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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FEF

有価証券報告書抜粋 株式会社すかいらーくホールディングス 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におきましても、引き続き、グループ経営理念『価値ある豊かさの創造』の具現化を目指し、一人ひとりのお客様の生活がより豊かになり、より快適に過ごしていただけるような地域に根差した店舗作りを推進いたしました。
当社は成長戦略として1)安定かつ継続した売上成長の実現(既存店の収益力強化、新規出店)と2)事業運営の更なる最適化を通じた利益率向上を掲げております。当連結会計年度での同戦略の進捗は下記のとおりになっております。
1)安定かつ継続した売上成長の実現
・グループ合計で332店舗のリモデル(店舗内外装の刷新)を行い、時代にあったデザインを追求することで、居心地の良さを向上させ来店動機となる機会を創出しました。
・グループ内で26店舗のブランド転換を行い、出店地域の状況変化に応じて、よりお客様のニーズに対応したブランド展開を行いました。
・お客様のブランドごと利用動機に基づき、当社の垂直統合プラットフォーム(注1)を活用して、お客様が望む商品を、安全でうれしい価格で提供いたしました。特に旬や話題性の高い食材を積極的に活用し、カナダ産オマール海老や広島産牡蠣を使用したメニューを導入して高客単価帯のお客様により高品質な商品を提供するとともに、ガストの主力商品であるチーズINハンバーグの399円キャンペーンの実施、バーミヤンの主力商品であるラーメン・チャーハンの改良、げんき100ばいアンパンマンキャンペーンの強化を図るなど、中客単価のお客様により魅力的な価格にて商品を提供いたしました。更に、お客様に密接したコミュニケーションを図るために当グループのリーディングブランドであるガストにて導入したモバイルアプリのダウンロード数が、2014年12月末現在でおおよそ150万に達しました。
・対前期比9.9%のデリバリー事業(宅配)の売上高成長を実現し、高齢者社会や女性の社会進出など、新しい利用動機に柔軟に対応しました。
・主に都市部駅前立地を中心に44店舗(ガスト17店舗、ジョナサン4店舗、バーミヤン2店舗、夢庵5店舗を含む)の新規出店を行いました。
これらの施策を通じてお客様満足度の向上を目指した結果、当社の当連結会計年度の全店売上高は消費増税の影響にもかかわらず前期比102.3%となりました。また、国内グループの既存店売上高は前年同期比で第1四半期連結会計期間100.3%、第2四半期連結会計期間104.0%、第3四半期連結会計期間100.7%、第4四半期連結会計期間102.7%となりました。
2)事業運営の更なる最適化を通じた利益率向上
・円安や主に肉類を中心に食材市場価格が上昇いたしましたが、購買・加工・物流における最適化を継続的に実施し、原価率を前期比で同水準(30.1%)といたしました。また、サプライチェーンの更なる効率化を図るため西日本のマーチャンダイジングセンター(注2)の統合に着手いたしました。2016年に東日本を含めた全国規模の統合完了を予定しております。
・店舗オペレーションシステムを更に推進し、調理システムや省エネ機器の導入など店舗設備の改善と効率化を図りました。また、サービスレベルの向上に取り組み、主要5ブランド(注3)におけるお客様の満足度スコア(カスタマーボイスプログラム)を2014年12月末時点で2013年12月末に比べ7%改善いたしました。クルー採用につきましても新宿採用センターの設立や採用活動の集中化を行い、より効率的な採用活動をすることで主要5ブランド合計で前期比8%の採用増を実現し、お客様満足度の向上や売上増加策を強化いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上収益は3,400億2百万円(前期比75億18百万円増)、営業利益は216億42百万円(前期比9億21百万円減)、税引前利益は167億67百万円(前期比49億67百万円増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は94億69百万円(前期比23億82百万円増)となりました。
EBITDAは347億87百万円(前期比6億20百万円減)、調整後EBITDAは422億10百万円(前期比36億58百万円増)、調整後当期利益は131億74百万円(前期比30億62百万円増)となりました。また、当連結会計年度末時点での店舗数は3,014店舗(期首時点は3,006店舗)となりました。
(注1)垂直統合プラットフォームとは、商品開発から食材の調達、製造、物流、料理の提供まで一気通貫して行う当社のサプライチェーンの仕組みを指しております。
(注2)マーチャンダイジングセンターとは当社の製造・ピッキング拠点であり、現時点で全国で9ヶ所のマーチャンダイジングセンターと1ヶ所の製造専門拠点を保有しております。
(注3)主要5ブランドはガスト、ジョナサン、バーミヤン、ステーキガスト、夢庵を指しております。
(注4)EBITDA、調整後EBITDA及び調整後当期利益につきましては、「7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(参考情報)」の注をご参照下さい。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① レストラン事業
レストラン事業につきましては、外部顧客に対する売上収益は3,306億56百万円(前期比73億96百万円増)となりました。
② その他
その他につきましては、外部顧客に対する売上収益は93億46百万円(前期比1億22百万円増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ95億円増加し、233億83百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、371億47百万円(前期は270億16百万円)と大幅増となりました。これは主に、税引前利益167億67百万円、減価償却費及び償却費129億64百万円を計上したこと等によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は117億81百万円(前期は94億80百万円)となりました。これは主に、新店・転換・リモデルの店舗投資を含む有形固定資産の取得による支出117億15百万円等によるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により使用した資金は159億21百万円(前期は155億7百万円)となりました。これは、長期借入金の返済による支出147億円、リース債務の返済による支出41億94百万円及び株式の発行による収入47億27百万円等によるものであります。

(3)国際会計基準により作成した連結財務諸表における主要な項目と、日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項
(のれんの償却に関する事項)
日本基準において、のれんの償却についてはその効果の及ぶ期間を見積り、その期間で償却することとしておりましたが、国際会計基準では国際会計基準移行日以降の償却を停止しております。
この影響により国際会計基準では日本基準に比べて、販売費及び一般管理費(のれん償却費相当額)が前連結会計年度7,387百万円、当連結会計年度7,387百万円減少しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03515] S1004FEF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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