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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100257K

有価証券報告書抜粋 ブックオフコーポレーション株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、財政状態及び経営成績に関する以下の分析が行われております。
連結財務諸表の作成に際しては、一部、見積り及び判断に基づく数値を含んでおります。見積り及び判断は、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループは、特に以下の重要な会計方針が、当社の連結財務諸表の作成において使用される重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。
①貸倒引当金
当社グループは、フランチャイズ加盟店に対するロイヤリティ及び商品販売に係る売掛金並びに店舗等の賃借に伴う保証金等の回収不能時に発生する損失の見積額について、貸倒引当金を計上しております。
②棚卸資産
当社グループは、全社的見地による在庫水準と今後の新店計画等を勘案して、棚卸資産の評価減を計上しております。
③売上割戻引当金
当社グループは、店舗で発行したスタンプの利用による売上割戻見込額について、売上割戻引当金を計上しております。
④店舗閉鎖損失引当金
当社グループは、不採算店の見直しと、戦略的な店舗リプレイスのための退店等で発生する損失の見積額について、店舗閉鎖損失引当金を計上しております。

(2)財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度における流動資産の残高は20,844百万円(前連結会計年度末は19,351百万円)となり、1,492百万円増加しました。業容の拡大に伴い、商品が430百万円増加したことに加えて、現金及び預金が967百万円増加したことが主な要因です。
(固定資産)
当連結会計年度における固定資産の残高は19,492百万円(前連結会計年度末は20,103百万円)となり、611百万円減少しました。出店投資等により資産を取得した一方で、償却進行や閉店に伴う減損、除却により、有形固定資産が201百万円減少、償却により無形固定資産が235百万円減少、閉店等により差入保証金が減少したことで投資等が174百万円減少したことが主な要因です。
(負債)
当連結会計年度における負債残高は25,110百万円(前連結会計年度末は24,205百万円)となり、904百万円増加しました。社債が1,000百万円増加したことが主な要因です。
(純資産)
当連結会計年度における純資産残高は15,226百万円(前連結会計年度末は15,249百万円)となり、23百万円減少しました。剰余金の配当を行った一方、当期純利益を計上したことにより利益剰余金が487百万円増加したこと、また自己株式を取得したことで、自己株式が634百万円増加したことが主な要因です。

(3)経営成績の分析
当連結会計年度の業績は、売上高79,159百万円(前連結会計年度比3.2%増)、営業利益2,024百万円(同5.7%増)、経常利益2,608百万円(同10.2%増)、当期純利益951百万円(同10.1%減)となりました。
(売上高)
売上高は、前連結会計年度に比して2,488百万円増加いたしました。ブックオフ事業及びリユース事業における新規店舗の出店や、オンライン事業の業容拡大が主な要因です。
(売上原価)
売上原価は、前連結会計年度に比して1,332百万円増加いたしました。新規出店やオンライン事業の売上増加に伴い売上原価が増加した他、「BOOKOFF」既存店においてロスが増加したことが主な要因です。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比して1,045百万円増加いたしました。ブックオフ事業及びリユース事業における新規店舗の出店に伴うパート・アルバイト給与や水道光熱費、地代家賃の増加が主な要因です。
(営業外損益)
営業外収益は、前連結会計年度に比して150百万円増加、営業外費用は18百万円増加いたしました。営業外収益の増加は、古紙等リサイクル収入が増加したことが主な要因です。
(特別損益)
特別利益は、前連結会計年度に比して64百万円増加、特別損失は45百万円増加いたしました。特別利益の増加は、投資有価証券売却益の計上が主な要因です。特別損失の増加は、店舗閉鎖等に伴う店舗閉鎖損失や減損損失を計上したことが主な要因です。

(4)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご覧下さい。

(5)経営戦略の現状と見通し
当社グループは、リユースのインフラとなるべく、「BOOKOFF」を中心とした総合リユースへの事業拡大を目指し、「BOOKOFF」を中心に様々なリユース商材を集めた大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」と「BOOKOFF」にアパレル商材を複合させた「BOOKOFF PLUS」を当社グループの中核パッケージとして出店とリニューアルの促進を図っており、次期は「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を2館、「BOOKOFF PLUS」を2店舗出店する計画です。
既存店については、引き続き運営コストの抑制に努めますが、一方で来店客数の維持向上を図るための会員カードサービスを導入することにより先行費用が発生する見込みです。またオンライン事業において、運送業者による宅配買取サービスにかかる送料の値上げにより荷造発送費の増加が見込まれること、またさらなる業容拡大を見越した倉庫拡張・システム投資など先行投資がかさむことにより、販売費及び一般管理費が増加する見込みです。
各セグメントで行う取り組みは次のとおりです。

(ブックオフ事業)
2015年3月期の出店は、既存「BOOKOFF」店舗のリプレイスとして、大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」2館、「BOOKOFF PLUS」2店舗の出店を見込んでおります。
既存店は、仕入向上のための取り組みと同時に、仕入した商品を最大の売上につなげるため、引き続き販売価格や販売促進の施策見直しを図るとともに、トレーディングカード・中古携帯電話・プライベートブランド商品の取り扱いを拡大することで新規利用の客数増加につなげてまいります。また、新たに会員カードサービスの導入により来店客数の維持向上を図ります。
また、2014年4月24日にヤフー株式会社と締結した業務提携契約に基づき、「BOOKOFF」店舗の商品の「ヤフオク!」への出品を一部店舗で開始いたします。インターネットという新たな販路を活用し、店舗の販売効率向上を図ります。
オンライン事業につきましては、ECサイト「BOOKOFF Online」の業績が引き続き好調のため、次期についても増収を見込んでおりますが、一方で運送業者による宅配買取サービスにかかる送料の値上げにより、荷造発送費の増加が見込まれること、またさらなる業容拡大のためには倉庫拡充やシステム投資が必要であり、次期はそれらの先行投資を行うことにより、販売費及び一般管理費は増加する見込みです。
(リユース事業)
2015年3月期の出店は、大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」2館、「BOOKOFF PLUS」2店舗の出店を見込んでおります。「BOOKOFF SUPER BAZAAR」、「BOOKOFF PLUS」を継続的に出店することで増収を図り、リユース市場におけるシェア拡大と収益性の向上を進めてまいります。
(パッケージメディア事業)
「TSUTAYA」店舗は競合関係が厳しく、新品CD等販売も市場が縮小傾向にありますが、商材のバリエーションを増やすことで来店客数の維持向上を図るとともに、引き続き販売費及び一般管理費の削減により、収益性向上を図っていく考えです。
(その他)
当期に新たに立ち上げたハグオール事業については、引き続き訪問買取サービス等仕入拡大施策を推進する一方で、将来の業容拡大と収益性確保のための効率的な業務オペレーション構築に必要な投資を継続いたします。
また、2014年4月24日にヤフー株式会社と締結した業務提携契約に基づき、「BOOKOFF」店舗等にハグオール事業と連携した総合買取受付窓口を設置し、書籍・CD・DVD・ゲームに限らず、幅広い商品の買取するサービスを試験的に開始いたします。総合買取受付窓口を通じて仕入れた商品は「ヤフオク!」へ出品・販売することで、収益向上を図ります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03430] S100257K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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