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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100283E

有価証券報告書抜粋 株式会社ブルボン 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 研究開発の目的
当社グループは「安全・安心・安定および健康」をお客様にお届けすることを目指し「品質保証第一主義」に徹した活動を行っております。
新しい時代のニーズや少子高齢化への対応、生活習慣病予防のための商品開発、新素材開発の研究、おいしさと楽しさの追求、消費者ニーズや流通からの要請への迅速な対応、新カテゴリーの創造、独創機械開発、流通開拓を目的としております。

(2) 研究開発の課題と成果
○ 先端研究、健康・栄養研究分野
健康科学研究所では、先端医学研究、植物高付加価値化研究、素材技術開発研究、食品の生理機能性研究を通じて健康事業の基盤整備に取り組んでまいりました。
先端研究分野では、信州大学医学部との共同成果である、「多能性幹細胞の増殖抑制・形質維持技術」を活用した再生医療向けツール開発のための評価研究を行いました。
植物高付加価値化研究としては、閉鎖系環境(植物工場)において、機能性を有する天然有機化合物の富化に関する研究や、野菜の栄養成分や味を制御し、商品価値を高めるための研究を行いました。
また、2013年4月より、信州大学医学部内に寄付講座(メディカル・ヘルスイノベーション講座)を設置し、伝統食材の機能性顕在化のための研究や、新たな食品機能評価システムの構築のための基礎研究を行ってまいりました。
健康・栄養研究分野では産学における共同研究を継続し、「高アミロース米の湿熱処理加工による便秘改善効果」「イソマルチュロース(パラチノース®)の持続性運動能力の向上効果」そして、「ココアのポリフェノール組成と抗酸化活性に関する検討」等について学術研究報告を行いました。

○ 新製品開発分野
製品開発分野では、消費者の食に対する安全・安心・安定への要求の高まりの中で、生活スタイルの変化に対応した製品と、市場のニーズ・流通業界の要望にお応えする実質価値のある製品、特に市場のトレンドである新しい口どけや食感および和素材と洋菓子のコンビネーションなどをテーマに取組みました。
新たな製造技術による製品の開発展開として、チョコレートでは、ミルクチョコレートとプレッツェルを組み合わせたチョコスナック「プチクマランド」、フルーツグラノーラとヨーグルト味のチョコレートを組み合わせた「フルノーラ」、グミでは、チュルッとした食感の果汁ゼリーをグミの中に閉じ込めた「チュルーツグミ」、スナックでは、サクサクの食感と濃厚なキャラメル風味のコーンスナック「プチキャラメリッチ」などの開発を行いました。
ちょっと贅沢にワングレード上を楽しむ商品として、高品質クッキー「ココアロールクッキー」「ショコラナッツクッキー」、「アルフォートミニチョコレートプレミアム」、「大人のチョコあ~んぱん」「大人プチベイクドチョコケーキ」などを開発しました。
健康志向への対応商品として、ビスケットでは、ヘルシーな素材の黒豆を丸粒のまま練り込んだ「黒豆ごろごろ」やシリアルを練り込んだ「六穀ざくざく」、チューインガムでは、デジタルライフをサポートするルテインを配合した機能性ガム「ルテインPCガム」、キャンデーでは、体にやさしい乳酸菌を一袋に1000億個配合した「乳酸菌のど飴」、飲料では、美容系の果汁飲料「うるおうベリー140mℓ」などの開発を行いました。また野菜をベースにしたポテトチップスの“ベジポテトシリーズ”、デザートでは粒状のゼリーを入れたドリンクタイプのチルド商品“粒ジュレシリーズ”を展開しました。
夏季対応商品では、凍らせてもなめらかな食感の“凍らせて食べるフルじぇらシリーズ”に、マンゴー、ピーチ、レモン味などの開発、またソルトシリーズでは、チョコレートで「夏トリュフ塩バニラ味」、ビスケットで「ショコランデ塩バニラ」、焼菓子で「ロアンヌソルティレモン」、キャンデーで「ミネラル塩タブレット」などの開発を行いました。

○ 機能性食品分野
機能性食品開発部では、消費者の健康ニーズにお応えするため、ビスケットの特定保健用食品「充実センイココアビスケット」、美容ドリンク「B-Queen50mℓ」やサプリメント「N-アセチルグルコサミンプラス」のヘルス&ビューティー商品を開発しました。また栄養調整食品で“スローバーシリーズ”のリニューアルと新味「スローバースィートポテトクッキー」を展開するとともに、健康志向食品、素材等の調査・研究・開発に取り組みました。



装備開発部では、新製品のための新しい機械及び装置の研究・開発とその軌道化、基幹設備の設備更新時の新しい機構、機能の導入研究および機械開発とその軌道化、品質向上のための設備の根本的な見直しと、そのための研究・検証活動や設備改善、安全・安心のための各種検査装置等の開発および導入検証、省人化・収益性改善のための設備開発などに取り組みました。
自販機営業部では、複合食品自動販売機「プチモール」の設置拡大に合わせて、新しいコンセプトやさらなる省エネルギー、脱エネルギーを目指した独自の自動販売機開発およびエンターテーメント性の高いデザインや付帯機構の研究・開発とその実現に向けた試作検証を継続的に行っております。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費は953百万円(前年同期比98.7%)となりました。

(3) 研究開発の体制
当社グループでは、経営企画本部と開発開拓本部とに二分して取り組んでおります。
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経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00380] S100283E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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