株式会社伊予銀行 対処すべき課題 (2014年3月期)

当行が拠って立つ地域経済は、少子高齢化・人口減少社会へ本格的に突入し、グローバル化や地域間格差の拡大等が予想されます。また、ネット・流通系銀行の台頭により、金融機関間の競争はますます厳しさを増してまいります。
このような経営環境の下、当行では2012年4月にスタートさせました「2012年度中期経営計画～持続的成長力を備えた中四国No.1のソリューション・バンクへの変革～」を引き続き遂行してまいります。今中計では、「お客さまからの『ありがとう』のために」を合言葉に、お客さまの事業価値や生活価値の向上につながる「ソリューション」を提供し、満足(CS)いただくことで、それを私たちが働く喜びと満足(ES)に換え、さらにCS向上を目指す、「CSとESが相互に高まり合う好循環」を回してまいります。そのため、3つの基本方針として「お客さまに応じた最高のソリューションの提供」、「卓越した経営管理態勢の構築」、「地域社会との長期的なWin-Win関係の構築」を掲げるとともに、その基盤として「組織体質の変革～10年後を見据えた基盤づくり～」を掲げ、これらに基づく諸施策を推進し、「親切で頼りがいあるベストパートナーバンク」の実現に向け取り組んでまいります。