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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001RJE

有価証券報告書抜粋 株式会社ニトリホールディングス 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や金融政策の効果等により、景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、米国の量的緩和縮小や新興国経済の成長鈍化等といった世界経済の下振れ懸念から、依然として先行き不透明な状況が続いております。
家具・インテリア業界におきましても、業態を超えた販売の競争が激化していることに加え、円安の進行により輸入価格が上昇する等、経営環境はなお予断を許さない状況となっております。
このような環境の中、当社グループ(当社及び連結子会社)は、当連結会計年度において次のような諸施策を実施いたしました結果、売上高は3,876億5百万円(前期比11.1%増)、営業利益は630億73百万円(前期比2.5%増)、経常利益は634億74百万円(前期比2.1%増)、当期純利益は384億25百万円(前期比7.3%増)となり、27期連続増収増益(当期純利益は15期連続増益)を達成いたしました。
当連結会計年度の営業概況は以下のとおりであります。
① 家具・インテリア用品の販売
当社グループの取り組みといたしましては、海外からの開発輸入商品の拡大と産地の新規開拓に引き続き注力するとともに、円安対策の一環として、既存商品の積極的な入れ替えと原価構造の見直しを実施いたしました。また、商品構成の見直しにより客単価が上昇したことや、第4四半期における消費税増税前の駆け込み需要の影響等により、既存店売上高は好調に推移いたしました。経費面におきましても、WEBチラシの活用による販促活動の効率化等により、販売費及び一般管理費率は前期より改善いたしました。
品ぞろえといたしましては、「オールシーズン使えるふとん」をコンセプトに開発した「温度調整掛ふとん スマートセル3」が、2013年10月にグッドデザイン賞を受賞いたしました。また、お客様に毎日の暮らしの中で気軽にコーディネートを楽しんでいただけるように、トータルコーディネート商品の開発とテーマにあわせた集積売場の展開に引き続き取り組んでおります。その他、前年度モデルよりも冷感力を更にアップさせた「Nクール」シリーズや、吸湿発熱素材を使用してじんわりとやさしくあたためる「Nウォーム」シリーズ、丈夫さ・軽さ・収納力に加えてデザイン性にもこだわったランドセル「わんぱく組」シリーズ等、季節に応じた「機能性商品」を展開いたしました。更に、家具製造子会社のNITORI FURNITURE VIETNAM EPE において、ベッドマットレスの生産ラインを新設し、当期より販売を開始しております。
品質面といたしましては、2013年11月に、経済産業省が主催する『製品安全対策優良企業表彰』の大企業小売販売事業者部門において、前回に引き続き、「商務流通保安審議官賞」を受賞いたしました。これは、開発から販売に至るまでの垂直統合型の製品安全保証体系やトレーサビリティシステムを構築していること等が評価されたものであります。
その他の取り組みといたしましては、通信販売事業におきまして、ホームページの刷新やスマートフォン対応の強化、通信販売限定商品の開発等により、売上が大幅に伸長いたしました。リフォーム事業におきましては、トータルリフォームサービスが提供できるように全国に拠点を拡大し、前期末より8拠点増加の31拠点となりました。広告宣伝活動といたしましては、SNSを利用した販売チャネルの拡大等の販促活動の効率化を図るとともに、当社初の単独提供テレビ番組であるテレビ東京系列「インテリア日和」を2013年4月より放映しております。また、2013年9月には、当社2ヶ所目であり関東初となる本格的なショッピングモール「ニトリモール相模原」を、ニトリ店舗を含む33テナントでオープンいたしました。
国内の店舗におきましては、当連結会計年度において、関東地区に10店舗、近畿地区に9店舗、北陸甲信越、九州地区にそれぞれ4店舗、東海地区に3店舗、東北地区に2店舗、中国、四国地区にそれぞれ1店舗、計34店舗を新設し、移転等で8店舗を閉鎖いたしました結果、国内店舗数(小商圏フォーマット「デコホーム」を含む)は、2014年2月20日現在で312店舗となりました。2013年7月に関西地区に初出店いたしました「デコホーム」は、関東、関西地区でのドミナント地域の形成を進め、前期末より9店舗増加の17店舗となりました。
海外の店舗におきましては、台湾の子会社(宜得利家居股份有限公司(出資比率100%))が3店舗、米国の子会社(NITORI USA,INC.(出資比率100%))が2店舗を新設いたしました結果、海外店舗数は19店舗(台湾17店舗、米国2店舗)となり、国内外の合計店舗数は331店舗となりました。宜得利家居股份有限公司は、台湾での認知度も向上しており、業績が拡大いたしました。NITORI USA,INC.は、2013年10月に、「Aki-Home」ブランドの店舗をロサンゼルス郊外のフラートン市とタスティン市に2店舗オープンし、家具とホームファッション商品を融合させた売場展開により、生活シーンごとのコーディネート提案を行いました。
これらの結果、当連結会計年度の家具・インテリア用品の販売事業の売上高は3,811億58百万円(前期比11.0%増)となりました。
② その他
不動産賃貸収入及び広告・宣伝事業等により、当連結会計年度のその他の事業の売上高は64億46百万円(前期比21.9%増)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローにより461億54百万円増加し、新規出店及び設備の増強等の投資活動によるキャッシュ・フローにより323億76百万円減少し、財務活動によるキャッシュ・フローにより105億40百万円減少したこと等により、当連結会計年度末は前連結会計年度末に比べ43億63百万円増加し211億79百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果増加した資金は、461億54百万円(前連結会計年度に比べ41億64百万円の収入の増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益632億31百万円(前連結会計年度に比べ4億95百万円の収入の増加)、法人税等の支払額261億47百万円(前連結会計年度に比べ16億49百万円の支出の減少)及びたな卸資産の増減額58億61百万円(前連結会計年度に比べ7億19百万円の支出の増加)があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果減少した資金は、323億76百万円(前連結会計年度に比べ104億39百万円の支出の増加)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出267億73百万円(前連結会計年度に比べ33億16百万円の支出の増加)及び無形固定資産の取得による支出33億12百万円(前連結会計年度に比べ27億12百万円の支出の増加)があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果減少した資金は、105億40百万円(前連結会計年度に比べ115億7百万円の支出の減少)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出61億66百万円(前連結会計年度に比べ1億83百万円の支出の増加)及び配当金の支払額49億32百万円(前連結会計年度に比べ2億65百万円の支出の増加)があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03144] S1001RJE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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