シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027W4

有価証券報告書抜粋 株式会社オートバックスセブン 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループを取り巻く経営環境は、国内カー用品市場の縮小、次世代自動車の普及や技術革新などによる車両の多様化、車両の使用年数の長期化、カーディーラーやインターネット、通信関連企業などをはじめとする異業種参入による競合環境の変化、インターネットの普及に伴う顧客の購買行動の変化など、今後も大きくまた急速に変化するものと予想しております。
このような経営環境の変化に的確に対応するため、2018年3月期を最終年度とする新中期経営計画「2014中期経営計画」を2014年度よりスタートいたしました。

①「2014中期経営計画」の概要
当社グループは、事業活動を通じ安全で快適なクルマ社会の発展に貢献することをミッションとし、「クルマのことならオートバックス」を実現することを長期ビジョンとして掲げております。
この長期ビジョンのもと「2014中期経営計画」を中長期的な成長を実現する新たなステージのスタートと位置づけ、オートバックス事業に加え、新規事業、海外事業を育成し、3つの事業の柱を構築してまいります。
経営目標といたしましては、2018年3月期に連結営業利益180億円、連結ROE8%、連結株主資本配当率(DOE)3%以上の実現を目指してまいります。

②オートバックス事業戦略
オートバックス事業におきましては、当社グループの最大の収益の柱として位置づけ、これまでと同様に最優先で取り組んでまいります。
競争優位性を確立するため、お客様への「利便性」と「安心」の提供価値を再構築し、従来のお客様に加え「車に詳しくないが、大切に乗り続けたいお客様」にもご支持いただけるよう努めてまいります。
そのために、車の販売からメンテナンス、そして車に乗る楽しさを提供する「クルマのワンストップ・サービス」業態への変革、販売チャネルの多様化や拠点の拡大、「安心」を軸としたプライベートブランド戦略の再構築などに取り組んでまいります。
また、店舗の人員配置やオペレーションを見直し、より効率的な店舗運営とすることで、収益の拡大を図ってまいります。
これらの施策の結果、タイヤ販売800万本、車買取・販売500億円、車検台数100万台、オートバックスチェン総売上高3,300億円を目指します。

③国内新規事業戦略
国内新規事業におきましては、当社グループの将来の新たな成長の柱として位置づけ、既存のオートバックス事業との相乗効果を図るだけではなく、車関連分野を中心に新たな事業も育成してまいります。
経営環境の変化にスピードをもって対応し、これまでオートバックスをご利用いただいているお客様のみならず個人、法人の新たなお客様も視野に入れ、商品・サービスを提供してまいります。

④海外事業戦略
海外事業におきましては、将来の新たな成長の柱として位置づけ、成長期を迎えるASEAN地域を中心に事業を拡大してまいります。
店舗における小売・サービス事業の展開にとどまらず、商品の卸売販売などの周辺事業にも参入し、ASEAN地域における事業展開にスピードを重視して取り組んでまいります。

⑤財務戦略
当社グループでは、さらなる営業キャッシュ・フローの増大を図るべく、事業投資を積極的に行うとともに、資本効率の向上に努めるため、経営環境および財務の安定性を総合的に勘案しながら株主還元に積極的に取り組んでまいります。
株主還元につきましては、引き続き、連結株主資本配当率(DOE)3%以上を維持し、収益の状況に応じた安定的かつ継続的な配当を行うことを基本方針としております。

なお、「2014中期経営計画」の詳細につきましては、2014年5月8日に発表いたしました「新中期経営計画の策定に関するお知らせ」をご参照ください。

株式会社の支配に関する基本方針
当社は、1974年にオートバックス第1号店を出店して以来、一貫してオートバックス本部、直営店および当社とフランチャイズ契約を締結する国内外の加盟店で構成するオートバックスフランチャイズチェンを充実、発展させることにより、お客様の豊かなカーライフに貢献することを目指してまいりました。
現在においても、当時の理念を継承し、「常にお客様に最適なカーライフを提案し、豊かで健全な車社会を創造する」ことを経営理念として掲げ、「クルマのことならオートバックス」とお客様から支持・信頼を獲得することに当社グループは一丸となって取り組んでおります。
今後につきましても、オートバックスフランチャイズチェンのさらなる発展を目指すとともに、継続的なコーポ
レート・ガバナンスおよびIRの強化に努め、当社グループの経営の透明性を一層向上することが株主を始めとするステークホルダーの皆様の利益の極大化に資するものと考えております。
したがいまして、当社の財務および事業方針の決定を支配する者としては、オートバックスフランチャイズチェンにおける加盟店・取引先や従業員等との相互信頼関係の重要性を理解し、中長期の企業価値、株主共同利益を向上させる意思と能力を有する者でなければならないと確信しております。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03138] S10027W4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。