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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001MVL

有価証券報告書抜粋 ダイドーグループホールディングス株式会社 業績等の概要 (2014年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済政策や金融政策への期待感から円高の是正や株価の上昇など景気回復の兆しが見られたものの、海外経済の下振れによる影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
飲料業界におきましては、個人消費の一部に持ち直しの動きは見られるものの、依然として継続する低価格化に加え、コンビニのカウンターコーヒーの台頭といった新たな競合が出現するなど、販売競争が益々激化する厳しい状況が続いております。
こうした中、当社グループは自販機事業の維持・拡大並びに流通事業の強化・拡充を図りつつ、コーヒー飲料を主軸として各チャネルに即したマーケティング戦略を展開し、ブランドを一層強化させることで、更なる収益力強化に注力してまいりました。
また、営業効率の改善に向けあらゆる業務の見直しを実施するなど、引き続き徹底したコストコントロールを行い、利益確保に努めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、154,828百万円(前連結会計年度比4.0%増)、営業利益6,004百万円(前連結会計年度比24.3%減)、経常利益5,962百万円(前連結会計年度比22.8%減)、当期純利益は3,712百万円(前連結会計年度比15.8%減)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
①飲料販売部門
商品面では、理想の微糖を追求した「ダイドーブレンド 飲みごたえ微糖」を発売したことに加え、「デミタス」シリーズを「ダイドーブレンド」におけるプレミアムシリーズとして再定義し、小さい缶に贅沢な美味しさのつまった“ご褒美缶コーヒー”というコンセプトのもと、「ダイドーブレンド デミタス」シリーズとしてリニューアルするなど、「ダイドーブレンド」ブランドの更なる強化、幅広いユーザーの囲い込みとシェアの維持拡大に注力しました。
自販機の導入につきましては、消費者に支持される注目度の高い新しい自販機の積極投入と、不採算先自販機の撤去やスクラップ&ビルドという投資効果に主眼を置いた設置ロケーションの選定を行い、採算性を一層重視した強固な全自販機の見直しに注力しました。
また、導入する自販機につきましては、「ヒートポンプ自販機」、「LED照明自販機」など地球環境に優しい節電効果の高い「エコ自販機」の徹底した開発・採択に努めました。また災害時における迅速で有効な支援ツールとなる「災害救援自販機」や、収益金の一部を募金として寄付する「緑の募金自販機」、「盲導犬育成募金自販機」、「ギャラクシー募金自販機」等の「社会貢献型自販機」を投入するなど、地域社会や消費者に支持される新しい自販機の積極投入を行いました。
以上の結果、飲料販売部門の売上高は130,400百万円(前連結会計年度比1.0%減)となりました。
②飲料受託製造部門
近年、消費者ニーズはドリンク剤から健康食品やサプリメント(健康補助食品)への流れに変わり、ドリンク剤と競合する商品が数多く発売されるようになりました。そうしたニーズをいち早く掴み、従来のドリンク剤のノウハウを礎として、「美容と健康」を謳った女性向け商品を開発する体制をつくり上げたことから、多方面にわたり受注を獲得することができるようになりました。
しかし、最近のドリンク市場は減少傾向にあり、ここ数年ドリンク市場を牽引してきた機能性・美容系ドリンクも飽和状態になりつつあるなど厳しい状況で推移いたしました。
このような状況の中、営業開発体制の強化並びに生産体制の整備に努め、受注拡大のため、大手医薬品等有力メーカーに向けて、積極的に提案営業を展開いたしました。
以上の結果、飲料受託製造部門の売上高は10,154百万円(前連結会計年度比4.3%減)となりました。
③食品製造販売部門
ドライフルーツゼリー市場においてトップシェアを有する株式会社たらみの発行する全ての株式を取得し、連結子会社としたことに伴い、前第2四半期連結会計期間より新たなセグメントといたしました。ダイドードリンコが新商品として発売した、とろ~り“おとなの”贅沢食感ゼリー飲料「甘いひととき 白桃ジュレ」、「甘いひととき 白ぶどうジュレ」の共同開発を行うなど、第3の柱となる新分野の事業を獲得したことで、将来の持続的成長を実現できる新たなビジネスチャンスの創出を図り、当社グループの更なる企業価値向上に注力いたしました。
以上の結果、食品製造販売部門の売上高は14,273百万円(前連結会計年度比115.7%増)となりました。
なお、前期は第3四半期連結会計期間より損益計算書を連結しております。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,176百 万円減少し、26,874百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益が5,962百万円(前年同期比1,859百万円減)となったことや、たな卸資産の減少などに より、営業活動により得られた資金は14,764百万円(前年同期は16,491百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形及び無形固定資産の取得による支出などにより、投資活動により支出した資金は16,580百万円(前年同期は 6,704百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
リース債務や長期借入金の返済による支出などにより、財務活動により支出した資金は469百万円(前年同期は 219百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00424] S1001MVL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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