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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004542

有価証券報告書抜粋 株式会社サーラコーポレーション 業績等の概要 (2014年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策などを背景に企業収益や雇用、所得環境が改善し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
当社グループを取り巻く環境につきましては、主力のLPガス事業では円安の影響により、需要期である上半期の輸入原料価格が高値で推移しました。建設土木事業は、公共投資が堅調に推移するなど受注は好調となりました。輸入車販売や住設関連の事業では、消費税増税前に駆け込みの需要がありましたが、増税後はその反動による影響を受けました。
このような状況のなか、当社グループは「より魅力あるグループへ」をテーマに掲げた第5次中期経営計画(2014年11月期~2016年11月期)に基づき、これまで培ってきた事業基盤を活用し、既存の事業を発展させるとともに、これからの暮らしを創造する新たなサービスや事業の創出、育成に積極的に取り組んでいます。
当連結会計年度におきましては、以下のような取組みを新たに実施しました。

・宅配水事業の強化
当社グループは、市場の拡大が続く宅配水事業を注力事業のひとつに位置づけ、当事業の一層の強化を目的として、2014年4月に運営会社「サーラの水株式会社」を設立しました。この新会社を軸に、グループのお客さま基盤である東三河、遠州地区を中心に、サーラグループの中部瓦斯株式会社と事業を推進することにより、お客さま数の増加を図ります。

・サーラプラザの拡充
エネルギーサプライ&ソリューション事業では、お客さまとの接点強化の一環として「サーラプラザ」の展開を進めています。当連結会計年度におきましては、連結子会社のグッドライフサーラ関東株式会社が、2014年7月に関東エリアでは初となるサーラプラザ横浜青葉を横浜市青葉区にオープンさせました。また、連結子会社のガステックサービス株式会社は同年9月に湖西営業所(静岡県湖西市)を改装し、サーラプラザ湖西としてオープンさせました。これによりサーラプラザは全11拠点となり、サーラと地域のお客さまをつなぐ重要な拠点として活用していきます。

・環境関連ビジネスの拡大
エンジニアリング&メンテナンス事業では、連結子会社の株式会社中部が、2014年11月に同社が主導する共同企業体を通じて、豊橋市明海町に建設残土や建設廃棄物を再生するリサイクルプラントを建設しました。需要拡大への対応と、循環再生という視点から新たな取引先を開拓することにより、環境関連ビジネスの拡大に取り組んでいます。

当連結会計年度の業績につきましては、売上高は前連結会計年度比2.6%増の140,853百万円となりました。売上原価は円安の影響により原料価格が高めに推移したことから、前連結会計年度比3.0%増の110,965百万円となりました。販売費及び一般管理費は経費圧縮に努め497百万円減少したため、営業利益は前連結会計年度比56.6%増の2,513百万円、経常利益は前連結会計年度比41.5%増の2,909百万円となりました。また、特別損失として固定資産の減損損失282百万円を計上しました。これにより、法人税等費用の合計額は前連結会計年度比60.3%増の1,175百万円となりました。以上の結果、当期純利益は、前連結会計年度比8.7%増の1,421百万円となりました。

セグメント別の概況は次のとおりです。

エネルギーサプライ&ソリューション事業
売上高 66,345百万円(前連結会計年度比3.2%増)
営業利益 1,668百万円(前連結会計年度比8.4%増)
LPガスの販売は需要期の気温が前年を上回ったことなどにより、家庭用、業務用を中心に販売量が減少しました。原料価格の上昇に伴う販売価格の改定を行ったことから、売上高は増加しました。また、リフォーム営業を強力に推進したことなどにより、リフォーム関連を中心に器具売上高は増加しました。これらの結果、売上高、営業利益ともに増加しました。

エンジニアリング&メンテナンス事業
売上高 32,043百万円(前連結会計年度比3.0%増)
営業利益 912百万円(前連結会計年度比123.4%増)
建築部門は、高齢者向け施設などこれまで受注した物件の完成工事が増加しました。また、メンテナンス部門は、産業用ソーラー機器の販売が好調に推移したことから、売上高は増加しました。利益面では売上高の増加に加え、収益を重視した受注や工程管理の徹底など利益率の改善に取り組んだ結果、営業利益は大幅に増加しました。

カーライフサポート事業
売上高 14,855百万円(前連結会計年度比2.2%減)
営業利益 633百万円(前連結会計年度比16.4%減)
輸入車販売部門は消費税増税後の買い控えが響き、フォルクスワーゲン、アウディともに販売台数が減少したことから、売上高は減少しました。利益面では新車の販売台数の落ち込みに加え、中古車販売部門における下取り車の不足や、価格相場の低下などの影響により利益率が低下したことから、営業利益は減少しました。

アニマルヘルスケア事業
売上高 20,765百万円(前連結会計年度比4.4%増)
営業利益 149百万円(前連結会計年度は営業損失6百万円)
動物用医薬品の販売はノミ、ダニ薬やフィラリア予防薬などに新商品が投入されたことから、好調に推移しました。畜産分野は、消毒剤などの商材を中心に養豚関連の販売が上向いたため、売上高は増加しました。利益面では売上高の増加に加え、経費圧縮の効果が表れたことにより、営業損益は黒字に転じました。

ホスピタリティ事業
売上高 2,292百万円(前連結会計年度比0.1%増)
営業損失 261百万円(前連結会計年度は営業損失397百万円)
ホテルアークリッシュ豊橋は主力のブライダル部門において、小規模な披露宴が多かったことから、組当たりの単価が減少しました。一方、宿泊部門はホテルアークリッシュ豊橋、ホテルday by dayともに法人利用が増加したことなどにより、客室稼働率が上昇しました。以上により売上高は前期並みを維持し、営業損失は縮小しました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の増加6,821百万円、投資活動による資金の減少2,996百万円、財務活動による資金の減少1,937百万円となり、あわせて1,887百万円増加いたしました。この結果、当連結会計年度末の資金は9,601百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、6,821百万円(前連結会計年度比59.8%増加)となりました。これは主に、「減価償却費」3,202百万円、「税金等調整前当期純利益」2,705百万円、「売上債権の減少額」1,572百万円などの増加要因と、「法人税等の支払額」839百万円などの減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,996百万円(前連結会計年度比79.9%支出の増加)となりました。これは主に、「有形固定資産の取得による支出」2,703百万円、「貸付けによる支出」809百万円などの減少要因と、「貸付金の回収による収入」797百万円などの増加要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,937百万円(前連結会計年度比31.4%支出の減少)となりました。これは主に、「長期借入金の返済による支出」5,027百万円、「短期借入金の純減額」1,300百万円、「配当金の支払額」386百万円などの減少要因と、「長期借入れによる収入」4,950百万円などの増加要因によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03408] S1004542)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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