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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001HEM

有価証券報告書抜粋 カンロ株式会社 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策により円安・株高が進み、景気は緩やかな回復基調となりました。しかしながら、海外景気の下振れ懸念や円安による原材料価格の上昇などから先行きは依然不透明な状況となりました。
菓子業界におきましては、消費税率引上げを控え消費者の生活防衛意識は依然強く、節約志向が続く中、価格競争は激しさを増し、それに伴う販売促進費の増大などからメーカーの収益環境は厳しいものとなりました。
このような経営環境の下、当企業集団は、売上好調な「金のミルク」の早期育成を図るべく、TVCMや試供品のサンプリングなどの積極的なプロモーション活動を実施すると共に、袋キャンディの主力品を対象とした創業100周年キャンペーンを行うなど、売上拡大に努めました。しかしながら競争は厳しく、また猛暑の影響もあり、カルピス株式会社の商標権使用解約の申し入れによるカルピスブランド商品の販売中止や「茎わかめ」の販売休止による売上減少を補うことは出来ず、売上高は前年に比べ大幅に減少しました。
袋キャンディは、のど飴群の売上減少などにより、前期比3.7%の減少となりました。ポケットキャンディは、スティックのど飴群と「ピュレグミ」の売上減少を主因に、前期比13.7%の減少、素材菓子の売上は「茎わかめ」販売休止の影響から、前期比21.3%の減少となりました。以上の結果、連結売上高は、前期比20億41百万円(10.0%)減収の183億10百万円となりました。
利益につきましては、売上の大幅な減少から工場稼働率が低下したことと、利益率の高い主力品の売上が減少したことを主因に売上原価率が上昇し、連結売上総利益は前期比10億63百万円減益の79億56百万円となりました。販売費及び一般管理費は前期比6億7百万円減少の77億90百万円となり、この結果、連結営業利益は前期比4億55百万円(73.3%)減益の1億66百万円、連結経常利益は前期比4億30百万円(64.2%)減益の2億39百万円、連結当期純利益は、前期比2億55百万円(84.7%)減益の46百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当期末の現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べ2億67百万円減少し8億5百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、10億88百万円(前年同期比5億47百万円減少)の収入となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益1億93百万円、減価償却費10億68百万円、退職給付引当金の増加1億9百万円、売上債権の減少1億40百万円により資金が増加しましたが、仕入債務の減少1億4百万円、法人税等の支払2億86百万円により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、4億80百万円(前年同期比1億47百万円減少)の支出となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出4億43百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、8億74百万円(前年同期比1億47百万円増加)の支出となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出4億円、配当金の支払2億90百万円、自己株式の純取得額1億7百万円、リース債務の返済による支出76百万円によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00378] S1001HEM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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