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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002EQU

有価証券報告書抜粋 株式会社魚力 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府及び日銀の経済政策や金融政策により、企業収益の回復や設備投資に持ち直しの動きがみられるとともに、雇用・所得環境が改善し景気はゆるやかに回復いたしました。また、個人消費も底堅く推移しているものの、一方で食品の相次ぐ値上げや物価上昇への懸念などから消費者の生活防衛意識が高まり、生鮮食品をはじめ食品全般の低価格志向や日常的支出への節約志向は未だ根強いものがあります。
水産業界におきましては、魚資源の枯渇化や海洋環境の変化に伴う漁獲高の減少、円安による輸入魚を中心とした魚価高の影響など、当社を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような環境の中、当社グループにおきましては、2013年3月期から2015年3月期までの“中期経営計画~「新生魚力」クリエーションプラン”を策定し、その2年目の経営目標として「改革の断行による新生魚力クリエーションプランの実現」を掲げ、「持続的成長企業への転換」と「社員の幸せの実現」に向けて、各事業分野における改革に継続して取り組んでまいりました。
この間、小売事業で5店舗を出店いたしましたが、小売事業で3店舗、飲食事業で2店舗を退店したことにより、当連結会計年度末の営業店舗数は57店舗となりました。また、小売事業で7月より1店舗が休業中でありましたが11月に改装オープンいたしました。
この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は265億80百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は13億3百万円(前年同期比68.6%増)、経常利益は15億93百万円(前年同期比50.0%増)となりましたが、特別損失に固定資産の減損損失3億1百万円を計上したため、当期純利益は8億51百万円(前年同期比43.0%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、セグメント別の損益をより明確に表示するために、各事業セグメントに対する費用の配賦基準の見直しを行っております。この変更に伴うセグメント別営業利益の前年同期比は、変更後の算定方法に組替えております。

小売事業では、既存店舗の売上高については、月末恒例「魚力の日セール」や節分の「恵方巻き」などイベントやハレの日は好調であったものの、夏場には記録的な猛暑や首都圏への度重なる台風の接近などの影響に加え、海水温の上昇による旬商材の入荷遅れや漁獲量の減少、冬場には記録的な大雪の影響もあり対前年同期比で1.4%の減少となりました。
新店は、2013年9月にJR京葉線海浜幕張駅に隣接する「ペリエ海浜幕張」に、寿司テイクアウト専門店と立食い寿司を併設した新業態として「魚力寿司海浜幕張店」(千葉県千葉市)を開店し、事業構造の確立に取り組んでおります。
また、10月に東急田園都市線あざみ野駅郊外の商業施設「あざみ野ガーデンズ」に「あざみ野店」(神奈川県横浜市)、12月にはJR総武本線四街道駅郊外に「魚力市場四街道店」(千葉県四街道市)の郊外型2店舗を開店いたしました。更に、2014年2月に横浜市営地下鉄センター北駅前に「港北店」(神奈川県横浜市)、3月にはJR高崎線鴻巣駅前に「鴻巣店」(埼玉県鴻巣市)の2店舗をスーパーマーケット「ブルーミングブルーミー」内に開店いたしました。
なお、JR総武線稲毛駅に隣接する「ペリエ稲毛」に出店している「稲毛店」(千葉県千葉市)は、商業施設の大型改装による休業に伴い7月より一時休業しておりましたが、11月に改装オープンし営業を再開いたしました。
一方、2013年7月には、催事契約満了により寿司テイクアウト専門店の「恵比寿店」(東京都渋谷区)、2014年1月には契約期間満了により「志木店」(埼玉県志木市)、経営資源の効率化を図るため「市川店」(千葉県市川市)を退店いたしました。
また、店舗運営の改革については、生産性(従業員1人当たり売上高)の改善に取り組み、店舗の作業効率を高めた他、総労働時間の管理を徹底することで人件費の適正化にも取り組んでまいりました。
更に、八王子事業センターにおける配送や在庫管理等の物流業務をアウトソーシングすることで経費削減を図ってまいりました。
この結果、売上高は214億5百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は12億52百万円(前年同期比36.3%増)となりました。


飲食事業では、外食業界の熾烈な出店競争や価格競争が恒常化する厳しい環境にある中、メニューの継続的見直しに加え、小売事業と連動した“旬の魚”を中心としたメニューの導入や、インターネットサイトを活用した販促企画の実施等により集客に努め、既存店舗の売上高は対前年同期比で0.1%の増加となりました。
加えて、店舗運営体制の更なる見直しや、食材の見直しによる仕入原価の引き下げを進め、収益構造の改革に取り組んでまいりました。
なお、施設の建替えに伴う契約満了により、2013年9月に「魚力海鮮寿司昭島店」(東京都昭島市)、10月にはディベロッパーの営業政策の変更に伴い「魚力海鮮寿司目黒店」(東京都品川区)を退店いたしました。
この結果、売上高は8億18百万円(前年同期比8.9%減)、営業利益は16百万円(前年同期比185.0%増)となりました。

卸売事業では、国内子会社の株式会社大田魚力は、大田市場の配送網を有効活用した新規卸売先の開拓を進め、グループ内取引を除く売上高は19億32百万円、営業利益は36百万円となりました。
米国子会社ウオリキ・フレッシュ・インクは、日本食ブームを背景に、食品スーパーへの寿司ネタや寿司関連商材を中心に売上高を対前年同期比39.7%増の23億59百万円にまで拡大し、営業利益は1億65百万円となりました。
この結果、グループ全体の卸売事業の売上高は42億92百万円(前年同期比22.6%増)、営業利益は2億16百万円(前年同期比111.9%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ3億34百万円増加(前年同期比10.4%増)し、当連結会計年度末には35億41百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、12億74百万円の収入(前年同期比0.6%減)となりました。主なプラス要因は、税金等調整前当期純利益13億95百万円(前年同期比3億59百万円増)であり、主なマイナス要因は、法人税等の支払額5億67百万円(前年同期比2億20百万円増)であります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、95百万円の支出(前年同期は5億83百万円の収入)となりました。主なプラス要因は、投資有価証券の売却による収入10億94百万円(前年同期比1億30百万円増)、定期預金の払い戻しによる収入9億円(前年同期比5億円増)等であり、主なマイナス要因は、投資有価証券の取得による支出11億81百万円(前年同期比11億58百万円増)、定期預金の預入による支出8億円(前年同期比3億70百万円増)等であります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、8億54百万円の支出(前年同期比161.5%増)となりました。主な要因は、自己株式の取得による支出5億63百万円(前年同期比5億22百万円増)、配当金の支払額2億91百万円(前年同期比0百万円減)等であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03310] S1002EQU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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