグメント別業績≫(単位:百万円)
売上高セグメント利益(営業利益)
当期前期増減額前期比
(%)
当期前期増減額前期比
(%)
紳士服販売事業183,279176,3396,939103.921,86820,3761,491107.3
カード事業3,6043,248356111.0557408149136.6
商業印刷事業11,00810,467541105.231827840114.6
雑貨販売事業15,84316,165△32198.0418496△7784.4
その他12,2969,7552,540126.0△665△374△290
調整額△3,893△3,575△318938310
合計222,139212,4009,738104.622,59021,2671,323106.2

(注) セグメント別売上高、セグメント利益(営業利益)はセグメント間取引相殺消去前の数値であります。

≪当連結会計年度の業績全般の概況≫

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済・金融政策などを背景に、円安が進み、株価も上昇するなど、企業業績や個人消費にも持ち直しの動きが見られました。
しかしながら、世界景気の下振れ懸念に加え、消費税増税後の消費の冷え込みが懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況下、当社グループでは、紳士服販売事業の収益力、競争力の強化を目指した諸施策を実施するとともに、グループ経営の基盤整備と収益力強化を図ってまいりました。
この結果、売上高は2,221億39百万円と前連結会計年度に比べ97億38百万円増加し、3期連続の増収となりました。
主な要因は、紳士服販売事業において、一都三県を中心とした着実な出店、移転等を実施するなどマーケットシェア拡大を図るとともに、創業50周年を記念した施策等を実施したことや、レディスのキャリア向け新ブランドの展開などにより、レディスが好調に推移したことなどから、前連結会計年度に比べ69億39百万円増加したことによるものであります。
売上総利益は1,277億80百万円と前連結会計年度に比べ65億2百万円増加いたしました。
主な要因は、紳士服販売事業において、売上高が前期に比べ増加したことなどによるものであります。
営業利益は225億90百万円と前連結会計年度に比べ13億23百万円増加し、3期連続の増益となりました。
主な要因は、紳士服販売事業において、営業利益が前連結会計年度に比べ14億91百万円増加したことなどによるものであります。
経常利益は246億50百万円と前連結会計年度に比べ14百万円増加いたしました。
主な要因は、「包括的長期為替予約契約(クーポンスワップ契約)」等に係るデリバティブ評価益8億85百万円(前期はデリバティブ評価益37億50百万円)、為替差益2億81百万円(前期は為替差損14億46百万円)を営業外収益に計上したことなどによるものであります。

特別損益では、特別損失として固定資産除売却損4億8百万円、減損損失11億22百万円を計上いたしました。
こうしたことから、当期純利益は前連結会計年度に比べ3億40百万円増加し、129億62百万円となりました。
セグメント別の営業の状況は、次のとおりであります。なお、セグメント別売上高、セグメント利益(営業利益)は、セグメント間取引相殺消去前の数値であります。

≪紳士服販売事業≫

〔青山商事(株)スーツ事業、ブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)〕
当事業の売上高は1,832億79百万円(前期比103.9%)、セグメント利益(営業利益)は218億68百万円(前期比107.3%)となりました。
当事業の中核部門であります青山商事(株)スーツ事業につきましては、引き続き一都三県を中心とした着実な出店、移転等を実施するなどマーケットシェア拡大を図るとともに、創業50周年を記念した施策などを「洋服の青山」全店で実施いたしました。
具体的には50周年のプロジェクトパートナーとして、世界的なミュージシャンである坂本龍一氏を起用し、「洋服の青山」50周年をうたったテレビCMに出演いただくなど、50周年を記念したキャンペーンを展開するとともに、50周年記念商品としてイタリアで誕生した高級紳士服ブランド「HILTON(ヒルトン)」のハンドメイドスーツを展開いたしました。
レディスにつきましては、2013年10月より、新たにキャリア向け新ブランド「ANCHOR WOMAN(アンカーウーマン)」を立ち上げるとともに、2014年3月より、レディスのイメージキャラクターである女優の佐々木希さんプロデュースの人気ブランド「n♥line by nozomi(エヌライン バイ ノゾミ)」のキャリア向けブランドとして「n♥line Precious(エヌライン プレシャス)」の販売を開始し、レディスは好調に推移いたしました。
こうしたことなどから、青山商事(株)スーツ事業の既存店売上高は前期比101.4%となりました。
(単位:%)
2012年3月期2013年3月期2014年3月期
売上102.5102.7101.4
客数99.8101.196.1
客単価102.7101.6105.5

主力アイテムでありますメンズスーツの販売着数は前期比100.7%の2,482千着、メンズスーツの平均販売単価は前期比102.6%の25,316円となりました。
(単位:千着、円)
2012年3月期2013年3月期2014年3月期
販売着数2,4392,4642,482
平均販売単価24,15024,66425,316

