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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10020UM

有価証券報告書抜粋 ダイビル株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度のわが国経済は、各種政策を背景に円高修正や株価持ち直しが進み、企業収益や個人消費が増加するなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。
オフィスビル業界におきましては、東京・大阪各ビジネス地区で空室率は緩やかに改善し、一部で賃料が上昇するなど、マーケットに底入れの兆しが見え始めました。
こうした状況の下で、当社グループは積極的な営業活動を展開する一方、競合ビルとの差別化を目指し、ビル管理品質向上活動を推進するなど「ダイビルならでは」のテナントサービスに努めました結果、全体として高水準の入居状況を維持することができました。
昨年5月には、新中期経営計画「“Design 100”プロジェクト Phase-Ⅰ」を発表いたしました。東京都心3区を中心とした優良なアセットへの投資や、ベトナムにおける高品質オフィスビルの開発等を重点投資分野と定め、5年間の投資総額1,000億円とする成長戦略を掲げております。本計画の下、本年2月に当社として3棟目の介護付有料老人ホームである「アリア恵比寿南」(東京都渋谷区、地上5階、延床面積1,872㎡)を取得いたしました。一方、保有アセットの競争力強化のため、当社は「日比谷ダイビル」および「三田日東ダイビル」のリニューアル工事に着手いたしました。また、当社は諸部門に分散していた広報・広告・宣伝活動を、昨年6月に新設した「広報室」へ一元化し、さらに戦略的に推進しております。
「ダイビル本館」では昨年7月には商業ゾーンがグランドオープンし、また「新ダイビル」につきましては、来年3月竣工予定で建設工事は順調に進捗しており、テナントの決定も着実に進んでおります。なお、昨年8月には本社を「ダイビル本館」に移転し、創業の地で創立90周年を迎えました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① 土地建物賃貸事業
前連結会計年度に稼働した「ダイビル本館」の通期寄与により、営業収益は26,993百万円と923百万円(前連結会計年度比3.5%)の増収となりました。費用面では、「ダイビル本館」の減価償却費等が増加いたしましたが、営業利益は10,502百万円と165百万円(前連結会計年度比1.6%)の増益となりました。
② ビル管理事業
前連結会計年度に子会社化した㈱丹新ビルサービスの収益寄与により、営業収益は8,230百万円と625百万円(前連結会計年度比8.2%)の増収となり、営業利益は649百万円と6百万円(前連結会計年度比1.0%)の増益となりました。
③ その他
工事請負高の減少等により、営業収益は342百万円と188百万円(前連結会計年度比35.5%)の減収となりましたが、営業利益は工事管理料の増加等により、154百万円と34百万円(前連結会計年度比28.7%)の増益となりました。

以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、営業収益は35,566百万円と1,360百万円(前連結会計年度比4.0%)の増収、営業利益は10,022百万円と194百万円(前連結会計年度比2.0%)の増益となりました。
営業外損益では、営業外収益その他が増加したこと等により、経常利益は8,725百万円と218百万円(前連結会計年度比2.6%)の増益となりました。
特別損益につきましては、前連結会計年度に特別利益として投資有価証券売却益248百万円を計上したのに対して、当連結会計年度は固定資産売却益167百万円を計上いたしました。また、特別損失として、前連結会計年度は建替関連損失等計648百万円を計上したのに対して、当連結会計年度は建替関連損失および固定資産除却損計70百万円を計上いたしました。
この結果、当期純利益は5,563百万円と683百万円(前連結会計年度比14.0%)の増益となりました。

(注)1 セグメント別の業績の営業収益については、セグメント間の内部取引を含んでおりません。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事請負、工事管理、不動産仲介等を含んでおります。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は7,832百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,358百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により得られた資金は12,960百万円となりました。税金等調整前当期純利益が増加したことに加え、未払又は未収消費税等の増減額が増加したこと等により、得られた資金は前連結会計年度に比べて2,839百万円増加いたしました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用した資金は8,098百万円となりました。これは主に、「新ダイビル」の新築工事等に伴う有形固定資産の取得による支出であり、使用した資金は前連結会計年度に比べて10,553百万円減少いたしました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により使用した資金は1,532百万円となりました。これは主に、配当金の支払によるものであります。なお、前連結会計年度は社債の発行による収入等により、7,904百万円の収入でした。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03861] S10020UM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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