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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100271C

有価証券報告書抜粋 塩水港精糖株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済・財政政策や日銀の金融緩和による円安進行などに伴い、輸出関連企業を中心に企業業績は改善し、また消費税率引き上げに伴う駆け込み需要もあり、個人消費は持ち直すなど、景気は緩やかに回復しつつあります。
砂糖業界におきましては、加糖調製品などの影響により砂糖消費量の漸減傾向が続き、消費動向は依然として厳しい状況が続いています。
このような状況の中、当社グループは改めて、2013年度を初年度とする中期3ヵ年経営計画を策定し、基幹事業である砂糖事業(国内精糖及びその他糖類)並びにバイオ事業における売上高・利益計画の達成に向けて全力で取り組んで参りました。
その結果、売上高は27,273百万円(前連結会計年度比3.5%減)、営業利益は760百万円(前連結会計年度比11.9%減)、経常利益は583百万円(前連結会計年度比39.2%増)、当期純利益は270百万円(前連結会計年度比269.0%増)となりました。

セグメント別の業績につきましては以下のとおりです。
①砂糖事業
期中の海外原糖市況は、期初17.69セント[ニューヨーク市場粗糖先物相場(期近限月の引け値、1ポンド当たり。)以下同じ。]で始まり、タイ・インド等生産国の良好な生産見通しから軟調に推移していましたが、主要生産国ブラジルの生産遅れやブラジルサントス港原糖倉庫火災により10月には今期高値の19.50セントを付けました。その後は、供給過剰感から下落に転じ、投機筋の積極的な売りも加わり1月には今期安値の14.74セントを付けました。期末にかけてはブラジルの旱魃気味の天候要因から上昇に転じ、結局17.77セントで終了しました。
期中の国内市中価格[東京市場現物相場(日本経済新聞掲載、上白糖大袋1kg当たり。)]は、期初182~183円で始まりましたが、海外原糖相場の上昇を受け、11月に3円上げ185~186円となり、同一水準のまま当期を終了しました。
国内精糖
販売数量につきましては、4月からの消費税率引き上げを控え前倒し需要が顕著となり、前年同期を上回りました。売上高につきましては、販売数量の増加により前年同期を上回りました。
その他糖類
異性化糖などの国内販売につきましては堅調な荷動きとなりましたが、為替リスク等の軽減を図るため海外事業を縮小した結果、売上高は減少しました。
この結果、砂糖事業の売上高は25,091百万円(前連結会計年度比3.5%減)、セグメント利益は1,617百万円(前連結会計年度比5.3%減)となりました。

②バイオ事業
オリゴ糖
家庭用「オリゴのおかげ」は、引き続き商品価値の啓蒙と、正しい使い方などの理解普及に努めるとともに、特に子育て世代に向けたサンプリング等を実施した結果、売上高は前年同期を上回りました。
サイクロデキストリン(CDと略称)
飲料、健康食品などの食品分野のほか、非食品分野への拡販に努め一定の成果を上げましたが、一部既存ユーザーで使用量の減少が影響し、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、バイオ事業の売上高は1,396百万円(前連結会計年度比6.1%減)、セグメント利益は139百万円(前連結会計年度比16.0%減)となりました。

③不動産賃貸事業
関西製糖株式会社への大阪工場設備の賃貸、ニューESRビル事務所の一部賃貸等を行い、所有不動産の活用に努めました。
この結果、不動産賃貸事業の売上高は855百万円(前連結会計年度比2.8%増)、セグメント利益は47百万円(前連結会計年度比20.7%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて46百万円減少し、1,368百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、924百万円(前連結会計年度比439百万円の減少)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益579百万円、減価償却費715百万円、たな卸資産の減少274百万円等による資金の増加があった一方で、仕入債務の減少400百万円等による資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、368百万円(前連結会計年度は447百万円の資金支出)となりました。
これは主に、投資有価証券の売却による収入101百万円による資金の増加があった一方で、有形固定資産の取得による支出415百万円等による資金の減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、616百万円(前連結会計年度は821百万円の資金支出)となりました。
これは主に、借入金の返済による純支出481百万円、配当金の支払135百万円等による資金の減少があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00361] S100271C)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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