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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BBO

有価証券報告書抜粋 アイフル株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の積極的な経済政策などから円安・株高が進行し、景況感に改善が見られるなど、緩やかに回復しております。
消費者金融業界におきましても、景況感の改善や大手各社の積極的な広告展開による新規成約件数の増加及び債権ポートフォリオの良質化に伴い、営業貸付金残高の減少に底打ち感が見えるなど、ようやく改善の兆しが見えはじめております。一方で、業界の最大のリスクである利息返還請求については、減少傾向ではあるものの、足もとではほぼ横ばいで推移しており、未だ不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループにおきましては事業再生ADR手続に基づく事業再生計画を着実に履行するため、再生計画に沿った弁済やコスト削減を進めるとともに、事業規模に見合った効率的な広告展開により、更なる新規成約件数の増加や債権ポートフォリオの良質化に努めてまいりました。
今後におきましても、最大の経営課題である利息返還請求に対応しつつ、グループ全体での更なる事業効率の向上に努め、より一層の財務体質並びに収益性の改善に取り組み、事業再生の実現に向け全力を尽くしてまいります。


(業績の概況)
当連結会計年度における当社グループの営業収益は91,858百万円(前期比7.8%減)となりました。その主な内訳といたしましては、営業貸付金利息が50,577百万円(前期比17.9%減)、包括信用購入あっせん収益が13,426百万円(前期比7.3%増)、信用保証収益が7,949百万円(前期比72.5%増)、買取債権回収高が3,011百万円(前期比22.9%減)、償却債権回収額が9,663百万円(前期比10.9%減)となっております。
営業費用につきましては、69,360百万円(前期比18.3%減)となりました。その主な要因といたしましては、利息返還損失引当金繰入額が1,885百万円(前期比89.1%減)となったことなどによるものです。
このほか、ビジネクスト株式会社に係る合弁事業の発展的解消に伴う、負ののれん発生益2,305百万円、債権買取益3,840百万円など、6,398百万円(前期比6.0%増)の特別利益を計上しております。
以上の結果、当連結会計年度における当社グループの営業利益は22,498百万円(前期比52.9%増)、経常利益は24,752百万円(前期比40.3%増)、当期純利益は30,461百万円(前期比34.2%増)となりました。

当連結会計年度におけるセグメント別の状況は次のとおりであります。

(アイフル株式会社)
〔ローン事業〕
無担保ローンにつきましては、WEBやテレビを中心に、事業規模に見合った効率的な広告展開を行い、更なる新規成約件数の増加や債権ポートフォリオの良質化に努めております。
当連結会計年度における当社の無担保ローン新規成約件数は11万7千件(前期比33.7%増)、成約率は45.0%(前期比7.0ポイント増)となりました。
しかしながら、総量規制や利息返還に伴う債権放棄の影響などから、当連結会計年度末における無担保ローンの営業貸付金残高は216,072百万円(前期末比3.8%減)、有担保ローンの営業貸付金残高は37,610百万円(前期末比28.6%減)、事業者ローンの営業貸付金残高は7,093百万円(前期末比20.7%減)となり、結果、ローン事業の営業貸付金残高は260,776百万円(前期末比8.9%減)となりました。

〔信用保証事業〕
信用保証事業につきましては、提携先の新規開拓に加え、既存提携先への新商品の提案や販売促進支援により、保証残高の拡大に努めております。
その結果、当連結会計年度末における個人向け無担保ローン保証先は74社、支払承諾見返残高は43,838百万円(前期末比5.2%増)となりました。また、事業者向け無担保ローン保証先は96社、支払承諾見返残高は36,650百万円(前期末比289.7%増)となりました。
なお、事業者向け無担保ローンの支払承諾見返残高のうち26,860百万円がビジネクスト株式会社への保証によるものです。

以上の結果、当連結会計年度における当社の営業収益は59,196百万円(前期比5.0%減)、営業利益は17,865百万円(前期比54.5%増)、経常利益は22,336百万円(前期比84.7%増)、当期純利益は24,045百万円(前期比125.8%増)となりました。

(ライフカード株式会社)
〔包括信用購入あっせん事業〕
包括信用購入あっせん事業につきましては、WEBを中心とした機能拡充によるカード入会促進とカード会員の利便性の向上に取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度における取扱高は510,785百万円(前期比9.1%増)、包括信用購入あっせん事業に係る割賦売掛金残高は82,382百万円(前期末比4.0%増)となりました。

〔カードキャッシング事業〕
カードキャッシング事業における、当連結会計年度末の営業貸付金残高は32,155百万円(前期末比8.3%減)となりました。

〔信用保証事業〕
信用保証事業につきましては、提携先の新規開拓に加え、既存提携先への新商品の提案や販売促進支援により、保証残高の拡大に努めております。
その結果、当連結会計年度末における個人向け無担保ローン保証先は150社、支払承諾見返残高は21,508百万円(前期末比7.7%減)となり、事業者向け無担保ローン保証先は26社、支払承諾見返残高は423百万円(前期末比547.5%増)となりました。

以上の結果、当連結会計年度におけるライフカード株式会社の営業収益は27,331百万円(前期比3.9%増)、営業利益は1,396百万円(前期比47.6%減)、経常利益は3,219百万円(前期比34.6%減)、当期純利益は2,418百万円(前期比27.1%減)となりました。

(ニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社)
ビジネクスト株式会社に係る合弁事業の発展的解消に伴う債権買取益3,840百万円を特別利益として計上しております。
以上の結果、当連結会計年度におけるニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社の営業収益は306百万円(前期比276.9%増)、営業利益は48百万円(前期は144百万円の営業損失)、経常利益172百万円(前期は108百万円の経常損失)、当期純利益は3,155百万円(前期は103百万円の当期純損失)となりました。

(その他)
2013年4月3日付にて、当社と三井住友信託銀行株式会社が共同出資するビジネクスト株式会社に係る合弁事業について、事業環境の変化を踏まえ発展的に解消し、両社が保有する全株式を当社の100%連結子会社であるニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社へ譲渡しております。
当連結会計年度における報告セグメントに含まれない連結子会社2社(ビジネクスト株式会社、アストライ債権回収株式会社)の営業収益は5,380百万円(前期比52.4%減)、営業損失は140百万円(前期は1,524百万円の営業利益)、経常損失は171百万円(前期は1,459百万円の経常利益)、当期純損失は399百万円(前期は1,258百万円の当期純利益)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前期比5,678百万円増加の66,876百万円(前期比9.3%増)となりました。
当連結会計年度における、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は55,066百万円(前期比152.5%増)となりました。これは主に、営業貸付金などの営業債権の減少による資金の増加が、利息返還損失引当金の減少による資金の減少を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は1,524百万円(前期は1,175百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の売却及び長期貸付金の回収による収入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は50,954百万円(前期比10.3%増)となりました。これは主に、借入金の返済や社債の償還による支出によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03721] S1002BBO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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