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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10020OB

有価証券報告書抜粋 株式会社星医療酸器 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、政府の財政・金融政策の効果などを背景に、企業マインドや個人消費に改善の動きが見られるなど、景気は緩やかな回復局面にありました。当医療ガス業界においては、業界内の競争激化に加え、医療機関経営の効率化や医療技術の進歩による入院日数の短期化等もあり、厳しい事業環境が続いております。
このような環境のもと、グループ各社との効率的な連携を図りつつ現状の経営基盤の拡充を図るとともに、国の在宅医療促進政策を加味して、自社開発製品「パレッツ」(無線通信機能を搭載した在宅酸素療法用酸素供給装置に付随する製品)を本格投入するとともに、在宅医療や介護福祉関連など多岐にわたる分野における取扱業務の多様化推進と、経営環境に即した柔軟な経営、並びに社会貢献を念頭に営業力の強化に努めてまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績につきましては、連結売上高は8,752百万円(前年同期比1.5%減)と減収、利益面では、営業戦略強化に伴う販売管理費の増加、燃料費等のコスト上昇の影響もあり、連結営業利益は1,058百万円(前年同期比6.0%減)、連結経常利益は1,081百万円(前年同期比5.9%減)、連結当期純利益は669百万円(前年同期比3.2%減)と減益となりました。

各部門の概況は、次のとおりであります。
①医療用ガス関連事業
当部門は、薬剤や医療機器の進歩、並びに患者様の身体的負担を軽減する医療技術の浸透などにより、術後のケアが短期間となり、従来に比して入院日数が減少していることから、医療用ガスの消費量は鈍化の傾向にあります。
このような環境を踏まえ、医療用ガスの生産性と収益性のバランスを考慮し、安定供給を旨とし、新規取引先の開拓と既存取引先への高付加価値サービスの提供に注力した結果、売上高は3,356百万円(前年同期比0.9%増)、一方セグメント利益は404百万円(前年同期比0.6%減)となりました。

②在宅医療関連事業
当部門は、当社グループが、以前より重点的に注力しており、収益源の要の一つとして成長しつつあります。患者様の日常生活を将来にわたってトータルサポートすることを目的に開発した「パレッツ」の出荷数も順調に推移しました。また、人工呼吸器やCPAP(持続陽圧呼吸療法:閉塞型無呼吸症に対応する機器)と併せ、当社グループの知名度の向上と販売強化に努めた結果、売上高は3,311百万円(前年同期比4.2%増)、一方セグメント利益は520百万円(前年同期比3.5%減)となりました。

③医療用ガス設備工事関連事業
当部門は、メンテナンス・工事の両部門において、多くの医療機関で耐震補強工事及び老朽化による増改築工事の需要が堅調に推移し一層の営業努力を継続したものの、工期のずれ込みの影響もあり、売上高は777百万円(前年同期比29.4%減)、セグメント利益は67百万円(前年同期比50.0%減)となりました。

④介護福祉関連事業
当部門は、在宅並びに医療機関・医療施設等へ取扱商品の販売やレンタルを行っております。現在注力中の「プロファンド」(歩行困難な方も、自身の両足でペダルを漕ぐことができ、リハビリ効果も期待できる足漕ぎ車椅子)が好評につき、伸張が見込まれるところです。業績につきましては拡販に努めた結果、レンタル部門は堅調に推移したものの、販売部門が若干低調であったため、売上高は456百万円(前年同期比2.1%減)、一方セグメント利益は55百万円(前年同期比3.9%増)となりました。


⑤施設介護関連事業
有料老人ホーム「ライフステージ阿佐ヶ谷」(東京都杉並区)は、高度なサービスの提供と居宅介護支援事業者並びに病院の医療相談室へのアプローチが奏功し、入居率は増加傾向にあります。
通所介護施設は「あしつよ・文京」(東京都文京区)に続き、2014年2月に「あしつよ巣鴨」(東京都豊島区)を開設し、業務範囲の更なる拡大を図りました。それらの結果、売上高は257百万円(前年同期比30.8%増)と増収でしたが、利益面ではセグメント損失65百万円(前年同期セグメント損失78百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況


1.当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況説明
当連結会計年度において、現金及び現金同等物は231百万円増加し、当連結会計年度末残高は、5,874百万円となりました。
2.各活動別の説明及び前年同期比
①営業活動により得られた資金は1,004百万円(前年同期比71百万円減)となりました。
これは税金等調整前当期純利益が1,071百万円(前年同期比77百万円減)となり、減価償却費405百万円、法人税等の支払額421百万円(前年同期比121百万円減)があったこと等によるものであります。
②投資活動により使用した資金は249百万円(前年同期比8百万円減)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出214百万円(前年同期比24百万円増)及び投資有価証券の取得による支出20百万円(前年同期比126百万円減)があったこと等によるものであります。
③財務活動により使用した資金は523百万円(前年同期比65百万円減)となりました。
これは、リース債務の返済による支出271百万円(前年同期比24百万円減)、長期借入金の返済による支出117百万円及び配当金の支払額133百万円があったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03330] S10020OB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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