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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001TU2

有価証券報告書抜粋 株式会社スーパーバリュー 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度(2013年3月1日から2014年2月28日まで)におけるわが国経済は、政府による各種経済政策や日銀の金融政策を背景に円高の是正、株価の上昇が進み、景気は回復基調を続け、個人消費においても一部回復の兆しが見られました。しかしながら、物価上昇の影響や2014年4月の消費税増税により消費マインドの低下が懸念され、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
当社の所属する小売業界におきましては、食品や日用消耗品を中心にお客様の低価格志向・節約志向は根強く、業態を超えた激しい価格競争が継続し、依然として厳しい経営環境で推移いたしました。
このような環境の中、当社では前事業年度より引き続き、会社の基盤強化を図る取り組みを推進したほか、お客様にとって魅力ある価格、商品の品揃え、お買い物しやすい売場づくりに注力してまいりました。これらの取り組みが徐々に効果を表し、当事業年度において、既存店売上高は前年同期を上回る100.5%となりました。
利益面では、仕入原価の低減や商品の値引き・廃棄ロスの削減、高機能・こだわり商品の品揃え充実、物流センターのより効果的な活用(一部商品の備蓄化)に継続して取り組み、激しい価格競争による影響はありましたが、売上総利益率は前年同期と同水準の20.6%を確保することができました。
経費面では、経費節減への取り組み効果は表れているものの、2013年4月に入社した新卒社員51名の人件費、新店及び店舗改装に係る一時経費約1億5百万円及びValuePlaza上尾愛宕店の賃貸借契約(「固定資産の信託設定、信託受益権の譲渡及び定期建物賃貸借契約の締結並びに特別利益の発生に関するお知らせ」2013年8月23日発表)に伴う家賃の増加により、販売費及び一般管理費は前年同期比104.9%と増加いたしました。また、借入金の一部返済により支払利息は減少しましたが、シンジケートローン組成費用の一括償却により営業外費用が増加いたしました。
店舗展開におきましては、2013年9月12日に朝霞泉水店(埼玉県朝霞市)、2013年10月9日に飯能店(埼玉県飯能市)の2店舗を新規出店し、当事業年度末の店舗数は22店舗となりました。また、売場効率の改善とお客様がよりお買い物しやすい売場づくりを目的とした店舗改装を東所沢店(2013年7月)、上尾愛宕店(2013年7月)、戸田店(2013年9月)、南船橋店(2013年11月)の4店舗で実施いたしました。
なお、ValuePlaza上尾愛宕店の土地・建物の売却に関連して特別利益4億17百万円が発生したほか、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社の保有する固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、店舗に係る減損損失4億12百万円、また雪害による災害損失11百万円を特別損失として計上しております。
以上の結果、売上高は590億62百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益は6億52百万円(前年同期比27.5%減)、経常利益は6億23百万円(前年同期比28.1%減)、当期純利益は3億70百万円(前年同期比26.5%減)となりました。

当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しておりますが、事業部門別の業績を示すと次のとおりであります。
①SM事業
SM事業では、円安や天候不順などによる生鮮食品の相場高に加え価格競争の影響により、前半は売上が伸び悩みましたが、徐々に回復し、夏頃からはプレミアムビールなど高機能・こだわり商品の売れ行きが伸び、依然として価格競争は継続しているものの、新規出店店舗の寄与もあり、売上高は461億14百万円、前年同期比3.4%増(15億33百万円増)と増加いたしました。
②HC事業
HC事業では、省エネ・節電需要からエアコンなど季節家電、冷蔵庫・洗濯機などの大型家電が好調に推移し、消費税増税前の需要増もあり夏以降はリフォーム関係が伸長しましたが、価格競争の激化によりペット用品やインテリア用品が伸び悩み、また春先の低温や秋の台風、2月の記録的大雪など年間を通して天候不順の影響を受け、園芸やDIYなど屋外作業関連の商品及びシーズン商品が伸び悩み、売上高は129億47百万円、前年同期比1.5%減(1億91百万円減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ75百万円減少(前事業年度末は69百万円減少)し10億45百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、12億93百万円(前事業年度に得られた資金は15億8百万円)となりました。これは主に、税引前当期純利益6億18百万円、減価償却費6億82百万円、減損損失4億12百万円、固定資産売却益4億17百万円、法人税等の支払額3億37百万円及び仕入債務の増加額2億37百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、44億46百万円(前事業年度に使用した資金は5億円)となりました。これは主に、ValuePlaza上尾愛宕店のセール&リースバックによる売却代金60億39百万円、新規設備取得等に伴う有形固定資産の取得による支出6億94百万円及び新規出店予定店舗に係る差入保証金の差入による支出8億88百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、58億15百万円(前事業年度に使用した資金は10億77百万円)となりました。これは主に、借入金の純減額54億77百万円及びリース債務の返済による支出2億85百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03523] S1001TU2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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