店舗の出退店等の状況につきましては、以下のとおりであります。
(単位:店)
業態名洋服の青山ザ・スーツ
カンパニー
ユニバーサル
ランゲージ
ブルー エ
グリージオ
合計
出店〔内 移転・建替〕
(4月~3月)
29〔7〕24136〔7〕
閉店(4月~3月)00000
期末店舗数(3月末)7684194822

(注)「ザ・スーツカンパニー」には「TSC SPA OUTLET」を、「ユニバーサル ランゲージ」には「UL OUTLET」を含めております。

≪カード事業≫〔(株)青山キャピタル〕

当事業は、紳士服販売事業における効率的な販売促進を支援することを主たる目的に、事業を展開しております。「AOYAMAカード」会員の募集に注力するとともに、金融サービス事業を展開し、2014年2月末現在の有効会員数は375万人となりました。
当事業につきましては、改正貸金業法等の影響などある中、売上高は36億4百万円(前期比111.0%)、セグメント利益(営業利益)は5億57百万円(前期比136.6%)となりました。
なお、資金につきましては、親会社であります青山商事(株)等からの借入と社債の発行により調達しております。
(単位:万人、百万円)
2012年2月期2013年2月期2014年2月期
有効会員数366364375
営業貸付金残高38,00038,74343,648

≪商業印刷事業≫〔(株)アスコン〕

印刷・広告業界においては、受注競争の激化に伴う受注単価の下落などにより依然として厳しい経営環境が続いております。
当事業につきましては、既存取引先の受注増などにより、売上高は110億8百万円(前期比105.2%)、セグメント利益(営業利益)は3億18百万円(前期比114.6%)となりました。

≪雑貨販売事業≫〔(株)青五〕

100円ショップ業界は、競合各社の積極的な出店など、業界の競争は一層苛烈さを増してきております。
「ダイソー&アオヤマ100YEN PLAZA」の店名で展開しております100円ショップは、「洋服の青山」、「キャラジャ」の閉鎖店舗の利用及び「洋服の青山」とのシナジー効果を狙った併設などを行っております。
店舗につきましては、当期中に3店舗を出店し、非効率な6店舗を閉店いたしましたので、2014年2月末の店舗数は128店舗(前期末131店舗)となりました。
この結果、売上高は158億43百万円(前期比98.0%)、セグメント利益(営業利益)は4億18百万円(前期比84.4%)となりました。

≪その他≫〔青山商事(株)カジュアル・リユース事業、(株)イーグルリテイリング、(株)glob〕

その他の事業につきましては、(株)イーグルリテイリングにおいて「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」を3店舗(アウトレット1店舗を含む)出店したことなどから、売上高は122億96百万円(前期比126.0%)、セグメント損失(営業損失)は6億65百万円(前期はセグメント損失(営業損失)3億74百万円)となりました。
店舗の出退店等の状況につきましては、以下のとおりであります。
(単位:店)
青山商事(株) カジュアル・リユース事業(株)イーグル
リテイリング
(株)glob
業態名キャラジャリーバイス
ストア
セカンド
ストリート
ジャンブル
ストア
アメリカン
イーグル
アウト
フィッターズ
焼肉きんぐ
出店(4月~3月)121033
閉店(4月~3月)010000
期末店舗数(3月末)26642812



(2) 連結キャッシュ・フローの状況

(単位:百万円)
当連結会計年度前連結会計年度
営業活動によるキャッシュ・フロー10,84023,797
投資活動によるキャッシュ・フロー△17,117△2,507
財務活動によるキャッシュ・フロー△6,028△8,960
現金及び現金同等物に係る換算差額27△34
現金及び現金同等物の増減額△12,27712,294
現金及び現金同等物の当期末残高29,75842,035

当連結会計年度における、現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、期首に比べ122億77百万円減少し、当期末には297億58百万円(前期比29.2%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

営業活動の結果、獲得した資金は、108億40百万円(前連結会計年度は237億97百万円の獲得)となりました。
税金等調整前当期純利益231億32百万円、減価償却費77億36百万円による資金増加に対し、運転資本(売上債権、たな卸資産、仕入債務及び未払金)の増減による資金の支出が44億80百万円、営業貸付金の増加額49億5百万円、法人税の支払額96億64百万円により資金減少した結果であります。

投資活動の結果、使用した資金は、171億17百万円(前連結会計年度は25億7百万円の使用)となりました。
定期預金、有価証券及び投資有価証券の取得額1,280億96百万円及び有形・無形固定資産の取得額140億72百万円による資金減少に対し、定期預金、有価証券及び投資有価証券の払戻及び売却により1,250億4百万円資金増加した結果であります。

財務活動の結果、使用した資金は60億28百万円(前連結会計年度は89億60百万円の使用)となりました。
長期借入れによる収入180億円、社債の発行による収入108億45百万円による資金増加に対し、長期借入金の返済による支出100億円、社債の償還による支出130億円、自己株式の取得による支出72億86百万円及び配当金の支払額39億40百万円により資金減少した結果であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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