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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10030YH

有価証券報告書抜粋 株式会社物語コーポレーション 業績等の概要 (2014年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府及び日銀の経済・金融政策により円安・株高傾向が継続したことで緩やかな景気回復の動きが見られるものの、消費税増税に対する不安や物価上昇懸念、また、新興国経済の停滞に伴う海外経済動向の不安などから、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、消費マインドの改善から消費税増税の影響も限定的となり回復の兆しがあるものの、円安等による原材料価格・エネルギーコストの上昇、店舗運営面における人材確保の難しさが深刻化するなど、依然として厳しい経営環境で推移いたしました。
このような環境の中で当社は、今後の持続的な成長の実現を支える経営基盤を築くために、経営理念「Smile&
Sexy」のもと、役職員1人ひとりが社内組織に埋没することなく、また、新たな商品・業態・事業の開発と育成に果敢にチャレンジし、時代の変化に対応するだけでなく、時代の変化を創り出す会社づくりを目指し、以下の2つの項目を底上げするための施策に取り組んで参りました。
①お客様が持つ期待感の遥か上をいく「顧客価値」を常に創造するために業態開発、業態改善を絶え間なく続ける「開発力」
②ホスピタリティ溢れ、お客様のニーズを先読みして行動できるプロフェッショナル性が高く、個性を発揮できる「人財力」
その上で、既存顧客の満足度向上や新たな顧客創造のために、各業態における品質・サービスレベルの向上、新メニュー開発、積極的な販売促進活動などの施策に取り組み、各既存業態のブランド力向上に努めて参りました。
また、成長力のある「焼肉きんぐ」及び「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」を中心とした新規出店を推し進めるとともに、更なる新規出店のための設備資金に充当することを目的に、2013年12月16日を払込期日とする公募増資を実施いたしました
以上の結果、売上高は26,846,925千円(前期比18.9%増)、営業利益は2,011,847千円(前期比7.1%増)、経常利益は2,099,635千円(前期比5.0%増)、当期純利益は1,189,160千円(前期比9.9%増)となりました。
なお、当事業年度末におけるチェーン全体の店舗数は295店舗(直営店145店舗、フランチャイズ店150店舗)となりました。

当事業年度におけるセグメント別の概況については、当社の事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。

①焼肉部門
焼肉専門店ならではの上質な商品の導入、様々な商品を選べる楽しさをより感じて頂けるメニューブックの導入、サービス力の更なる向上の施策に取り組み、リーズナブルな価格で高品質に感じて頂けるテーブルバイキングシステム(お席で注文する食べ放題システム)の改善に注力して参りました。
出店につきましては、「焼肉きんぐ」13店舗を新規出店しました。これにより、当事業年度末の店舗数は82店舗(前期比13店舗の純増)となりました。
この結果、売上高は16,401,904千円(前期比22.1%増)となりました。
②ラーメン部門
看板商品「肉そば」「きゃべとん」を中心としたラーメンカテゴリーだけに留まらずに、アラカルト商品を含めた商品の全面的な見直し、幅広い客層の獲得を意識した新しいメニューブックの導入、サービス力の更なる向上の施策に取り組み、「幅広い客層を獲得できる郊外型のラーメン専門レストラン」という店舗コンセプトを踏襲したフォーマットの改善に注力して参りました。
出店につきましては、「丸源ラーメン」2店舗の新規出店と「二代目丸源」1店舗を閉店しました。これにより、当事業年度末の店舗数は33店舗(前期比1店舗の純増)となりました。
この結果、売上高は4,133,992千円(前期比6.8%増)となりました。
③お好み焼部門
「熟成リブロースステーキ塊」という看板商品を導入した食べ放題コースの改善、気軽に店舗を使って頂くことを意識したアラカルトメニューの充実、女性客層の集客をより強く意識したランチメニューの導入、新たな店舗内外装デザインの導入等、様々な年齢層、グループの利用機会の拡大を図った「鉄板焼きが楽しめるお好み焼き屋」という店舗コンセプトを踏襲したフォーマットの改善に注力して参りました。
出店につきましては、「お好み焼本舗」3店舗の新規出店と1店舗を閉店しました。これにより、当事業年度末の店舗数は19店舗(前期比2店舗の純増)となりました。
この結果、売上高は1,998,286千円(前期比2.9%減)となりました

④専門店部門
専門店の地力向上を目的に、高級店としてのこだわりの商品とおもてなしを追求する取り組みに注力して参りました。また、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」については、今後の多店舗展開を見据えた運営ノウハウの蓄積、メニュー施策を行って参りました。
出店につきましては、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」6店舗を新規出店しました。これにより、当事業年度末の店舗数は「魚貝三昧げん屋」1店舗と「しゃぶしゃぶ海鮮源氏総本店」2店舗を合わせ、11店舗(前期比6店舗の純増)となりました。
この結果、売上高は1,924,120千円(前期比79.2%増)となりました。
⑤フランチャイズ部門
焼肉業態では8店舗の新規出店を実施し、当事業年度末の店舗数は47店舗となりました。ラーメン業態では7店舗の新規出店と1店舗の閉店を実施し、当事業年度末の店舗数は77店舗となりました。お好み焼業態では1店舗の新規出店と2店舗の閉店を実施し、当事業年度末の店舗数は26店舗となりました。これにより、フランチャイズ加盟店舗数の合計は150店舗(前期比13店舗の純増)となりました。
この結果、売上高はフランチャイズ加盟店舗数の増加による売上ロイヤルティ収入の増加等により、2,388,622千円(前期比10.9%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末と比較し2,003,867千円増加し5,338,754千円(前期比60.0%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果得られた資金は2,297,558千円(前期比10.4%増)となりました。これは主に、法人税等の支払額が793,795千円あった一方で、税引前当期純利益が2,058,211千円あったこと及び減価償却費が843,219千円あったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果使用した資金は2,995,274千円(前期比84.8%増)となりました。これは主に、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出が2,408,362千円あったことを反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、財務活動の結果得られた資金は2,701,583千円(前期比486.7%増)となりました。これは主に、株式の発行による収入が2,957,292千円があったこと等を反映したものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03528] S10030YH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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