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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100201M

有価証券報告書抜粋 株式会社 JFLAホールディングス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済・金融政策による円安基調が進んだことで、輸出環境及び企業収益が改善するなど、景気回復の兆しが見受けられました。一方で新興国の景気減速や、消費税増税に伴う個人消費低迷への懸念もあり、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く経営環境についても、消費マインドは若干の持ち直しが見られるものの、原材料価格の上昇や消費税増税に伴う節約志向の高まりへの懸念などもあり、引き続き厳しい状況が続いております。
このような中で、当社グループは「食のバリューチェーンを構築する」という新たな目標を掲げ、「既存ブランドの競争力強化と成長」、「ブランド・ポートフォリオの多様化」、「海外市場への進出」、「食品生産事業と六次産業化への取り組み」の各課題に取り組みました。
子会社である株式会社プライム・リンクの「牛角」は、各種キャンペーンやテレビCMに加え、LINEその他のメディアを使用した販促施策等の効果もあり好調に推移しました。またここ数年で出店した関西都市部の大型店舗が継続的に好調を維持し業績を牽引しました。「とりでん」は、株式会社レインズインターナショナルから総本部の権利等を譲り受けて展開エリアを全国とし、新たにエリアとなった新潟県に新規店舗をオープンしたほか、テイクアウト販売やLINE販促の開始など客数増加への取り組みも進めました。「おだいどこ」では不採算の直営店を閉店する一方、メニュー構成の大幅な見直しを含めた業態の再構築を開始しました。当期に2店舗を譲り受けて運営を開始したとんかつ業態「キムカツ」は、アルコール需要の掘り起こしなどによる客単価の上昇に加え、イベント会場での弁当販売など新たな取り組みも好調で、売上、利益ともに寄与しました。
同じく子会社である株式会社とり鉄の「とり鉄」では、高級素材を使った期間限定メニューの投入や新たな名物「手羽つく」の発売など、メニューの価値向上に取り組みました。
こうした結果、既存業態売上高前年同期比においては、「牛角」102.7%、「とりでん」95.5%、「おだいどこ」92.1%、「とり鉄」98.3%、グループ飲食事業全体で99.1%となりました。
株式会社フードスタンドインターナショナルは、2013年12月に大阪でロールケーキ等を製造販売する「GOKOKU(ゴコク)」7店舗の事業を譲り受け、洋菓子の製造販売を開始しました。
また、2013年9月には熊本県の乳製品加工メーカーである「株式会社弘乳舎(こうにゅうしゃ)」の株式を取得、子会社化して生産、製造事業に進出を果たし、自社商品開発の強化や新たな販路の開拓などの取り組みを進めました。
以上により、当連結会計年度の売上高は9,396百万円(前年同期比28.4%増)、営業利益は562百万円(同57.8%増)、経常利益は460百万円(同27.9%増)、当期純利益は300百万円(同7.2%増)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
①店舗運営
株式会社プライム・リンクにおいては2店舗を譲り受ける傍ら4店舗を閉店し、株式会社とり鉄においては2店舗を譲り受ける傍ら2店舗を閉店しました。一方で株式会社フードスタンドインターナショナルが譲り受けた洋菓子を製造販売する「GOKOKU(ゴコク)」の7店舗が加わりました。株式会社とり鉄におけるフランチャイズ加盟店との間の譲渡・譲受を含めると、当連結会計年度末における当社グループの直営店舗数は48店舗となり、店舗運営の売上高は3,022百万円(同4.3%増)、営業利益は114百万円(同147.4%増)となりました。

②フランチャイズ
株式会社プライム・リンクでは13店舗を出店する傍ら13店舗を閉店し、株式会社とり鉄は1店舗を出店する傍ら2店舗を閉店しました。また株式会社フードスタンドインターナショナルでは4店舗を閉店しました。この結果、当連結会計年度末における当社グループのフランチャイズ店舗数は297店舗となり、フランチャイズの売上高は3,384百万円(同11.5%減)、営業利益は1,143百万円(同28.8%増)となりました。

③食品
乳製品の加工受託及び製造販売事業を主たる事業とする株式会社弘乳舎が行う生産余剰乳の加工受託事業及び各種乳製品の製造販売事業により、食品の売上高は1,903百万円、営業利益は96百万円となりました。

④その他
転貸における売上、加盟企業向け販促物の売上、通販や催事における商品売上等を中心に、売上高は1,086百万円(同81.9%増)、営業利益は132百万円(同181.3%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,970百万円増加し2,630百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりとなりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、1,168百万円となりました。これは、主に店舗営業による収入やフランチャイズ事業におけるロイヤリティ収入などに加え売上債権の増加116百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、2,445百万円となりました。これは、主に株式会社弘乳舎の子会社化による子会社株式の取得による支出2,085百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は、3,242百万円となりました。これは、主に長期借入れによる収入3,427百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03508] S100201M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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