株式会社大光銀行 対処すべき課題 (2014年3月期)

地域金融機関を取り巻く環境を展望しますと、少子高齢化に伴う人口減少により地域経済の縮小が懸念されており、金融機関同士の競合がますます激化し、経営環境は今後、一段と厳しさを増すことが予想されております。
このような状況のなか、私ども地域金融機関に対しては、コンサルティング機能を従来以上に発揮し、地域の中小企業の皆さまに対する事業拡大や経営改善のサポートを通じて、地域社会・経済の活性化に積極的に貢献していくことが期待されております。
こうした諸課題に適切に対処すべく、当行は、第9次中期経営計画「プラスα計画～感謝を笑顔に、笑顔から信頼へ～」を着実に実行し、お取引先企業の成長可能性を重視した新規融資への取組みや付加価値をプラスした金融サービスの提供を通じて、地域社会・経済の活性化に全力を尽くしてまいります。また、効率化を軸にした業務改革を推し進めることで、当行の特長である営業力を一層高め、収益力や営業基盤の強化を図ってまいります。
併せて、お客さまの経営力を見極める目利き力やコンサルティング能力を備えた人材を継続的に育成し、お客さまから真っ先にご相談いただける銀行を目指してまいります。また、お客さまから信頼いただき、安心してご利用いただくため、コンプライアンスの徹底やリスク管理の高度化に引き続き取り組んでまいります。